第56話「割れ鍋に綴じ蓋」で葛飾柴又(PENTAX K-7 試写その3)
PENTAX K-7を中古購入、写りには満足したが、オートフォーカスの精度が、目一杯調整してもあと一歩というところ、というのが前回までの話。
同様の経験は中古の*istDでもあり、マニュアルフォーカス中心の運用をしてきた。が、自分の目の老化も進んでいるので、拡大アイカップがあっても、マニュアルフォーカスは、ちと苦しい。
*istDとは違って、背面液晶を使ってライブビューで拡大することは出来るので、その方策を使えば確実にピントは合うが、光学ファインダーが楽しい筈の一眼レフでそれをやるのは意味が無い。
そこで、最初に戻って、何のためにK-7を買ったかというと、等倍鑑賞とかをするのではなく、フィルムらしさを味わったり、独特の色合いを楽しむためだとすると、多少のピントの甘さは許容出来ると考えた。
さらに、最初に使ったFA28、2回目に使ったDA21やF135ではあまり気にならなかった事を考えると、レンズ(製品仕様というより各々の個体)により、例えば多少前ピン傾向のレンズとだとうまく打ち消されて、許容範囲内に収まるのではないか、とも考えた。これが、「割れ鍋に綴じ蓋」。
そこで、K-7で使いたい手持ちの(単焦点)レンズを片っ端から装着してピントチェックしていった。

結果、OKは、DA15、DA21、FA28、FA43、FA77、F135。
NGは、FA31、FA35、FA50、FA50マクロ、DA55、DFA100マクロ。
OKのレンズだけでも、一通りの撮影は出来そうである。
マクロはNGだが、必要ならこれだけはマニュアルで使うとしよう。
(これは個体差の問題だと思うので、他の人には参考にならない筈)
3回目の試写としては、ちょうど葛飾区に用があったので、柴又をサクッと撮ることとし、レンズはDA15とFA43、それに思いつきでFAJ18-35も持ち出した。

このレンズのことは、いずれ独立した記事にしたい
単焦点3本持ち出してみたものの、混み合う参道でのレンズ交換は気が引けて、帝釈天到着まではずっとFA43で撮り続けた。


露出等は同上

FA43はリミテッド3姉妹の長女。APS-Cで使うと少し切り撮る感じで楽しい。どうせなら、ということで露出はスポット・マニュアルで設定。
スポット測光については、第8話↓でも触れたが、分割測光よりも撮影者の意図を反映させやすく、機種による差異も無い。
ので、まだ分割測光の露出傾向に慣れていないK-7で、撮影結果を液晶画面で確認してから補正をかける手間が無くなり、楽しく使える。
帰りはDA15に付け替えて、広角スナップ。こちらは分割測光。感度も上げて、絞り込む。




短時間の撮影でしたが、休日の午後を楽しく過ごせました。
拙い文章と写真をご覧いただきありがとうございました。
