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140年の時の先に浮かび上がる現代性

そして風景を見渡せば、世界には様々な国がある

大屋根リングの上から、眺めた海に反射する太陽の形。
次に向かった、かつて太陽の沈まぬ国と評された国の
パビリオンは、太陽と海をモチーフとしたデザイン
で、そのアイコニックな外観が話題になったという。



大屋根リングの向こうの、海に映る太陽をモチーフとした



スペイン館へとやってきた。淡い青のタイルで



海が表現する大階段を、太陽のモチーフを見上げつつ



内部へと進む途中にビデオアートが流される



そこにはスペインの文化や



太陽そのものをイメージしたものもある



そして、ルス・ゴメスによって水面下に漂う



生物が現代アートとして表現される



スペイン館は黒潮をコンセプトとし、その流れに



結び合わされる海の豊かさが表現される



青い光に満たされた海の中潜っていくように進んだ先には


スペインの文化や歴史のイメージが展開される



太陽の光に包まれるような鮮やかな空間へ



そこでは、スペインの歴史や文化がモニター上で入り混じり



スペインの光、記憶、LOVE。様々な言葉のかけらや



壁面を埋めるポストカードには、スペインへの旅の誘い



まだ見ぬスペインの地にもいつの日か。カードの中には


140年もの間、建設が続いているという過去からの


記憶を現在へと届け続けるサクラダ・ファミリア。
それもあと10年程で完成の道筋が見えているという



壁面を飾る言葉は、やがて映像に変わり、



スペインの広場や街や



今を生きる人々の姿が交差し



やがて、映像はスペインの現代性へと


スペインの現代性という言葉から、真っ先にイメージ
するのはビルバオに建てられたグッゲンハイム美術館


手がけたフランク・ゲーリーの作品とは神戸でも



その空間にはスペインの今を形作る現代建築の映像が流れる



自由な曲線を描き、街を包み込むような巨大な木造建築は


セビリアの旧市街に建つメトロポールパラソル



スペインの街にちりばめられた現代建築は



アイコンとなるような現代性を帯びていて



風景を時代とともに変えていく


ジャン・ヌーベルによって手がけられたビルは
FCバルセロナのカラーの赤と青をモチーフに



海岸沿いに、帆船が浮かぶように建つ建物は



建物全体がガラスによって光を反射し輝くような


Wバルセロナ。スペインには過去から
未来へとつながる建築の風景がある


スペインと聞いて思い浮かぶものの一つのサグラダ・
ファミリア。2005年に世界遺産に登録されたが、未だ
完成していない建物である。着工したのは1882年で、
それから140年以上もの間、工事が続けられている。
それもようやく先が見え、2026年に中央の大きな塔、
2034年には全体が完成する予定という。都市に次々
に個性をあらわに林立するビル。スペインの現代性
は圧倒的な時間の継続の中で、作り続けられる建物
によって鮮明にもなる。万博でその国の今にふれる。



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