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デザインは移り変わり洗練されて

旅ではひと休みし、進み、立ち止まり、また見上げたり

視点を変えながら、風景に記憶の中の景色を重ねつつ、
気になるものをたどり先へと進む。見上げれば圧倒的
なボリュームで立くそびえる御影石の壁面。その角は
緩やかな表情で、直線と曲線が入り混じるデザインに。


御堂筋の風景を作る建物。通り沿いに立ち並ぶ列柱を
見上げればシンプルな中に、こらされたデザイン
さらに内部には鮮やかな空間が広がり
様々なデザイン、素材、テクスチャーが散りばめられながらも
統一された色調、光の効果により、落ち着きのある空間に
ここは三菱UFJ銀行大阪ビルのギャラリーラウンジで
休日にも一般に開放されている。展示は銀行が所有する
歴史資料で、貨幣の歴史にもふれることができる
江戸時代の金融業者といえば両替商で
姿を大きく変えながら、街も時代を越えて今にいたる
天井の格子組みと呼応するような床の石のパターン貼り
壁面の大理石はリズミカルに空間に変化をもたらし
そのシンプルな複雑さは、空間に厚みをもたせている
縦と横、斜めのラインが混じり合う空間に
設えられるベンチは、落ち着きのある雰囲気と
動きと変化を与えていく

椅子がもたらす効果にも目を留めて

光が空間の中で踊るように拡散する

ギャラリーを手掛けたのは乃村工藝社は

様々な空間を複雑に、シンプルに、鮮やかに

千里の街に変化をもたらす公園のカフェも

建物を空間を楽しみながら、もう少し旅を続けて


今回は御堂筋の風景を北へと向かって

前回は道路の反対側から見上げたり
その姿は建て替え前のデザインを引き継いで
当時の写真をみれば、その時の空気感を思い出す
そして建物は時代を越え、また新たな物語をつづる

三菱UFJ 銀行大阪ビルの建て替えプロジェクト

旅を振り返りつつ懐かしい写真を見つけた。その頃の
御堂筋の風景がよみがえってくる。その時から小さな
自転車で、大阪の街をかけまわる日々。私も年を重ね、
目的は変われど、ずっと同じことを繰り返している。
移り変わる街、時を重ねて変わっていくこと、変わらぬ
ことに思い浮かべ、私も変えられること、変えていき
たいことに、目を向けながらこれからも旅を続けよう。

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