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座ることでも視点は変わって

美術館に展示されたアートが示す世界の捉え方

その視点は様々な角度から、歴史を重ねながら多様な
表現が展開されていく。旅をする中で、ものの見方に
ついてもふれながら歩きながら、時に立ち止まり辺り
を見渡し、座ることでも私の視点を変化させていく。

次の展示はガラスに映り込むシルエットの方へ
ガーデン。それは富山県美術館の20世紀の椅子コレクション
そこでは170点もの所蔵の中から一部が展示
され、展示の中には実際に座れるものもある

緩やかに弧を描く構造の椅子は倉俣史朗によって

そのエキスパンドメタルの素材に
以前の旅で出会った倉俣史朗が手掛けた椅子も思い出す

建物をたどれば椅子との出会いがある

その隣に展示されているのはデザイナー・田辺麗子が
手掛けたスツール。その名前は旧姓から名付けられて

フロアにずらりと並ぶ名作椅子。これでもまだ所蔵の一部
中でも存在感を放つ18個のクッションがつなぎ合わされた

ネルソンマシュマロソファ。他の色では印象もかわって

奥にちらりと見える籐家具のシリーズは、美術館のロビーにも

手掛けたのは剣持勇。柔らかなシルエットにひかれる

さらに奥の見覚えのあるシルエットは
磯崎新によって手掛けられたモンローチェア。その優美な姿は
磯崎新の手掛けた空間の中で輝いて
隣にはチャールズ・レニー・マッキントッシュのウィローや
頂部でデザインが切り替わる
代表作でもあるヒルハウスチェア。いつかの和歌山へ旅では
アーガイルチェアとともに。またいつか和歌山県立美術館にも
手前からジュゼッペ・テラーニのフォリア、
マルセル・ブロイヤーのワシリーチェア
ル・コルビュジエのLC7と並んでいて
マルセル・ブロイヤーのチェスカチェアなど気になるものを
時間がゆるす限り楽しんで。ワシリーチェアは

谷口吉生氏の作る空間に調和して。また香川への旅も

ずらりと並ぶ椅子のひとつひとつを見る時間はなく
すべて気になるけど、いつか見た椅子には愛着も
中之島の国立国際美術館の椅子も振り返りつつ
存在感のあるワーレン・プラットナーのアームチェア

日本の竹細工からヒントを得ているとは。デザインは

洋の東西で交わりながら、すぐれたものが残されて
楽しい富山県美術館の20世紀の椅子コレクション
上部にちらりと映るのはこの椅子だろうか

旅で出会う椅子との思い出も振り返って

展示室を過ぎるとシモン・ゴールドベルグ&山根美代子の

コレクション。今回の旅ではゆかりのあるホテルに

その展示も楽しみながら、その横に置かれるのは
ミース・ファン・デル・ローエのバルセロナチェア
こちらはいつかの名古屋市美術館にて

20世紀コレクションはまだまだ他にも

日刊イトイ新聞での椅子への憧れに共感しつつ

座るという形がデザインされ、それは空間と混ざり

その空間の中で椅子が主役となることも

椅子との出会いを振り返るのものまた楽しくて


旅をして建物を訪れれば、そこに広がる空間と様々な
椅子との関係性に出会う。建物の内部を歩いてめぐり
椅子に腰掛けて、その先の風景に身を委ねたり。建物の
ためにデザインされた椅子や、風景との関係性を持つ
椅子。旅先では個性的なデザインの椅子との出会いが
ある。また旅の終わりに椅子にふれた旅も振り返ろう。


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