見出し画像

山町筋にある土蔵造りの建物をたどって

格子に包まれた家並みを後にして

高岡の街に残された昔ながらの建物をめぐる。そこに
散りばめられたデザインや、保存されつつ活用される
建物を楽しみながら通りを歩き、もう一度、土蔵造りで
建てられた伝統的な建造物が並ぶ山町筋を東へ進む。

金屋町を後にしてもう一度、山町筋へ
通り沿いの重厚な土蔵造りの建物を眺めながら
洋風のデザインも取り入れられた日本遺産の建物は
1936年に建てられた筏井家住宅。レンガ積みと黒漆喰により
落ち着いた雰囲気。観音開きの土扉の開いた状態のデザインも
その先には重要文化財の菅野家住宅。黒漆喰仕上げが美しく
軒庇の天井飾りや観音開きの土扉も重厚なデザインで
軒を支えるのは鋳物の柱。防火壁のコンクリート柱も装飾的で
屋根の上の雷紋が施された箱棟には意匠的な雪割りや鯱
塀に源氏香のデザインなど、様々なデザインが散りばめられて

源氏香は宇治への旅で知ることに

歴史の流れを感じる建物にわくわくしながら

金屋町から山町筋へと高岡の魅力的な街並みを歩き


通りに面した3階建ての洋風建築へとやってきた
柔らかな色合いに親しみを感じつつ
高岡の街の一部を担う建物は、いくつかの店舗で
構成されていて内部空間へと足を踏み入れると、外部から
つながる柔らかな色の市松模様の床タイル。奥の中庭には
土蔵が並ぶ空間が広がって。それぞれの建物は店舗として
八の蔵はモメンタムファクトリー・Oriiは

高岡銅器への着色。そこから金属の着色へと広がって

土蔵の並びの奥には四の蔵の

ランニング&トレイルのお店。様々な店舗が並ぶ

山町ヴァレーの中庭に広がる風景を眺めながら
様々なデザインにも目を留めて

かつての明治の繁栄を支えてきた山町筋の大型商家が

リノベーションされて今も活用されている

山町ヴァレーには物語が生み出される場所となり

その建物は大菅洋介氏によって手掛けられて

運営される大菅商店も高岡の街をおもしろく


そろそろお昼の時間で、建物をぐるりとめぐり道路側へ
そこにはクラフタンという魅力的なお店
ランチ営業に間に合って、さすがに
日本酒というわけにはいかず、昆布締めの定食を頂いて

クラフタンは郷土料理として知られる昆布締めを

時代に合わせた形で展開し、新たな価値を生み出して

山町ヴァレーを楽しんで、そろそろ次の目的地へ

2017年にオープンした山町ヴァレーは、通りに面した
木造3階建ての洋風建築を中心に土蔵造りの蔵が隣接
した建物。元々は大正時代に清水組が手掛けた和風の
建築で、昭和4年に洋風に改装され現在に至るという。

エントランスに足を踏み入れると、柔らかな光の先に
中庭が広がる。暗がりのある空間と光が差し込む空間、
洋風と建築が入り混じりながら、時を刻み、活用されて
街の風景の一部となる楽しい建物。運よくもランチの
時間に訪れることができ、建物の中で昼食に。最初は
富山で寿司の予定だったが、旅は流れに身を任せるの
もまた楽しい。次は建物を後にし、高岡のシンボルへ。

いいなと思ったら応援しよう!