朝靄は風景を見え隠れさせて
旅はゆるやかに、姿を変容させ
移り変わる旅の舞台を、次の目的地へ向けて自転車を
走らせる。辺りは徐々に朝靄に拡散された光を帯びる。
風景は不確かなものから、確かなものへと見え隠れし
ぼんやりとした靄は、旅の期待感を包み込むように。



















自転車で走る。風景が流れてゆく
歩きの旅では得ることのできない速度感とつながり
過去の自転車での旅の風景も思い出す
だんだんと空には明るみが差し、視界が開けていく。
不確かであったものは、確かなものとなり、風景は
実体として立ち上がる。朝靄をまとう田園風景の中を、
光の変化を感じながら進む。自転車での旅の良さは、
歩きの旅と比べて、風景の移ろいを体感できること。
そして自転車ならではの移動距離で、次の目的地へ。
