金と銀の姿に旅の記憶を重ねながら
街全体を手に取るように楽しみながら
大阪の街を南から北へぶらりと歩く。御堂筋には様々
な建物が建ち並び、過去の記憶を受け継ぎながら街は
新しい姿へ変わっていく。変わり続けるもの、形を変え
ながら残されるもの。1933年に建てられた緻密な装飾
をまとう大丸心斎橋店は改装を重ねながら、御堂筋を、
大阪を見守り続けている。そしてそこに舞い降りた金
と銀の優美な彫刻は、建物に新たな生命が吹き込んで。






大丸心斎橋店には美しい空間が広がっている

いう依頼に、ヴォーリズが孔雀を提案したという逸話が残る



名和晃平氏と京都の仏師によるコラボレーション
大丸心斎橋店は歴史を生み出す場所にもなる



つながる大阪の街のデザインに目を留めながら

奈良といえば鹿。名和晃平氏の彫刻をたどる旅へも

大阪駅の時空の広場に設置された金と銀の時計塔


以前には御堂筋の西側の彫刻をたどった

その彫刻は輝き、生命を謳歌するように

もう一度、記憶の中を旅するように



干支のモチーフでつながる風景もある
名和晃平氏の生み出す圧倒的な世界観に、大阪での街
歩きの中でふと出会う。凛と輝きを放つ美しい鳳凰は
時を経た建物に、新たな生命を吹き込みながら、力強く
街を見つめている。金と銀に輝く鳳凰の姿。その金と銀
のモチーフに思いを馳せて、風景のつながりを楽しみ
つつ、記憶のつながりをたどりながら旅を続けていく。
