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次は大阪の街を南から北へ

大きく変化を遂げつつある梅田の街を後にして


梅田から大阪メトロの御堂筋線に乗って南へと向かう


梅田から淀屋橋を過ぎ、本町、心斎橋、その次のなんば
で降りる。大阪に住んでいるので、梅田やなんばは旅
とはいえないかもしれないが、建ち並ぶ様々な建物、
変化し続ける街の風景や空気感を感じることは、私
にとっての旅となり、街そのものが目的地ともなる。
歩きの旅では様々なものが目に映り、視点をゆっくり
と移らせながら、大阪の街を南から北へと楽しんで。


なんば駅で降りて御堂筋を北に向かえば、中央に大きな
開口を持つ建物。数字の8に見えなくもない

以前に集めた街の数字。8に苦労したことを思い出す

それは高松伸氏による斬新なファサード持つ建物

なんばで頂くラーメンといえばこちら。建物と

一体化する金龍の姿も拾い集めつつ

日中は穏やかな道頓堀川にかかるえびす橋を眺めつつ

川と共にある街の風景は、所変われば様々で

御堂筋の歩道をゆっくりと進み、華やかなショーウィンドウと

建物のファサードをたどり、多くのブランドショップ

が建ち並ぶ御堂筋を進む。波打つ表情の壁面を持つ
ルイ・ヴィトン メゾン 大阪御堂筋は青木淳氏の設計で
建物上部は、風をとらえる船の帆に包みこまれるような形状で
強度を持たざるえない建物に柔らかな表情が持たされて
ショーウィンドウの中の旅するような

フラメンコの姿に長崎で出会った風景を思い出し

連なる気球のアートワークに、佐賀の大きな空に

舞い上がる気球の風景に思いをはせる

青木淳氏はルイ・ヴィトンの建物のデザインを多く
手掛けられて、大阪の御堂筋の建物では、大阪の歴史
を彷彿させる菱垣廻船をモチーフにされたという。

ルイ・ヴィトンといえば、ずいぶん前に訪れた銀座で

青木淳氏が手掛け、2004年に建てられた銀座並木通店へ
大小の正方形が散らばる印象的なファサードを思い出す

その建物は役目を終え、今は斬新な波打つ外観へ

青木氏が目指すのは建物に合わせた個別のデザインで

青森県立美術館には訪れたい建物のひとつ。過去には

歴史的な建築を活かし、新たな空間を挿入した建物や

東北の旅では風景を眺め、眺められる建物にも訪れた

ルイ・ヴィトンの隣にはプラダ。こちらは金色のルーバーが

波打つように変化して。御堂筋を彩る様々な表現を

たどり、ブランドそれぞれのファサードを楽しんで

次は長方形が組み合わされたHUGO BOSSの路面店

その隣のショーウィンドウにはデザインされた馬の姿

オブジェはいつかの記憶を思い起こす装置にも 

ステンレスやガラスや石など、ファサードは様々な素材で

構成されながら、御堂筋に沿って輝きを放ち

それぞれの個性を主張しながら建ち並んでいる

街を様々な姿で彩り、書き換えていく建物もあれば

建築当初の表情が残され、受け継がれる建物も


空気感を感じながら、街を歩く。気になるものに立ち
止まっては視点をめぐらせる。御堂筋沿いに建ち並ぶ
建物をたどりつつ、目に留まるものに止まっては歩き
を繰り返し、ようやく複雑な装飾をたずさえた建物へ。

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