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長い歴史の上の刹那を感じて

奈良の町を西へと自転車を走らせて


平城京跡へとやってきた。そこで実物大の復元し、展示
された船の方角は、唐の都に向けられているという。
はるか1300年より前から、その船は大きな海を越え、
唐の都へ。全長30mほどの大きさの木造の船に、120人
程の人をのせ、時には船団を組み唐の長安を目指した。
たどり着けなかった船も数ある中で、唐の文化と技術
が日本に伝わって、この奈良の地に平城京が圧倒的な
スケールで作られた。そして1300年が経つ今もなお、
その場所が保存されて、当時の風景を語り伝えている。


奈良の町を西へ向かい、平城京跡にたどり着いた。平城京跡は
歴史公園として整備され、シンプルな建物の意匠も心地よく
まずは建物に沿って、実物大で復元された遣唐使船へ
1300年より前にこの船で唐の都を目指した人々を思う
遣唐使船の航路は時代に合わせ、北路から南路へ
日本から唐へ、そして唐から日本へと、生まれた歴史の流れ
また歴史の深さへの感慨と、復元された姿に感謝の気持ちを
さらに遣唐使船に上ることができるので
その大きさを体感しながら、歴史のうねりを感じながら
検討大使には部屋が与えられたというが、その他の人は船底に
この大きさの船に120人。壮絶な旅路も予想される
船は帆で風を捉え、無風になれば漕ぎ手によって
大きな空の下、遥かなる唐の都へ
そして今、船上から眺める風景には、歴史をつなぐ建物が建つ
平城宮歴史公園に建てられた建物により、歴史は受け継がれ
そして復元された遣唐使船が過去から未来へ歴史を伝える
この船が連なり、海を突き進む姿を思い浮かべ
船の形に関する資料は乏しく、絵巻や派遣人数から想定された

とのこと。動画でも船の様子を楽しんで

遣唐使として、派遣された様々な人物。中には最澄や空海
歌人の山上憶良も。様々な背景を持ち、海を渡る
奈良を知り、奈良を感じながら旅をして
現代の建物に、屋根の向こうにつながる空を感じ
遣唐使船の大海原へと帆を広げた姿を思い
奈良といえばの、せんとくんもたどりつつ
その歴史を紡ぐ建物のデザインをも楽しみながら
周囲に広がる景色をぐるりとめぐり
平城京に流れる歴史をたどっていく

この建物の美しい屋根を空からも

平城京跡に実物大で復元された遣唐使船。それは奈良
の都の始まりの風景でもある。そこから長い時が流れ、
私はその歴史の刹那に立ち会っている。そして歴史が
語る風景を受け止め、歴史の大きな流れを思い、ただ
私にできることを、地道に続けていこうと感じている。


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