春日大社を後にして、奈良の旅も折り返しに
自転車を停めて歩いた奈良公園で
ゆったりと過ごす鹿の間を縫うように、時の層が積み
重なる風景を中を進み、朱色に彩られた本殿を訪れた。
さて奈良の旅もこの辺りで折り返し、また奈良公園の
中を時を巻き戻すように、現代の建物の間も抜けて。





鹿とつながりの深い春日大社の風景に重なる神鹿像は
春日鹿曼荼羅をモチーフにして、榊と鏡を背負う姿で
この地の歴史を今に伝える鹿の姿も拾い集めて

春日の社は一之鳥居から二ノ鳥居への軸線を持つ

1998年に世界遺産に登録されたことも示す



元の建物を手掛けたのは谷口吉生。そこに流れる
静謐さは、かつて訪れた建築群の空気感につながって
春日大社国宝殿には春日大社が所有する国宝354点や
春日若宮おん祭での舞楽の演奏に用いられる鼉太鼓も
12月の奈良の風物詩ともなる春日若宮おん祭りは






国宝殿も植物園も、訪れたい気持ちをぐっとこらえ







1902年に関野貞が手掛けた建物にもふれながら
奈良公園を訪れた。1300年の悠久の時を紡ぐ建物や、
その思いを未来へとつなぐ現代建築が交差する。深い
緑に包まれながら、のんびりと過ごす鹿たちの風景も。
訪れる程に、様々な顔を見せる奈良公園を後にして。
