そして朱色に彩られた本殿へ
神の使いの動物の間を縫うように
奈良公園の奥に位置する春日大社へと向かう。そこは
全国に約3000社あるという春日神社の総本社であり、
古都奈良の文化財として世界遺産に登録されている。
奈良時代の初め、平城京鎮護のために創建され、主祭神
の武甕槌命(たけみかづちのみこと)が白鹿に乗って
こられたことに、鹿が神の使いとされる所以がある。










奈良といえばのせんとくん


朱塗りの春日大社の鮮やかさの中で

























いざいざ奈良へ、旅を続けて
春日大社の風景に会いに
奈良公園の最奥部へ訪れた
山の斜面に沿って建てられ、立体的に構成された境内
をめぐる。広がる朱色は光を受けて輝くように、また
時の流れの中であせるように、様々な表情を見せる。
境内の燈籠は過去から今にかけて奉納され、春日大社
ならではの風景を作り出している。式年造替によって
本殿は20年毎に建て替えられ、春日移しという習わし
で場所を移し、各地に伝わる。その数は60回を数え、
60回を数えるのは伊勢神宮と春日大社のみだという。
境内に流れる1300年の時の中で、歴史は受け継がれ、
形を保ち、また後世へと伝わる。変わることのない形、
それでも確実に流れる時の間へと、春日大社を訪れた。
