見出し画像

奈良の地に住む動物たちの間を抜けて

奈良に奈良の時の流れがあり

この地ならでは空気感と、動物たちとの一体感がある。
奈良の地に住まう多くの鹿に出迎えられて、その体温
にふれながら、次の目的地へと向かう。幸運を感じる
神様の使いともいう鹿との出会いにまみれるように。

まずは奈良公園で出迎えてくれる鹿にあいさつを

かつての旅先では、出会う鹿の姿に目を留めて

奈良の街には鹿との出会いが街に散りばめられていて

そして奈良公園は多くの鹿が住まう場所でもある
そこで鹿はのんびりと、気のむくままに過ごしていて
好奇心の旺盛な子鹿の間を縫うように進めば
眼の前にそびえ立つ巨大な壁のような東大寺南大門
その柱や梁や壁に、風雪を過ごした長い年月を感じながら
その足元にはくつろぐ鹿の姿。南大門までもが鹿の住まいに
その門は見上げるほどに、吸い込まれるようで
門の両脇には高さ8mを超える仁王像
通し柱は屋根まで続き、四方から柱を固める貫の
連続する様子が圧倒的な造形美を生み出している
観光客でにぎわう南大門をくぐり、国内では稀にみるという
六手先の挿肘木。屋根は空へと持ち上げられるように

せり上がる迫力を肌で感じる。その南大門のすぐ側に

建つ建物にも、空へとすっと伸びる瓦屋根の上昇感
次の目的地はこちらの東大寺ミュージアム。入口の横に
設置された実物大の大仏様の両手は、3mほどの大きさもあり
前に向けられた手のひらは畏れ取り除き
上に向く手のひらは願いを叶えるという
その横のポスターには仏像の姿。今回、
この建物を訪れたのは、以前の奈良の旅で

会えなかった日光、月光菩薩を拝観に。ポスターには

左に月光菩薩、右に日光菩薩、そして中央に千手観音立像
入館券は花喰鳥のデザインで、ちょっとしたことに心もはずみ
館内へ。撮影はホールまでで、旅の記憶に入口で
出迎えてくれる花をくわえて羽ばたく鳥の姿を写真にも
展示室に入る前にロビーをめぐれば、東大寺南大門の模型や
大仏様が安置される台座となる大仏蓮弁に
描かれる蓮華蔵世界図のレプリカも

そして、いざ展示室で圧倒的な空間と仏像にふれる

展示室では日本初となる部屋免震が貴重な国宝を守る

こちらの銅造誕生釈迦仏立像及び灌仏盤では
高さ47.5cmに、釈迦誕生の奇跡が表現されて
展示を満喫し、空へと続く建物の屋根を振り返りながら
思い思いに東大寺ミュージアムを楽しむ人々を後にして
奈良の旅路の先へと進む。次はもう一度
南大門の圧倒的な造形の下をくぐり

以前の奈良の旅路と交差するようにその先へ


旅は奈良の街から奈良公園へと続き、平城遷都1300年
祭の2010年に完成した東大寺ミュージアムを訪れた。
以前の旅でも通りがかったが、内部に設置された迫力
のある仏像の数々を拝観したのは初めてのこと。奈良
に流れる時間の深度の、さらに奥へと誘われて、その
圧倒的かつ繊細な造形と、歴史の重みを体感しながら、
奈良に流れるゆったりとした時間の中で旅を続けて。



いいなと思ったら応援しよう!