建物は風景をまとい、町に溶け込むように
地域の記憶をつなぐ溜池をたどり
ようやく次の目的地へと到着した。まず訪れたのは、
町民の広場でもあり、待合、交流、情報の発信の場、
旅人を迎えいれる場所でもある建物へ。といっても、
ホテルを早朝に出発して、田熊の舞台を踊るように
めぐり、ここでの時刻は8時過ぎ。靄がかった空模様
の中、まだ動き出す前の建物が持つ雰囲気を楽しんで。











独自のフォントは建物を個性的なものにする要素にも



















景観を取り込み、関係し合う建物は
Eurekaが手掛けた多世代交流広場ナギテラス
角度を持った様々な要素が、組み合わされて
見え隠れし、分節され、区切られ、つなぐデザインの
建物に散りばめらた素材も確かめて
多世代交流広場ナギテラス。交流の場であるとともに、
観光案内所の機能を持ち、旅人を迎え入れる建物でも
あるけれど、その日は旅は先も長く、訪れたのは建物
が動き出す前のほんのひとときのこと。靄がかる風景
に建物は浮かび、しんとした建物で、町との物理的な
関係性を体で感じる。建物は訪れる時間や天候により
印象も変わる。私にとってのナギテラスはこのように。
