記憶をつなぐ石垣の間を縫うように
岡山県の津山市の森の芸術祭の会場で
また看板をたどり進んでいく。眼の前には石垣が高く
そびえ立ち、かつての津山城の大きさを物語る。当時、
石垣の上に設けられた櫓の数は大小で77棟もあった
といい、姫路城の櫓の数も凌ぐほどであったという。




今は、桜の季節には1,000本もの桜が咲き誇る場所へ



取り壊され、石垣がその名残りを伝え、今では














石垣の風景に、いつかの旅の景色に思いもよせながら
以前にも訪れた姫路城の櫓の数は、61棟であったと
いい、あらためて今回の津山城の大きさを振り返りる
石垣が残る城趾の風景には、奈良の郡山でも訪れて
九州で過ごした時間では、街の中に残る福岡城址へ
また島原の地で世界遺産となった原城跡も懐かしい



の門では大阪城、名古屋城、江戸城を除き最大であったという









複雑な城郭の構成に、石垣は高さを違え、連続した
風景を生み出している。平滑なもの、荒々しいもの、
時代や場所により、質感は変わっていく。入り組んだ
石垣の上に広がる空に、かつてはそれを遮るように、
建っていた櫓の姿を思い浮かべつつ、城内のその先へ。
