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アートは街を楽しむ装置となって

昨年の11月初旬に森の芸術祭 晴れの国・岡山へ

まず最初に、つやま自然のふしぎ館で、動物の剥製たち
と失われゆく種を題材としたアートにふれ、次は案内
看板もたよりにして、アートをたどる。すぐ隣の城下
スクエアでは、アートは街を楽しむ装置にもなって。

案内看板に導かれるようにアートを順にたどり
作者やアートの内容にもふれながら、次は城下スクエアに
に設置された作品へ。そこではアートに親しむ人達の姿
作品の名は津山ピンポン広場。それはコミュニティを生み出し
デザインされたシャープな形状は、視覚的なおもしろさも持つ
ご自由にという、ラケットを持って楽しみたい所だけど
いつものように気ままな一人旅では、卓球というよりは
角度を変えて、アート作品と街との関係を楽しんで

黒色の土台とネット代わりの板に、天板の薄灰色は

津山城の色ともつながり、交流を生み出す装置となる

そして視線は、自然と城下スクエアのすぐ側に建つ建物へ
ここはつやま自然のふしぎ館を創設した森本慶三により
1926年に建てられた時計塔を持つ木造2階建ての建物
当初は津山基督教図書館とし、日本唯一の基督教公共図書館に
今は森本慶三記念館、歴史民俗館として100年もの歴史を語る
建物の正面にはイオニア式の壁付柱が並び、頂部には妻飾り
凹凸の装飾を設けられた付け柱の間の壁面にはレリーフも
建物の周囲に散りばめられたデザインをたどる

設計は教会建築を手掛けた桜庭駒五郎で、弘前を

代表する教会も手掛けている。そして教会といえば

長崎で出会った鉄川与助。五島列島の旅がなつかしい

建物の周囲をぐるりとまわり、最初の場所から今度は
津山城に設置された作品へと向かう
石段に沿って建つ建物は複雑に屋根が重なって
格子窓に軒瓦、鬼瓦にも引き込まれるように
火灯窓の桟はシンプルな割り付けで、懸魚には十字架の
モチーフで、津山基督教図書館高等学校とのつながりも感じて
建物の意匠を楽しみながら、築地塀沿いに階段を上り
次は津山城趾の中に設置されたアート作品へと

森の芸術祭を目指し、岡山県の津山市までやってきた。
初めて訪れる津山の風景の中で、キリスト教の建物の
デザインのつながりに旅のなつかしさを感じ、日常に
馴染み、自由に利用できるアートな卓球台に親しみを
感じ、津山に広がる風景に期待して、次は津山城跡へ。


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