見えないものに手を合わせるように、ゆらめく光と影の中を
おはらいにもなるという反橋を渡り
住吉大社の本宮をめぐり、その先へ進む。白壁の美しい
御文庫の建物の奥には、初辰まいりの幟が並ぶ。住吉
大社といえば商売初辰・家内安全の「はったつさん」。
初辰とは毎月最初の辰の日のことで、4年を一区切り
として、48回参拝すれば満願成就となるいわれは、
四十八辰、つまり始終発達という意味を持つという。
何事も継続が力となる。私も可能な限り始終、旅路に。



我が家でも福を招いてくれている

























今昔さんぽでも、懐かしい風景を
住吉大社に流れるおごそかで柔らかな空気に包まれた
境内に広がる風景へ。朱色の門の先には、檜皮葺の4棟
の本殿が整然と並ぶ。大きな樹木は境内を包みこむ
ように広がり、木漏れ日をたどるように境内をめぐる。
なでうさぎやはったつさんの招福猫。小さな招き猫が
48体揃うと大きな招福猫に交換してもらえるという。
神様の領域に、人の願いと楽しみが交差する住吉大社。
そしてまた反橋を渡る。ぼんやりとにじむ姿を水面に
眺め、この旅路が、どうか末永く続きますようにと、
住吉大社を後にして、ひとまず今回の旅は終わりへと。
