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次は琥珀色の輝きに引き寄せられて

文化の一つでもあるお酒。日本酒以外にも

琥珀色の輝きにも引き寄せられている。その色合いは
晴れた空の下がよく似合う。心地よい風にふかれつつ、
太陽の光を浴び、輝くカップを片手に、同時に開催の
ライブの音に包まれながら、大人ならではの楽しみを。


コンクリート打ち放しの壁に円のアートが設置された

おにクル。今回は秋晴れの空の下、向かいのグラウンド

で開催されたイベントへ。人々はグラスやカップを片手に
開放的な空間で音楽に包まれながら、思い思いに過ごす
イベントは茨木麦音フェスト。文字通りビールと音に包まれた
全国から20のブルワリーが集まるイベントに。

色とりどりの幟に目移りしながら、各地の風景に

思いをはせつつ会場をめぐる。気になるビールを直感で
陽気なカエルのロゴデザインにひかれたり
様々な素材のエールの味わいを思い浮かべつつも
まず最初の一杯に選んだ蔵ケルシュは

地元大阪の壽酒造が手掛けるクラフトビール


次の一杯も地元大阪から。箕面ビールのポスターは野生の猿を

モチーフに。いつかの猿のデザインも思い出して

次の一杯を選ぶのも楽しみながら、やはり馴染のある色合いの
ビールといえばピルスナーの琥珀色の輝きにひかれて

箕面ビールは、猿が住まう箕面の自然とともにある

猿がモチーフのデザインも秀逸で、たなびく幟に目が留まる


全国から集まったブルワリーの中には、私の地元の三重からも
伊勢角屋麦酒のペールエールは、国際大会で金賞に
ビールを通して、伊勢の風景へも思いをはせて

伊勢角屋麦酒は、1575年創業の老舗餅店が、1997年に
始めたクラフトビール。そこに流れるおもてなしの心

ビール片手に会場をめぐる。太陽の光に琥珀色もさらに輝いて
そろそろ最後の一杯に。個性豊かなブルワリーにひかれつつ
ビアへるんのおろちは、1樽限定で人々の列も長くまたいつか

松江といえば小泉八雲。ブルワリーの名は、
へるん先生と呼ばれた名からとられたという

こちらの鷺のロゴデザインを持つイーグレブルワリーは

別名、白鷺城とよばれる姫路城からインスパイアされ

姫路市内で始めてクラフトビールの醸造所に

各地のブルワリーをめぐりつつ、最後の一杯を頂いたのは
南信州ビールのogna。コンセプトはいつも心にビールを
の言葉を胸に、その喉越しを名残り惜しみつつ

中央アルプスに広がる空に思いをはせて

この頭上に広がる光輝く雲と、透き通る空の青さに乾杯を
心地よい空の下、ビールの喉越しの余韻を味わいつつ
茨木麦音フェストという心踊るイベントを

後にして。また今年の開催も楽しみに

向かいの芝生広場の向こうに建つおにクルには

以前に建物の隅々まで楽しんで

空を色付け始めた柔らかな光の下
琥珀色に輝く、幸せなひとときを後にして


クラフトビールを楽しむほどに、お酒は文化でもある
とあらためて感じる。九州で出会った日本酒は、蔵ごと
に地域の風土に寄り添い、形をなしている。クラフト
ビールも同じく、それぞれのブルワリーの土地や素材
へのこだわりがビールの形へと投影される。その恩恵
にあやかり、今年の茨木麦音フェストも心待ちにして。


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