ガラス作品には様々な思いが込められて
ガラスは輝きを表現するものもあれば
楽しさや連なり、はかなさや移ろいを表すものもある。
富山市ガラス美術館で行われていた展覧会。久しぶり
の家族旅行で富山県へやってきた。旅の途中のガラス
の街の美術館の展覧会に長男と二人で訪れることに。


























こちらは金賞の作品では、紙とガラスが混ざりあい、
子供の頃に折られた紙をモチーフに。作者は時間を
形に落とし込み、またそれが展開する様子を表現し、
未来へのまなざしを持つ。白には観察者が自己を投影
しやすいようにとの思いが込められているともいう。


素材として存在しないように感覚を表現したい
という思いによって、雲のような軽やかさで
応募された785作品の中から5人の審査員によって
富山ガラス大賞展の受賞者の言葉もこちらから
またガラスといえば、思いはのとじまガラス美術館へ

による蔵というモニュメントとなる作品や
神戸の旅でもふれた楠田信吾氏の作品でもある

年の初めの能登島地震により作品の一部は破損して
形あるものは壊れるけれど、その思い出は形となって
ガラス作品に込められた様々な思い。それらは風景を
映し、訪れた人を楽しませたり、時に軽やかで繊細で、
また確固たる物質のように力強くもある。ガラスは光
を反射し、透過し、吸い込み、訪れた人の思いが重なる。
大きくなった長男の興味と視点に、時の流れを感じて、
ガラスの作品の多様性や表現への驚きの声を聞くと、
そこに生じた感動と、共感できることをうれしく思う。
子どもたちが小さな頃に訪れた美術館の思い出は、今
につながり、旅を振り返っては作品の美しさや、ガラス
であるからこその永続性とはかなさをも身にしみる。
そしてこの旅が次への旅、子供たちの旅へと、いつか
つながっていけばよいと思う。富山への旅で出会った
ガラスの思い出を通して、それはまたいつかの風景へ。
