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都市と素材の間に揺れ動くように

街は変化し続ける

整然と並ぶ列柱の隙間に、日常と対極にある色の
重なり。時代の空気をまとう建物と、街に動きを
与え続ける陶版壁画。艶やかな原色に凝縮された
生命力が、街へとにじみ出すように迫ってくる。



アクリルにずれる柱



列をなす直線の間に



ゆらめく曲線に



生命力がほとばしるように



街に動きをもたらす



艶やかな原色と



光沢のある質感



盤面に満ちるエネルギーが



層をなす



日常と対極にある動きは



芸術家がこの世に残した仕掛けとなり



見る人の心に手を伸ばす



いつかこの地でふれた作品が


時を超えて街に浮かぶ



躍進、という名に込められた街へのまなざしが



光を帯びて迫ってくる 


色や形が先にあり、意味はあとからついてくるもの



作品に揺さぶられる日常と


非日常の間を歩いては



光と影をまたぐ



平滑さとざらつきと



整然と並ぶ柱に



光がさして、太陽に街が動きだす



瞬間にふれる



木々のゆらぎと、うつろうガラス



地面を分割する影を



刻む建物の線分と



自然が生み出すゆらぎが



都市の中で混じり合う



木陰に置かれたベンチに



映る朝焼け



素材は揺らめき



光をまとう



縦横に引かれた線が



立体となり、都市を作る



正確に刻まれる形態と



変化を帯びる形の



間を縫うようにして


街を歩く。直線で構成されては、整然と並ぶ都市。
艶やかさ、光沢、ざらつき、突出した形や素材。
街に包まれる。ものの質感を確かめる。太陽に
街が動き始める。芸術家の思いがにじむ動的な
エネルギーを手にとるように、連続する素材を
手がかりにして、街を測るようにたどっていく。


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