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そしてアートは世界を鮮やかに

そこでつながれた時の中で

アートは世界を鮮やかにもする。街のアートをたどり
ホテルの中へと足を踏み入れる。様々なアートを展示
するホテルロイヤルクラシック大阪は、ミュージアム
ホテルというコンセプトを持ち、館内のいたる所には
100点以上ものアート作品が展示されているという。

建物の外観を楽しんだ後は、ピロティの先に設置された
大きなオブジェにひかれるように、警備員の方に声をかけ
建物の下へ。これは歌舞伎の筋隈がモチーフの巨大な鬼瓦で

以前の建物の屋根に設置されていたもの。その流れで
1階のフロントの方に、アートの鑑賞と撮影を確認して

1、2階まわりの共用部に展示されたアートをたどる。まずは
耳の長いシルエットのかわいらしい立ち姿の

ウサギのアート。様々なウサギとの出会いを楽しんで

ウサギのアートは、水都大阪でも馴染みのあるラバー
ダックを手がけるフロレンティン•ホフマンによって

天神橋のほとりに浮かぶ微笑ましい姿がなつかしい

もちろんウサギだけでなく鳥のオブジェにも

フロント上部の吹き抜けに設置されるのは
鮮やかで有機的な形のガラスのアート
躍動感のあるガラスのアートには富山の旅でも出会っていて
中心から広がるようなデイル•チーフリの作品は
富山ガラス美術館にも展示されていて

富山の旅ではガラスのきらめきを楽しんだ

鏡で仕上げられた柱は建物内部を拡張し、内部の

デザインの一部ともなるソファの形にも目を留めつつ

空間に動きを与える土佐尚子さんのデジタルアートの先の
祈りのコンセプトがこめられた楽しげな花のアートには

九州で重ねた旅先でも。ハウステンボス美術館での

THEドラえもん展でもにぎやかに
ア―トは世界に楽しさももたらして

ゆふいんへの旅でも村上隆氏のアートの世界へ

明るく華やかな作品もあれば
笑顔の中に悲しみや憂いを持つよう花も
楽しげな花の中には涙ぐむ花だって。いつかの旅のアートも
思い出しつつ、抽象的で、物質的な作品の表面は
いつかどこかの建築ともつながるようで、作品という名の

アートは桑山忠明によるもの。ホワイトストーン
ギャラリーでの回顧展の様子にもふれてみる。

アートが続く空間は、それ自体がアートのようにも見えてくる
2階のエレベーターホールの先の
ブルーを基調とした動きのある白との作品は

いつかの旅の風景にもつながるようで

手掛けたのは具体美術協会にも所属した木梨アイネで

戦後の前衛的なアーティスト集団の一員でもあった

館内には他にも多くの作品がある。さて、このホテル
への宿泊計画をたてなければ。ホテルに泊るという
よりは、さながらミュージアムに宿泊するように。

監修に携わった東京藝術大学特任教授の伊東順二氏は

九州芸文館でも。大きな空の下のアートもよいものだ


ホテルの作品展示にはホワイトストーンギャラリーが
関わり 「具体美術協会」の作品が多く展示されている。
そこでは白髪一雄、田中敦子、上前智祐、嶋本昭三、
元永定正の作品に出会うことができるという。アート
作品は美術館を飛び出し、街へと、ホテルへと、様々な
出会いの場を創出しつつ、世界を鮮やかにもしていく。

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