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yuka_lab
ThrillingTravel - 夏の高知県編 ②

< 2006年、夏休みの話 >
雨模様だが、愛おしさが見え隠れしている。
四国の島影を眺めていたら高揚してきた。
次の瞬間、
理由は不明だが、急に一番に下船してやろうと思い、
下船デッキに向かい小走りをした。
扉が開いた、
全員いっせいに駆け出した。
中には○○高校という陸上のユニフォームを着ているやつまでいた、
こなくそ走った、
ゴールは目の前だ、
ラストスパート、
隣の息遣いが聞こえる距離だ、
目が合う、
ほぼ同時にゴールテープを切る、
結果は・・・
福男になることができた、
今回の旅は良い事がありそうだ。
PM12:00
松山観光港からリムジンバスでJR松山駅まで。
知らない街でバスに乗ることほど、ドキドキすることはない。
ちょうど微妙な距離の女の子に、微妙なタイミングで告白するようなもの。
松山は、路面電車が発達した街である。
そういう街の中心地は、経験上JR駅周辺ではない場合が多い。
ここJR松山駅も、どうも中心ではないようだ、
ということは、あまり降車客は多くないということである。
そこで問題になってくるのが、降車ボタンを押すタイミングである。
あまり早く押しすぎても格好悪いし、遅いと通り過ぎてしまいそうで。
あれこれ悩んでいると、左ななめの方が、何の躊躇もせず押した。
良いよな、スマートに降車ボタンを押せる人は、
スマートに降車ボタンを押せる人のことを考えていたら、バスは到着した。
つづく
