あなたの心の「ネガティブ」は真実ですか?「本当」を見つめる思考のレッスン
「毎日、嫌なことばっかり」
「周りの人はうまくやっているのに、どうして自分だけ……」
一度そんな風に感じ始めると、世界がまるでつまらなくなる。
やる気を失って、ベッドから出られなくなったり、「どうせまた失敗するんだから」と、新しいことに挑戦するのが怖くなったり。
あなたにも、そんな経験はありませんか?
心が自分を守ろうとして、活動をセーブしている。それは、とても自然な反応です。
でも、あまりにも長く希望を見失っていると、何のために生きているのか、分からなくなってしまう……なんてこともありますよね。
この記事をここまで読んでくださっているあなたは、きっと心のどこかで「このままじゃ嫌だ」「少しでも楽になりたい」と願っているのではないでしょうか。
この記事は、こんな人におすすめです
ついネガティブなことを繰り返し考えてしまう方
一度落ち込むと、なかなか気持ちを切り替えられない方
自分のネガティブな考えが「絶対的な事実」だと感じる方
もっと穏やかな心で日々を過ごしたいと願っている方
あなたの心は「事実」を見ていますか?
こんにちは。メンタルケアマガジン「それでもきっと、だいじょうぶ」へようこそ。
さて、以前の記事で、私たちの心に自動的に浮かんでくる「自動思考」というものについてお話ししたことがあります。
▶「もしかして嫌われた?」その不安、あなたの「思い込み」かも。心のカラクリと楽になるヒント
ここで解説したように、私たちは何か出来事が起きたとき、その「事実」そのものを100%ありのままに受け取っているわけではありません。
必ず、無意識のうちに「これは、こういうことだ」という考えを通して、物事を解釈しています。
たとえば、「お財布を落としたけれど、親切な人が警察に届けてくれて、無事に戻ってきた」という事実があったとします。
この時、ある人は「なんて素敵な人がいるんだろう! 私は本当に幸運だ」と、人の温かさに触れて幸せな気持ちになるかもしれません。
でも、別のある人は「お財布を落とすなんて、私はなんてダメな人間なんだ」と、自分を責めてひどく落ち込んでしまうかもしれません。
どちらの「考え」も、自動的に、ほとんど無意識に浮かんでくるものです。
そして何より大切なのは、「私は幸運だ」という考えも、「私はダメな人間だ」という考えも、どちらも客観的な「事実」ではないということ。
事実は、ただ「財布を落とし、誰かが届けてくれた」という出来事だけ。
そこに、あなたの能力や運の良し悪しといった評価がくっついているわけではないんです。
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