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【気になる動物ニュース】赤ちゃんウォンバット連れ去りインフルエンサーが大炎上。「ワニでもやってみろ!」しかしワニは…

「赤ちゃんウォンバットを捕まえたぞー!」満面の笑みでそう叫ぶ女性インフルエンサー。その手には、必死にもがく小さなウォンバット……。そして背後からは、母親らしきウォンバットが必死に追いかける姿が……。

この動画が大炎上しました。

発端:インフルエンサーの「軽率な」行動

事の発端は、アメリカ人女性インフルエンサーがオーストラリアで撮影したTikTok動画でした。

動画の内容はこうです。

・女性が野生の赤ちゃんウォンバットを母親から引き離して抱っこする。
・「I caught a baby wombat!(赤ちゃんウォンバットを捕まえたよ!)」と笑顔でコメント。
・背後には男性の笑い声。「Look at the mother, it’s chasing after her!(お母さんを見て! 追いかけてるよ!)」という声も。
・ウォンバットの赤ちゃんは苦しそうにもがいている。
・お母さんウォンバットは心配して(?)車の足元まで駆け寄る。

この動画がSNSで拡散されると非難の声が殺到。炎上騒ぎとなりました。

インフルエンサーの言い分と釈明

炎上後、インフルエンサーの女性は釈明しました。

・1分ほどで元に戻した
・引き離すのではなく交通事故などから保護するつもりだった

しかし、この釈明には疑問が残ります。もし本当に保護目的だったのなら、なぜ母親ウォンバットがあんなに近くにいるのに、そちらを保護しようとしなかったのでしょうか? なぜ動画を撮影する必要があったのでしょうか? 本当に助けたいと思ったなら、撮影者の男性も一緒に助けようとするのでは? どう言いつくろっても、エンターテイメントとして消費しようとした意図が見え隠れします。

(そもそもショート動画でよくある、ピンチの動物を助けた系動画。なぜ、誰が撮ってる? 撮影者は手伝わないの? という動画も多く、ほとんどマッチポンプではないかという疑惑があります)

ウォンバット親子の受難:考えられるリスク

今回のインフルエンサーの行動は、ウォンバットの親子にとって、以下のようなリスクが考えられます。

・赤ちゃんに人間の匂いがつくと、母親が育児放棄する可能性がある
・無理やり親子を引き離すことで、赤ちゃんやお母さんに大きなストレス(トラウマ)を与える
・野生動物との接触は、様々な感染症を媒介する恐れがあり、人体にとっても危険

ちょっと考えただけでも、これだけの懸念が浮かび上がります。

国外追放を求める署名活動と、さらなる火種

この事態を受け、インフルエンサーの国外追放を求める嘆願書が3万件以上集まったそうです。

さらに、彼女は自身のインスタグラムで釈明文を投稿しましたが、これがまた新たな火種となりました。

最初は謝罪の言葉が並んでいたものの、その後にはオーストラリア政府こそが真の悪者であるという主旨の文章が、謝罪文の二倍量で綴られていたのです。(詳しくはリンク先を読んであげてください。)

彼女が批判したのは、オーストラリア政府が場合によってはウォンバットを含む野生動物の屠殺を許可し、駆除も行っているという点でした。

駆除問題:人間と動物の共存の難しさ

野生動物の駆除問題は、非常にデリケートな問題です。

もちろん、動物愛護の精神は大切です。しかし、野生動物が増えすぎると、農作物への被害や人への危害など、人間の生活に悪影響を及ぼすこともあります。

例えば、ヒグマが人里に現れて人を襲うようになった場合、私たちはどうすれば良いのでしょうか? 「動物を愛しているから、黙って食べられる!」という人もいるかもしれませんが、それでは根本的な解決にはなりません。人の味を覚えたヒグマは、再び人里に現れて人を襲う可能性が高いからです。本人は良くても他の人に被害が及びます。

食料生産についても同様です。どれだけ手間暇かけて野菜を作っても、動物がほとんどを食べてしまっては、農家は生活できません。農家が辞めてしまえば食料生産に問題が生じ、長期的な食糧難、飢餓を招くことにもつながります。

行き過ぎた動物愛護。究極的には、「動物のために人間が滅びますか?」という問いになってくるわけで、落としどころは「人間の生存や繁栄を守りつつ最大限の動物福祉を考える」というところではないでしょうか。

見知らぬ鹿と見知らぬ人がおぼれていて、どちらかしか助けられないなら人間の方を助けるべきで、そこは法律上もその義務があります。できれば両方を助けたいですが、致し方ない現実というのはどこにでもあるもの。

オーストラリア政府は別に「気が向いたらゲームのためにウォンバットを駆除していいよ」などと言ってるわけではない上に、やむなく駆除している人だって駆除しなくて済むならそれに越したことはないでしょう。

彼女自身は農家でもなんでもなく、アメリカ人インフルエンサー(ハンター)という人類の高度な文明、様々な人々の努力の上に繁栄している人なので、的外れな主張をしているように見えます。

とはいえ、誹謗中傷は万国共通で許されないことです。声明文によれば、数千件の殺害予告が彼女のもとへ届いているようですが、呆れたものですね。

首相の皮肉と、ワニの驚くべき生態

この問題について、オーストラリアのアルバニージー首相は「赤ちゃんワニで同じことをしてみればいい」とコメントしました。

うーん、過激ですね。

しかし、ワニはただ恐ろしいだけの生き物ではありません。なんと、ワニは知能犯だったのです!

ここで全く違う話に移行しますが、「ワニがおぼれているふりをして人間を水に誘い込む」という衝撃的な記事と動画が話題になっています。

確かに動画を見ると、ワニの様子は遠目には溺れている人に見えなくもない……。心配して駆けつけたら、ワニが待ち構えている……。想像するだけでゾッとします。

「そんなバカな……偶然でしょ」と思うかもしれません。私もそう思ったのですが、ワニは爬虫類の中では知能の高い生き物で、鳥の巣作りの季節になると、小枝などを浮かべて鳥を誘い込むという研究論文もあるそうです。

つまり、「特定の泳ぎ方をすると人間が寄って来る」と学習しているという話にもにわかな信ぴょう性が出てきます。

日本ではワニの食害事件はほとんどありませんが、インドネシアでは世界で最もワニによる人間の襲撃が多く、過去10年間において1000件以上の攻撃がありました(うち486人が死亡)。

とはいえ、この動画は個別のケースで、偶然そのように見えているだけかもしれず、これをもって「ワニは人間を騙そうとしている!」と断定するのは時期尚早というもの。

ワニの意図は定かではありませんが、ワニは恐ろしい……そして、賢いという学びになりますね。

まとめ:私たちにできること

今回の事件は、動物愛護のあり方、野生動物との共存の難しさ、そしてSNSの利用における責任など、様々な問題を提起しています。

私たちは、動物たちの命を尊重し、彼らが生きる環境を守るために、何ができるのでしょうか。


女王まりかさんがワニの驚くべき生態についてさらに深掘りした記事を書いてくださいました!

勉強になります。ありがとうございます。


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#動物愛護 #ウォンバット #インフルエンサー #炎上 #ワニ #野生動物 #動物との共存 #SNSの責任 #YeKu

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