自分も相手も大切に~アサーティブ・コミュニケーション実践①職場編~
「言いたいことがあるのに、言葉に詰まってしまう……」
「本当はイヤなのに、つい引き受けてしまう……」
職場でそんな経験、ありませんか?
こんにちは。YeKuです。
いつも「それでもきっと、だいじょうぶ」を読んでくださり、ありがとうございます。
前回は、「感情の押し付け、押し付けられではない、対等なコミュニケーション法」として、アサーティブ・コミュニケーションについてお話ししました。
「概念はわかったけれど、実際にどう使えばいいの?」
そんなお声が聞こえてきそうですね。
そこで今回は、皆さんの日常で「あるある!」と思わず頷いてしまうような場面を想定して、具体的な会話パターンを一緒に見ていきましょう。
職場編、家庭編、恋愛(パートナー)編の3つに分けてお届けします。
今回は「職場編」です。
「こんな時、自分ならどうするかな?」と普段のご生活を振り返りつつ、読んで頂けると幸いです。
職場での人間関係を良好に
ケース1 残業を頼まれた時
定時が近づき、「さあ、あと少し!」と思っていた矢先の上司からのお願い。
断りたいけど、角が立つのは避けたい……。そんな時、どう伝えますか?
こんな風に伝えてしまうこと、ありませんか?(ちょっぴり残念な例)
「また割り込みですか……(ため息をつきながら)分かりました。やりますよ」
自分の気持ちを押し殺してしまう「非主張的」なパターン。不満を抱えつつも断れず、心にモヤモヤが残ってしまいます。
「は? 残業? 冗談ですよね? もう定時なんですけど!」
相手を非難するような「攻撃的」なパターン。トゲのある言葉は、関係をギクシャクさせてしまうだけです。
こう伝えると、もっと心が通じ合うかも(アサーティブな例)
「申し訳ありません、今日はすでに別の約束があるため、残業は難しいです。もし差し支えなければ、明日の午前中でしたら対応可能です」
ポイント
まずは正直に、でも簡潔に難しい理由を伝えます。そして、可能であれば代替案を示すことで、相手への配慮と協力的な姿勢が伝わりますね。
「ご依頼ありがとうございます。ただ、現在抱えているAの業務で手一杯な状況です。もし残業をお引き受けする場合、Aの業務の納期を調整していただくか、優先順位についてご相談させていただけますでしょうか?」
ポイント
現状を具体的に伝え、どうすれば協力できるのかを相手に問いかけます。無理です、とシャットアウトするのではなく、相手に判断材料を渡すことで、対等な話し合いに繋がります。
ケース2 意見が食い違った時
会議などで、自分の考えとは異なる意見が出てくること、ありますよね。そんな時、どうやって自分の意見を伝えたら良いでしょう。波風を立てずに、でも自分の考えも伝えたい。
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