ワンデーパスで乗り倒し①(エキスポライナー ver2)
2025年3月15日のダイヤ改正初日に大阪・関西万博アクセス列車「エキスポライナー」に乗ってきた。ド派手に改造された「JR WEST Parade Train」の衝撃を受けながら、1駅だけ乗ってきた。
このエキスポライナーには平日朝限定で別の編成が軽く代役をしている。関西人には見慣れた何の変哲もない白い電車だが、鉄道好きにとっては違う車種もコンプリートしたくなってたまらない。
「KANSAIワンデーパス」はエキスポライナーの停車駅も乗り降り可能。このチャンスに乗ってきた。
新大阪駅へ。




京阪、環状線、JR京都線を乗り継いで新大阪駅にやってきた。
ピンチランナー担当しているのは平日朝の新大阪7:32発から同9:31発までの4本で新大阪発のみ。このうちの8:00発に乗る。事前に駅のポスターにも車種が違うことが明記されている。
白いエキスポライナー

放送が流れ、線路に向かって左から「エキスポライナー」が現れた。オレンジでも水色でもない白い電車「221系」が平日朝限定で担当する。

平日は通勤輸送の兼ね合いで車庫の電車全て駆り出される。元が環状線である「パレードトレイン」もこのときばかりは環状線で通勤客を捌いている。

奈良と新大阪、大阪駅を乗り換えなしで結ぶ。
平日は朝夕の通勤輸送、休日は昼間の奈良観光に特化したダイヤが組まれる。
そこで、奈良発大阪行き「直通快速」としてやってきた電車をそのまま使い回し、「エキスポライナー」に使うことになった。
行き先表示


本数は少ないながら、「エキスポライナー」と書かれたオリジナル行き先表示も用意されている。行き先だけでなく専用の日英中韓4言語のタブレット放送もあるこだわりぶり。
しかし、LEDの表示は差し替えミスで「エキスポライナー」ではなく「T/大和路快速(T=和歌山線直通)」というピンクの行き先が出るエラーが平日ダイヤ初日で起きていた。

臨時で代替+ユニバーサルシティが省略。
このせいなのか8両固定は「臨時」で代替している。僕が遭遇したのはちゃんと「エキスポライナー」で統一。専用行き先つくる気合いが入ってるのはわかるが、ちょっとめんどくさくてややこしいことになってる。
車内

派手さはないが、快適な2列座席。関西や東海3県の電車では当たり前だが、そういうのが少ない関東から来た人にとってはちょっとしたカルチャーショック。「エキスポライナー」は「ユニバ」来園で盛況だし、そういう人多いのでは?

新大阪駅を出発。(たぶん)満員の新快速と並走しながら淀川を渡り、地下へ潜る。
無課金で梅田貨物線

ここを通るなにわ筋は大通りの幹線。
大阪駅(うめきた地下ホーム)を出発し、地上へ。「エキスポライナー」が通る「梅田貨物線」は特急以外の旅客列車はこれ以外なく、必ず「課金」が必要だった。
昔は新大阪発着で和歌山方面へ向かう朝の快速と新宮行き夜行列車の系譜を継ぐ、御坊行き最終快速電車も通っていた。
しかし、「紀州路快速」に合併し、京橋駅発に変更。梅田貨物線経由で新大阪駅に乗り入れる普通列車は姿を消した。


ホームの端にこの列車狙いのファンが群れをつくった。
らくラクやまと


西九条駅では一旦停車。奈良発の通勤特急「らくラクやまと」と行き違う。朝夜1往復だけのレア列車、2024年に初登場した際は国鉄民営化を挟んで57年ぶり、JRになってから初の定期特急として注目された。
ゆめ咲線

西九条駅からは「ゆめ咲線」こと桜島線を通る。普段、この車両が入線する機会はない。そもそもオレンジやユニバ系ラッピング以外の旅客列車は走るのが超まれだ。
安治川口駅

ゆめ咲線内唯一の通過駅「安治川口駅」。ここを通過する列車は今乗ってるのがほぼ唯一。貨物も終着駅となるので通過する姿はお目にかかれない。

通過中には1本前の「エキスポライナー」だった回送列車ともすれ違う。桜島駅から戻る列車は11時台までない。回送されて、大阪駅方面へリリースされる。

ユニバーサルシティ駅

ユニバーサルシティ駅に着くとユニバを楽しむたくさんの人が降りて行った。これで全体の7〜8割だろうか。

僕も下車して、「エキスポライナー」を見送る。わずか半年しか見られない貴重な光景を記録した。

この旅では、外からの動画を撮ってみたくて、三脚を購入した。

スマホ専用の自撮り棒兼三脚。縦画面での撮影に対応している。持ち運びがしやすく、最大130㎝ぐらいまで伸ばせるのに、

最小で500mlペットボトルぐらいまで畳むことができる。これならばすぐに用意できるし、ちょうどいい高さで撮ることもできる。


それで撮ったのがこんな感じ。動画も撮って、インスタグラムのリールとして制作している。
桜島駅



撮るだけ撮って歩いて、桜島駅へやってきた。万博に合わせて工事が進められていて、大きなバスターミナルや臨時改札口が造られている。
臨時改札口

臨時改札は木造の簡易な造り。万博閉幕後は撤去され、ベンチとして活用される。自動改札周りがミャクミャク装飾されている以外は塗装されておらず再利用を前提にしている。

改札までの通路を通ってみると新品の木の香りがする。ホームセンターの木材売り場のような、リフォームか新築している途中の木の骨組みだけのときのようないい香りだ。
わずか半年だけながら、世界的行事にはこれだけ気合いが入るもの。直接会場まで行かないJRでもここまでやるわけだ。それでいて、後のことまでも考えてるのが見える。
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