教えることで、自分の学びも深くなる!(3・4年生の合同授業)
7月30日、作業療法学科の3年生と4年生が合同授業を行いました。
4年生は、8月17日から2か月間の総合臨床実習Ⅱ期に向かいます。今回が学生生活最後の長期実習です。
一方、3年生は授業の中で事例検討を重ねているところ。今回は、学年の違う学生同士でペアを組み、一緒に身体障害領域の事例について考えました。
ちなみに、この日はモンテディオ山形のホーム開幕を応援して、教員がモンテディオ山形様からご提供いただいたユニフォームを着用。少し目立っていますが、授業はいたって真剣です…!

3・4年生で一緒に治療を考える
3年生と4年生が一緒に仮想事例の治療プログラムを考えました。
「この方に、まず必要なことは何だろう?」
「この評価結果は、生活のどの場面に影響している?」
「この治療には、どんな目的がある?」
4年生が答えを一方的に教えるのではなく、3年生にも問いかけながら話し合いを進めていきます。
3年生も遠慮することなく、自分たちの考えや疑問を伝えていました。学年は違っても、同じ事例を前にすると話し合いは自然と活発になります。
4年生がこれまでの授業や実習で得た経験を生かしながら、うまく話し合いをリードする姿も印象的でした。

教える側になって分かったこと
今回、4年生には「後輩を指導する立場」を経験してもらいました。
実際に説明してみると、相手から質問や反応がなければ、どこまで伝わっているのか分かりません。
4年生からは、次のような気づきが聞かれました。
後輩に説明することで、自分が曖昧に理解していたところにも気づきました。また、一方的に説明するだけでは、相手にどこまで伝わっているのか分かりませんでした。実習でも、自分の考えや理解していることを指導者にしっかり伝えることが大切だと感じました。
臨床実習は、指導者から教えてもらうだけの時間ではありません。
学生自身が、自分の考えや疑問、理解できていること、まだ分からないことを伝えることで、指導者とのやり取りが生まれます。
今回、指導する側を経験したことで、実習をよりよく進めるためには、学生からの発信も必要であることを実感できたようです。
先輩の姿を見て
3年生からは、こんな声も聞かれました。
4年生が、自分たちの考えを分かりやすく説明しながら、話し合いを進めている姿がかっこよかったです。自分たちもこれからしっかり勉強して、あんなふうになりたいと思いました。
3年生にとっては、知識を教えてもらうだけでなく、1年後の自分たちの姿をイメージする時間にもなったようです。
4年生にとっては、自分たちがこれまで積み重ねてきた学びを振り返り、次の実習へ向かう準備となりました。
教えることで、自分の学びも深くなる。
先輩と後輩、それぞれに新しい気づきのある合同授業になりました!
学び方にも、ひと工夫!
山形医療技術専門学校の作業療法学科では、教員の話を聞くだけでなく、学生同士で考え、体験しながら学ぶ授業を大切にしています。
今回のような学年を越えた学び合いも、その工夫の一つです。これからも、学生が楽しみながら成長できる授業をつくっていきます!
