フリーランスで稼ぐより、会社に戻らない工夫が大切だと思う
約2年前、会社員として働いていた頃の私は、お金の心配がない代わりに、自由に使える時間をほとんど持っていませんでした。
決まった時間に出社し、決まった役割をこなし、イレギュラーを抱え帰宅は遅め。「安定」と引き換えに、日々の余白や選択肢を少しずつ失っていた感覚がものすごくあります。
当時はそれが普通だと思っていましたし、40歳、50歳になってもそうなんだと。というより、そう思い込もうとしていたのかもしれません。
お金の不安より、自由を失っていた会社員時代
会社を辞める前、私の中にあった不満は「給料が低い」とか「もっと稼ぎたい」というものではありませんでした。
単に、
・定時で帰れない
・気を張り続けなければいけない
・責任だけが増えていく
・本当は向いていない仕事を、向いているふりで続けている
こうした積み重ねが、じわじわと心を削っていったのだと思います。
転職を考えた理由も、年収アップではなく、「普通に休めて、普通に自分の時間がある生活」を取り戻したかったからでした。
仮に年収アップに関しては、そのまま働いていた方がずっと現実的でしたが、職種や業界を変えるとなると厳しいものがある。あらためてこの会社でしか通用しないスキルなのかも。とも思いました。
会社を辞めたあとに待っていた、本当の不安
ところが、会社を辞めてみると、待っていたのは「解放感」ではありませんでした。
お金の不安。将来への不安。この先どう生きていけばいいのかわからない不安。転職・副業の経験もなく、先のことを決めないまま会社を辞めたのだから、当然といえば当然の結果です。
次第に、求人を見るだけで動悸がするようになり、外にも出たくなくなりました。と言っても、職を探さないと生活できなくなる。そのカウントダウンがスタートしたのです。いま思えば、軽いうつ状態(半うつ)だったと思います。
稼ぐより先に決めたのは「出戻りしないこと」
そんな中で、偶然のように始めたのがブログでした。文章を書くことで気持ちが落ち着き、何より「楽しい」と感じたのです。
在宅でできるし人と会わなくていい。自分のペースで進められる。「こんな理想の働き方ができたらいいな」その感覚が、結果的にフリーランスという道につながっていきました。
このとき私が掲げた目標は、「たくさん稼ぐこと」ではありません。もちろん、稼げなければ生きていけない。そんな中、会社に出戻りしないこと。これだけでした。
来月から週5で8時間労働をするとなると、おそらく人生初となる短期離職まっしぐらでしょう。1年未満ではありますが、受託でも週休3日、1日5時間程度なのですから。
このフルリモートの恵まれた環境を手放したくない自分もいるのかもしれません。私が考えるに、会社員では時短勤務以外にあり得ない話。かといって、この先も受託を続けようとも思わない。
なので私は、雇われずに暮らす生き方を選ぶのです。抽象的な夢物語のように聞こえる場合もありますが、これもすべて自分が自分であるための手段なのです。
私は、組織で消耗するタイプだった
おそらく私は、組織で働くことに向いていません。
・周囲の空気に敏感
・上司の機嫌や指示に過剰に反応してしまう
・方針や評価に心が引っ張られる
感受性が高い気質ゆえ、普通の出来事でも大きなストレスとして蓄積されてしまう。
以前は「みんなと一緒」という安心感にしがみついていました。でも今思えば、それは変化を恐れて埋もれていただけだったのかもしれません。
個で活動するようになってから、少しずつですが、自分の人生が動き始めた実感があります。
これはスピリチュアルな話ではなく、直感がようやく働き始めただけです。
フローよりストックを選ぶ理由
フリーランスは会社員より稼がないときつい。
そんな言葉をよく耳にします。
確かに、案件や受注を中心としたフロー型の働き方では、その通りでしょう。
けれど私の場合は、ストックを高めることを目的にしました。記事やコンテンツを積み上げ、時間が経っても価値が残る形を選んだのです。
無職期間中に、ひたすら撒いてきたタネ。転職という選択肢を排除し、人生を逆算して考えた末の選択でした。
結果として、会社員とそこまで大きく変わらないお金を、自分の手で生み出せるようになっています。
当然収入の不安定さはあります。それでも、1年という期間を考えれば、十分すぎるほどだとも感じています。
ただ、ここで満足したら成長が止まる。
自由は、老後ではなく「設計」で手に入れる
ストックは、これからも積み上がっていきます。
そう考えると、この働き方は決して特別なものではなく、徐々に当たり前になっていくのではないでしょうか。
そして、誰もが求める「自由」は、老後ではなく、もっと若いうちから手に入れられるものだと思います。
そのために必要なのは、勢いや才能ではなく、出戻りしないための設計なのだと、今ははっきり言えます。
会社員+副業として今の事業を行えば、おそらく収入は上がる。でも、その分自分の時間が失われる。お金を稼ぐことを目的にすれば、最強と呼ばれる会社員+副業の働き方の方が効率がいい。
けど、それだと今までとあまり変わらないと自分の中では感じます。そして、今が失速していく予感がします。
メンバーシップについて
ここまで読んでくださった方の中には、
会社を辞めたいわけじゃないけど、このままでいいとも思えない
フリーランスに憧れはあるが、正直怖い
稼ぎ方より、生き残り方を知りたい
そんな感覚を抱いている方もいるかもしれません。
私が運営しているメンバーシップでは、派手な成功談やノウハウではなく、
無職期間のリアル
不安の中でどう判断してきたか
自分軸で生きられる働き方の設計
出戻りしないために、何を捨てて何を選んだか
日々めぐる思考の裏側
こうした表に出しにくい思考の部分を中心に綴っています。
もし、興味があり少し深いところまで読んでみたいと思ったらぜひ。
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