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月にモザイク、人生にパトライト

10月2日、本日二度目の月はモザイク処理済みで
「あ、なんか月でイケナイことしてるんだな」と
下世話なことを思いながらこれを書き始めました。

どうも、月は無修正派です。

明日(10月3日)の東京は雨予報らしいからな。
そりゃあモザイク雲ともいうもかかるわ。

と、それでも脳内でORANGE RANGEが
「俺はイケナイ太陽〜」って歌ってますけど、
それを言うなら
「俺はイケナイ滞納〜」でして…
図書館の本、すんごい延滞していた。
もう平謝り、水平線以上に平になって謝罪してきた。
マジ反省 of the earth、ごめんなさい。
なお、お魚図鑑である。

というわけで、ひとしきり報告と懺悔と謝罪を済ませたところで本題へ移りたい。

いやァ…今日は濃かった。

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2025年10月2日AM1:15
ついにワシ、逮捕か
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午前1時15分、赤色灯が我が家を染め上げた。
寝室では天野と娘がばったりと倒れている。

外では警察官が右往左往している。

私は包丁を右手に、左口角を上げる。
長い髪で隠れた左目と、その不気味に上がった口角に誰が気付けるというのだ。
赤色灯に染まる台所で、包丁を丁寧に洗う。

…大丈夫だ。
まだ警察官はここに私がいることに気づいていない。

大胆不敵にも、怪しい粉の袋を開ける私。
無心で、口を粉まみれにしている。






…深夜に寒天にきなこかけて食ってた。

いや、なんかごめん。
喉乾いたなと思って台所行ったら、きな粉の袋が目についちまってな。
この間、天野の出荷元一般的には義母爆弾きな粉おはぎをくれて以来
きな粉がオリコンチャートならぬオレ・・コンチャート1位を突っ走っているのだ。

そろそろ独占禁止法違反でしょっぴいてもらわないと俺の身体がきな粉になっちまうぜ?
というくらいきな粉を摂取している。

なんというか、後ろめたいことをする時って電気つけたくないんだよ。
…いや、若干感覚過敏なのかなんだか知らないが蛍光灯の光とフヒィィィインがちょっとな、苦手なんだよな。

それに今回に至っては赤色灯のおかげで部屋はアホほど明るかったからな。

そんなこんなで
勝手にびくついて暗闇でこそこそと隠れていたら、
右肩に違和感を感じた。
バケモンとかは怖くない俺。
肝試しなんかはわくわくを隠すために一生懸命笑いを堪えて真顔の俺。
しかしながら、人の悪意とニョロついた虫は怖い俺。

恐る恐る右を向くと…






肩乗りGGグランデ・ゴキブリ!!!

お前、この間予約もなしに、それも営業時間外に強制チェックインしてきたクソ客ゴキブリだな?!


営業時間外に強制チェックインしてきたクソ客ゴキブリ詳細はこちらです。

前言撤回、いや、前言に追加させてくれ。

人の悪意とニョロついた虫と5cm超のGゴキブリは怖い。

色々なことが脳裏をよぎる。

高校時代の友人Yは、音声でGゴキブリを殺したことがある。
普段冷静沈着で、大声を出したり取り乱したりしない彼女。
そのYが暴れるのは、猫に遭遇した時と虫全般と出くわした時だ。

猫を見ると、
んがんわいぃ※かわいい!」
と自分の方がまたたびを前にした猫みたいなリアクションをする。

続いて虫だが、これはもうこの世の終わりくらい叫ぶ。
電車内だろうがなんだろうが、コバエサイズの虫ですら許せない彼女。
「キエエエエエエエエ!!!!虫ッ!虫ッ!ムッシィィィイ!!!」
と大騒ぎ。
やりすぎて電車から追い出されたことまである。
一緒にいたワシまで知らんおじさんに怒られて、
平謝り。
平謝りしているワシの横で
「アアッ!!また!虫ッ!!!ムッシィィィイ!!!」
である。

もう、平謝りしすぎて平山あやになってヒマラヤ山頂で暇人になりそうだった。

それくらい平謝りした。
もう水平線どころじゃない。

でだ。
高3の夏の話だ。

我々は体育祭でタキレン滝廉太郎Ruined Castle in the Moonlight荒城の月を舞わなければならず、それの朝練などという時間外労働を強いられていた。
もう、朝のわけのわからぬテンションの面々。

低血圧性不機嫌の八つ当たりガールから、
深夜テンション引きずり野郎(ワシ)から、
平常運転の奴まで多数取り揃えている。

練習前、私が相変わらずの気色悪い抜けきらぬ深夜テンションで早朝のアトリウムを側転で移動していたら、



「ギェェエエェェエエ!!!ゴキブルィィィ巻舌!!!」


雄叫びに近い悲鳴。
そりゃあそう。
Yは虫の中でも特にゴキブルィィィ巻舌が苦手である。

しかし、この日は様子が違う。
「今!助けに行くぞ!!!」とわしが現着した時にはすでにゴキブルィィィ巻舌は絶命していたのだ。

「ねえ!なんか!急に!死んだ!!」

え?

Y「私、叫んだじゃん?」
私「うん。」
Y「死んだ。」
私「叫んだら、こうなったの?」
Y「そう、死んだ。」
私「でも生きてるかもよ?気絶とか…」
Y「あそこにヤマ●ン(世界史の先生)のサンダルあるからそれで突っついてみてよ…」
私「むしろヤ●ケン(世界史の先生)のサンダルを触りたくないよゥ」
Y「大丈夫だよ、よく見ると藤原竜也みたいな顔してるから大丈夫だよ。」
私「それでもやだよゥ…ルイ13世のこと“おっさん”とか呼んでニヤついてる藤原竜也は嫌だよゥ」

くだらない攻防戦を繰り返すも根負けした私は先生のサンダルでゴキブリを突いてみた。

ピクリともしない。

「お前はもう死んでいる」
とゴキブルィィィ巻舌に向かって言ってしまったくらいには見事に事切れていた。

先生のサンダルでゴキブルィィィ巻舌の亡骸を挟み、ゴミ箱に入れるワシ。

…あの、これって心臓発作じゃあないか?
急にYが
「ギェェエエェェエエ!!!ゴキブルィィィ巻舌!!!」
などと叫んだから
びっくりして、死んだ。
違うか?

いや、ほぼ確実にそうだろ。

Vf心室細動で間違いないな。
うん。
…看護師免許をとったせいで、ゴキブルィィィ巻舌がYの叫びで死んだと思しき記憶に、
モニタのアラート音が追加されてしまい、
変な胸のつっかかりが生まれたが、それもまた人生である。

で、この後出勤してきたヤマ●ン(世界史の先生)に
「何で俺のサンダル持ってんだよ!!」と爆音で怒られ、びっくりして危うくゴキブルィィィ巻舌と同じく事切れるところだった。

いや違うな。
あの後絶対ヤマ●ンはデスノートにワシの名前を書いたに違いねェ…

でも生きてるな、今。
どうした?
ゾンビなのか俺。

そうこうしているうちにクソデカタッパー内の寒天を完食。
赤色灯もいつの間にか去っていた。

肩乗りGもいつの間にか去っていた。

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2025年10月2日AM11:00
パトカー、再来
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午前11時00分、約10時間ぶりに再びパトカーが現れた。
しかし、周囲が明るすぎて赤色灯の光は相殺されている。

ピーンプォォォォオォォォォン↑↑↓↑↗︎↗︎↑!!!
我が家のクセツヨインターホンがGゴキブリVf心室細動起こすくらいの爆音で鳴る。

この間、ワシに職質したポリスではなく
何というかこう威厳が漂いまくって威厳が道路交通法違反みたいになっているポリスだった。

「あ、この間の職質の件ですか?」
と率先して墓穴を掘りに行った。

ポリス「え?いや違いますよ、ちょっと注意喚起ととあるものを見なかったかという…」

夜中に赤色灯の光に照らされながら寒天にきな粉かけてモッサモッサと「食欲の秋」をここぞとばかりに愉しんだ、という報告をし
捜査線上に自ら名を浮上させていくなどした。

ポリスが帰る頃には大変立派な墓穴が完成。
これでいつでも埋葬してもらえるぞい。

なんてのんきなことを言っている私は、次の予定の準備を全くしていないことに
まだ気づいていなかったのだった。


……to be continued


Yは声でゴキブリ殺す。
私は目でハエ殺す。


次の予定は担任との面談である。
相変わらず30cmが6本分の高さだった。

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