叶った願いを夢見て苦しんでいるのかなあーセッション記録20250719
私が構築中のワークのモニターの方のセッションの記録を公開します。
ワークの流れは、こちらのnoteに書いていますので、もしよろしかったからお読みください。
なお、セッション記録の公開は、相手の方の許諾がある場合に限ります。
今回も相手の方に内容を確認済みです。
①リフレクションパート
前書き
リフレクションとは、相手に話していただいたことをそのまま伝え返しする聴き方です。
ここでは、時間を決めて話し続けていただき、その内容を伝え返しした後、また決められた時間話続けていただき伝え返しすることを繰り返しました。
リフレクションは3分×5回+延長で7分×4回実施しました。その、43(=3×5+7×4)分の中で話したことを私の記憶を頼りに、書いてもその方の安全が脅かされないと思う範囲で書き起こします。
本編
その方は、「お金の不安を感じ切ると、V字回復で稼げるようになる」という情報に接して、悩んでいました。
その方が直面している状況は、お金に関して不安になるはずの状況。でも、自分がお金の不安をそこまで感じていないように、ご自身では感じていました。
稼げるようになっていきたい。早く稼げるようになった世界に行きたい。それなのに、自分の行動が遅い。その方は自分がなかなか動けないのは、もしかしてお金の不安を感じ切っていないからなのではと思っていました。
その方は、占いの勉強をされていました。有料のスクールに通っていて、もうすぐ卒業です。そろそろ、稼ぐことに一生懸命になるべき時期のはずです。そのはずなのに、行動できていないのです。
なんでだろうと、その方は、戸惑っていました。
もしかしたら、育ちの中で、お金の不安をなんとかしてきた親の姿を見てきたからかもしれません。いろんな節約や工夫によって、その方の親はお金の不安を乗り切っていました。そしてその方も、同様に節約や工夫などでお金の不安を乗り切っているのです。
このことがもしかしたらブロックになっているのかもしれない。本当はもっとお金の不安を感じ切って、稼げる自分にならないといけない。でもその道に進むことが、そのお金の不安を節約や工夫により乗り切っている、過去の自分を取り残してしまうような感覚がありました。
もしかしたら、自分が自分に見捨てられるような感覚。稼げる世界に行った自分に、お金の不安を何とかしている自分が取り残されるような感覚。
そんな感覚で、怖い、寂しいという感情が浮かび上がってきているのかもしれません。
そう怖かった。稼げる世界に行くことが怖かったのです。
ブロックという言葉から、まるで稼げる世界に行こうとする道をことごとくふさぐような、邪魔するような壁のようなイメージを持っていました。でも、怖かったのです。その方は、この怖かったという言葉から、そこにいたのは壁ではなく、泣いている小さな子供だと気づきました。
その方は、この泣いている子を置いていけないのです。この子の頭をなでてあげたい。この子を抱きしめてあげたい。この子が泣いて泣いて、泣いたその先に、一本道があります。その先にゴールテープがあり、ゴールテープの向こうには広くて自由な世界が広がっています。
ところが、ふと見ると、実は一本道ではなかったことに気づくのです。
そのゴールテープの横には脇道があるし、そもそも、今いるここも、ゴールテープがあるそこも、選択肢がいっぱいで広い世界の一部だったのです。
そして、その世界には原っぱもある。
もはや、その原っぱで先ほど出てきた泣いている子と一緒に遊ぶだけでいいのです。ただ楽しく自由にその子と遊ぶだけです。
その方は、V字回復した先のキラキラした稼げる世界に行く自分に変わる必要はないのかもしれないと気づきました。
その方のイメージで揺蕩う感じという言葉が出てきました。そんな風に、揺蕩い、気づくだけ。そこへ向かうだけ、ただそれだけでいいのかもしれません。
②大切なニーズの確認パート
前書き
※NVCのエンパシーサークルと呼ばれているワークを参考にしたワークを2人で行いました。
とても面白いワークですので、ぜひ調べてください!
用語としてニーズというものが出てきます。
ニーズは、その方が大事にしていることや大切な価値観等です。
本編
ここでは先ほどのお話から感じたニーズを確認しました。
私がリフレクションをする中で感じたニーズは、
「愛情、思いやり、共生、安定、安全、支え、サポート、みてもらうこと、理解、あたたかさ、真実み、そこにいること、在ること、調和、インスピレーション、直感、水、空気、自覚、命の祝福、自由、空間、スペース」
でした。
その方が自分で追加したニーズは
「 たのしみ、よろこび、あそび、共にいること、美しさ」
でした。
そして最終的に選ばれた特に大切な3つのニーズは
「理解、共にいること、命の祝福」
でした。
③他己分析パート
前書き
このパートでは私が感じたことをお話しします。
お話をしたことを相手の方と一緒に確認しながら、自己理解を進めていきます。
私がお話したことは必ずしも合っているわけではありません。
しかし、自分について理解する入り口にはなります。
本編
ここまでのリフレクション、エンパシーサークルで感じたことは、
実態では、お金の不安を感じ切ったV字回復の回復し始めたところにいるのに、認識ではお金の不安を感じ切っていないV字回復の落ちる前にいるのではということです。
もう不安は感じ切ったから、本当は流れに身を任せることが大事。
でも、認識の上では、まだ不安を感じ切っていないからV字の底に行かなきゃと頑張ろうとして身動きをとれなくなっているのではないかと思いました。
そして、お金の不安には、お金の不安以外のいろんなものがくっついているように感じました。だから、そこにあるものを感じ切るって難しいと思いました。
なんとなく、感じたお金の不安にくっついているものは、ご家族への愛や、節約や工夫で乗り切った頑張り、そこへの感謝や愛おしさなどかなあとも思いました。もちろんネガティブ感情も引っ付いてそうですが。お金がない怒りとか。
それはともかく、お金の不安に対して感謝したいように見えました。
なぜならお金の不安のおかげで、生きてこれたようにも見えたからです。
お金の不安のおかげで節約することができました。お金の不安のおかげで危ないことを回避できました。そこに対する感謝をしたいのかなあなんて感じました。
きっと、「理解、共にいること、命の祝福」といった大切なニーズはこれまでも大事にしてきたのではないかと思います。
大事にしてきたからこそ、知らない稼げる世界に行くことに対して、不安があるのではないでしょうか。
自分が自分ではなくなるような不安かもしれません。今までお金の不安がありながら、自分のニーズを満たしてきた自分。節約や工夫をしてきた自分。キラキラした稼げる自分になることは、まるで、それまでの頑張ってきた自分と別れるような感覚かもしれません。
だからこそ、大事なのは、揺蕩うこと、気づくこと、向かうことなのかもしれませんね。変わることではなく。
占いで、いろんな情報を導き出して理解をして、相手とその内容をお話ししながら共にいて、そこで沸き起こる喜びや楽しみで命を祝福していいる。そんなようなことに気づくだけでいいのかもしれません。
もしかしたら、稼いだ世界の先に夢見ていた一番大事なことは手元にあったのかもしれません。既に大切なニーズは満たされていたのかもしれません。
その満たし方をよりよい形にしていきたいのかもしれないです。もう少し具体的に言うと、お金の不安を感じていた自分が大事にしていたニーズはもう十分満たされてきたから、次のフェーズに行こうとしているのかもしれません。でも別に昔のニーズをないがしろにしたいわけではないはずです。もう終わったものにしたいわけではないのだと思います。これからも大事にはしたいのでしょう。次のニーズを満たすために犠牲にしたり、無視したりするのは嫌なのでしょう。
過去のその方と手を結んで未来へ行く。そんなことをしていこうとしているのかもしれませんね。
四男太郎の感想
生きるって大変ですよね。すんなり稼ぐぞってなれたらいいですよね。
でも、そんな単純でもないのだろうなと思います。
法則や根本にあるものは単純、でも人間の認識は複雑なのかなと思います。
