伊豆半島最南端-南伊豆の魅力
静岡県伊豆半島の最南端にある南伊豆。
その中で観光名所の「弓ヶ浜温泉」は、弓ヶ浜海岸沿いに広がる温泉地です。
美しい海の絶景を眺め、波音を聞きながら静かな時間を過ごせる南伊豆屈指のリゾート地。
温泉では塩分を豊富に含んだ「塩化物泉」で体の芯から温まれます。
弓ヶ浜温泉は、伊豆三大美浜の1つに数えられる名勝「弓ヶ浜」のすぐ側に位置する温泉地です。
約1.3kmにわたって弓の弧を描くように続く白浜と青松のコントラストは、日本渚100選にも選ばれたほどの美しさを誇ります。
泉質は「塩化物泉(ナトリウム・カルシウム塩化物泉)」で、無色透明ながらも舐めると少し塩辛く、海辺の温泉であることを実感させてくれます。
このお湯は、神経痛、筋肉痛、婦人病、冷え性などに効能があるとされています。
2026年の今も、大規模な観光施設に囲まれることなく、自然のままの穏やかな海景色と波音を楽しみながら、心ゆくまでくつろげる静かな保養地として高い人気を保っています。


東京から約3時間から4時間
東京からは、車利用と鉄道利用が概ね所要時間は同じです。
車利用
現地の公共交通は路線バスですが、1時間に1から2本程度と少ないため、石廊崎など周辺も観光する場合は、車が便利です。
① 最短・バランス型(天城越えルート)【おすすめ】
渋滞が少なければ最もスムーズで一般的なルートです。
■ルート
用賀料金所 → 東名高速(下り)
→ 長泉沼津IC または 沼津IC
→ 伊豆縦貫自動車道 → 伊豆中央道 → 修善寺道路
→ 国道414号(天城峠越え)
→ 河津 → 下田(一部伊豆縦貫道路利用可能)
→ 国道136号で南下 → 弓ヶ浜温泉
■所要時間
約3時間〜3時間30分(渋滞なし)
■ポイント
信号が少なく走りやすい
山越え(天城峠)なのでカーブは多い
距離の割に時間効率が良い
👉「迷ったらこれ」でOKの王道ルートです

② 海沿いドライブ重視(東海岸ルート)
景色重視・観光向きのルートです。
■ルート
用賀料金所 → 東名高速
→ 厚木IC
→ 小田原厚木道路 → 小田原
→ 国道135号(海沿い)
→ 熱海 → 伊東 → 河津 → 下田
→ 弓ヶ浜温泉
■所要時間
約3時間〜4時間(渋滞で大きく変動)
■ポイント
海がずっと見える絶景ルート
熱海・伊東など観光地を通過
週末・夏は渋滞しやすい
👉 ドライブ旅行・写真目的ならこちら

鉄道利用
一方、のんびり鉄道での旅を考えている方には、特急踊り号で東京駅から伊豆急下田駅まで約2時間半。
週末の午後は、東京方面に向かう車が渋滞するため、夜に予定がある方には鉄道利用がお勧めです。
特にサフィール踊り子号は、全席グリーン車でレストラン車両や個室車両もある豪華な列車です。
伊豆急下田駅からバスで最寄りの南伊豆国民休暇村前まで約20分です。
周辺観光を考えると、伊豆急下田駅でレンタカーを借りるのが良いと思います。




王道ルート(乗換少なめ・観光向き)
▶ 特急「踊り子」利用(おすすめ)
東京駅
↓(特急踊り子 約2時間40分)伊豆急下田駅
↓(東海バス 約20〜25分)「休暇村南伊豆」バス停
↓(徒歩3〜5分)弓ヶ浜温泉
👉 所要時間:約3時間15分〜3時間30分
ポイント
乗換なしで下田まで行けるので楽
海沿いを走る絶景路線(伊豆急行線)
夏や河津桜シーズン、週末には踊り子号が増発
速さ重視ルート(新幹線利用)
▶ 新幹線+伊豆急行
東京駅
↓(東海道新幹線こだま 約50分)熱海駅
↓(伊東線+伊豆急行 約1時間30分)伊豆急下田駅
↓(バス 約20〜25分)弓ヶ浜温泉
👉 所要時間:約3時間前後
ポイント
時間はやや短縮
乗換が1回増える速さ重視ルート(新幹線利用)


周辺観光
弓ヶ浜温泉周辺には、風光明媚な観光スポットや美味しい海の幸を食べ歩きできるお店がたくさんあります。
2泊して、ゆっくり温泉と海の幸を楽しむことをおすすめします。

⒈石廊崎
伊豆半島の最南端に位置する石廊崎は、「本州でいちばん海に近づける場所のひとつ」と言われる絶景スポット。
圧倒的な断崖と大海原のスケール
石廊崎の最大の魅力は、太平洋に突き出したダイナミックな地形。
ゴツゴツとした岩場と切り立った断崖、その先に広がる水平線はまさに“地球の端”のような景色です。
晴れた日は海の青が濃く、伊豆屈指の絶景
風の音と波の音だけが響く非日常空間
写真好きにはたまらないロケーション

海にせり出す神秘的な神社
岬の先端には、岩場の上に建つ石室神社があります。
海に向かって立つ小さな祠が神秘的
古くから航海安全の守り神として信仰
岩場の上を歩いてたどり着く“冒険感”も魅力
神社の土台は船の帆柱 (伊豆の七不思議)
さらに近くには、縁結びでも知られる熊野神社(石廊崎)もあり、パワースポット巡りとしても人気です。

朝日・夕日どちらも美しい“光の岬”
石廊崎は三方を海に囲まれているため、
朝日:太平洋から昇る力強い光
夕日:海に沈むロマンチックな景色
時間帯によってまったく違う表情を楽しめます。特に夕方は、空と海がオレンジに染まり、旅のハイライトになる美しさです。

遊覧船で見る「もう一つの石廊崎」
陸からだけでなく、海から眺めるのもおすすめ。
岩肌や洞窟を間近で体感
断崖の高さ・迫力がよりリアルに
海風を感じる爽快なクルーズ
「陸×海」で楽しむと満足度が一気に上がります。
石廊崎港から30分間隔で出航していて、2ルートあり所要時間は約25分。
定員85名なので予約なしでもOK。料金は大人1,600円。

南伊豆らしい“静けさ”と秘境感
伊豆の中でも南端にあるため、
南伊豆町は比較的観光客が少なく、落ち着いた雰囲気。
喧騒から離れた静かな旅ができる
手つかずの自然が残る
ゆっくり歩いて風景を味わえる
⒉ヒリゾ浜
南伊豆・中木にある秘境ビーチ、ヒリゾ浜は、「日本とは思えない透明度」と言われるほど美しい海で知られています。

圧倒的な透明度の海
ヒリゾ浜最大の魅力は、何といっても海の透明度。
静岡の中でもトップクラスで、条件が良ければ水深数メートル先までくっきり見えます。
特に、近くを流れる黒潮の影響で水質が非常に良く、まるで沖縄の離島のような雰囲気です。
シュノーケリングの聖地
ヒリゾ浜は「泳ぐ」というより「観る海」。
カラフルな魚(ソラスズメダイなど)が群れで泳ぎ、岩場の近くではさまざまな海の生き物に出会えます。クマノミも見れます。
シュノーケリング初心者でも感動できるレベルです。
陸路で行けない“秘境感”
ヒリゾ浜は徒歩では行けません。
最寄りの港である中木港から渡し船に乗ってアクセスする必要があります。
この「ひと手間」が、
✔ 人工物が少ない
✔ 混雑しにくい
✔ 自然そのまま
という特別な環境を守っています。
ダイナミックな地形と景観
周囲は断崖絶壁の岩場に囲まれ、ダイナミックな景観も魅力。
波の浸食でできた岩の造形や、海のグラデーションが美しく、写真映えも抜群です。
noteの表紙にもかなり強いインパクトが出せる場所です。
行ける期間が限られる“特別感”
ヒリゾ浜は通年行けるわけではなく、
例年「6月下旬〜9月頃」のみ渡し船が運航されます。
この期間限定感が、旅の価値をさらに高めています。
注意点(リアルな旅行者視点)
実際に行くならここは重要です:
トイレ・売店は浜にはない(事前準備必須)
波がある日は上陸できないこともある
日差しが強い(日焼け対策必須)
岩場が多いのでマリンシューズ推奨
潮の流れが速い場所が近くにあるので、注意が必要です。

⒋あいあい岬(愛逢岬)
南伊豆の中でも、ダイナミックな海岸美を体感できる絶景スポットが
あいあい岬 です。

圧倒的な「断崖絶壁×太平洋」のスケール感
あいあい岬の最大の魅力は、なんといってもその地形。
伊豆半島の南端に位置し、
太平洋に向かって切り立つ断崖と荒々しい岩礁が広がります。
近くの
石廊崎
と並ぶ景勝地ですが、こちらはより“静かに絶景を楽しめる穴場”。
ゴツゴツした岩の造形
打ち寄せる白波
視界いっぱいの水平線
まさに「地球のダイナミズム」を感じる場所です。
「風」と「音」を感じる体験型の絶景
ここはただ“見る”だけの観光地ではありません。
岬に立つと——
強く吹き抜ける海風
波が岩に砕ける音
潮の香り
五感で自然を味わうことができます。
観光地化されすぎていない分、
自然そのものと向き合えるのが大きな魅力です。
夕景の美しさは南伊豆トップクラス
あいあい岬は夕日スポットとしても有名です。
特におすすめは——
太平洋に沈む夕日
空と海がオレンジに染まる時間帯
人も比較的少なく、
“静かな絶景”を独り占めできる贅沢な時間が流れます。
メインのユウスゲは7月から8月に咲きますが、6月くらいですと、アジサイがとても美しく咲きます。

SOUTHPOINTというカフェがオープンし、こだわりの伊豆のグッズのショッピングやオリジナルのドリンクを愉しめます。
⒌下賀茂温泉
南伊豆の中でも少し落ち着いた雰囲気を楽しめるのが、下賀茂温泉。観光地として有名な海沿いエリアとはまた違う、“暮らしに溶け込んだ温泉地”の魅力があります。
川沿いに広がる、のどかな温泉街
下賀茂温泉の象徴は、青野川沿いの風景。
大規模な観光地ではない分、静かでゆったりとした時間が流れています。
特に春は、川沿いに咲く桜と菜の花が美しく、
「観光地」というより“地元の絶景”という雰囲気。

源泉豊富な“本物の温泉地”
下賀茂温泉は湯量が非常に豊富で、
・源泉かけ流しの宿が多い
・温泉の熱を生活に活用(野菜蒸しなど)
といった特徴があります。
観光用に整えられた温泉というより、
「温泉と共に暮らす地域文化」が感じられるのが魅力です。
足湯や素朴な温泉体験
派手な施設は少ないですが、その分気軽に楽しめるスポットが点在。
・川沿いの足湯
・安価な共同浴場「銀の湯会館」
銀の湯会館は、町民と杉並区民などは600円、一般は1,000円。露天風呂、サウナ、休憩室があります。
観光客向けというより“地元に混ざる体験”ができるのがポイントです。

みなみの桜と菜の花まつり(季節の主役)
2〜3月に開催される
みなみの桜と菜の花まつりは、この温泉地最大の見どころ。
河津桜と菜の花のコントラストが見事で、
伊豆の中でもトップクラスの春景色です。
夜にはライトアップもあり、昼とは違う幻想的な雰囲気に。


南伊豆らしいグルメ
温泉だけでなく、食も魅力。
・伊勢海老
・金目鯛
・地元野菜(温泉熱で蒸したものも)
豪華すぎず、“素材の良さで勝負する”料理が多い印象です。
南伊豆らしいグルメ
温泉だけでなく、食も魅力。
・伊勢海老
・金目鯛
・地元野菜(温泉熱で蒸したものも)
豪華すぎず、“素材の良さで勝負する”料理が多い印象です。
⒍龍宮窟
南伊豆町の隣り下田市田牛(とうじ)にある龍宮窟 は、伊豆を代表する“自然がつくった神秘スポット”です。
その魅力は、単なる洞窟ではなく「地形・光・景観」が一体となった特別な体験にあります。
天井にぽっかり開いた「巨大な天窓」
龍宮窟最大の特徴は、洞窟の天井が崩れてできた直径約50mの大きな穴。
ここから光が差し込むことで、洞窟内部が幻想的な空間になります。
上から青空
下には波が寄せる小さな海岸
この「空×海×洞窟」が一体化した景色は、かなり珍しいです。
上から見ると“ハート形”になる絶景
遊歩道から見下ろすと、洞窟の輪郭がハート型に見えることで有名です。
恋愛のパワースポットとして人気
カップル・女子旅に特におすすめ
自然が偶然つくったとは思えないほど綺麗な形で、写真映えも抜群です。

ジオパークならではのダイナミックな地形
龍宮窟は、海底火山の地層が隆起し、波に削られてできた「海食洞」。
黄褐色の地層が360度広がる
地球の歴史を感じるダイナミックな景観
まさに「自然がつくったアート」といえる場所です。
上からも下からも楽しめる“二重の絶景”
ここが他の観光地と違うポイントです。
下から見ると
天窓から光が差し込む神秘空間
洞窟の中に小さな海が広がる
上から見ると
ハート型の地形
太平洋の絶景
1つの場所で「2つの視点」が楽しめるのはかなり貴重です。

周辺もセットで楽しめる
龍宮窟の周辺には自然スポットがまとまっています。
田牛海岸(透明度の高い海)
サンドスキー場(天然の砂の斜面)は、雪遊びで利用する小型ソリがレンタルできます。

南伊豆・伊勢海老漁
朝、4時から6時頃、伊勢海老が水揚げされます。
前日の夕方、網を仕掛けて、翌朝に引き上げ、
その網にかかった伊勢海老を一つ一つ丁寧に外していきます。
小船に3人1組で乗り込み、それぞれの漁師が得意とする漁場に網を仕掛けます。何組も漁をする時は、公平性を保つために漁場の範囲を区切り、順番で網を仕掛ける場所をローテーションしています。
8月は、伊勢海老の繁殖期のために禁漁。
9月の伊勢海老漁の解禁には、テレビ局の取材が恒例になっています。


弓ヶ浜温泉のおすすめ宿
① 絶景・贅沢ステイなら
「壺中の天 宿○文」
特徴:全室オーシャンビュー×露天風呂付き客室
全客室に露天風呂付き+弓ヶ浜を一望
部屋・館内・レストランすべてから海の絶景
伊勢海老・金目鯛など南伊豆の海鮮が充実
海水浴場と直結で「海→温泉」の動線が最高
👉「弓ヶ浜で一番贅沢に過ごしたい人」におすすめ
👉カップル・記念日旅行向き
※弓ヶ浜は「日本の渚百選」に選ばれる美しい海岸です

②バランス重視・万人向け
「休暇村 南伊豆」
特徴:立地・価格・設備のバランスが良い大型宿
弓ヶ浜の目の前でロケーション抜群
客室タイプが豊富(和室・洋室・和洋室)
約60種類のバイキング料理
庭園露天風呂で海を感じながら入浴
👉家族旅行・グループ旅行に最適
👉初めて弓ヶ浜に行く人にも安心

③ 静かに過ごす大人旅
「季一遊」
特徴:落ち着いた雰囲気の高級和風旅館
静かな立地で“隠れ家感”あり
海を感じる上質な和の空間
料理の評価が高い(地元食材中心)
👉騒がしさを避けたい大人の温泉旅に
👉ゆっくり読書や思索したい人向け

④ コスパ・気軽ステイ
「弓ヶ浜一番館」
特徴:アットホーム&リーズナブル
比較的手頃な価格帯
気取らない雰囲気で気軽に泊まれる
海まで近く観光拠点に便利
👉「とにかく弓ヶ浜に泊まりたい」人向け
👉一人旅や気軽な温泉旅行に
⑤ ペンション・カジュアル派
「ペンション弓ヶ浜」
特徴:家庭的で温かい雰囲気
海まで徒歩2分の好立地
オーナーとの距離が近く居心地が良い
リーズナブルで長期滞在にも向く
👉「旅館よりカジュアルがいい」人向け
👉サーフィン・海遊び派にもおすすめ
⑥ 個性派・癒し系
「和み歌」
特徴:小規模でホスピタリティが高い宿
客数が少なく静かな滞在
食事・サービスの満足度が高い
“隠れ家的”な雰囲気
👉人混みを避けたい人
👉丁寧なもてなし重視の方に
弓ヶ浜温泉の食
青木サザエ店
地元漁師が採った伊勢海老やサザエなどの仲買をしているので、地元の海の幸を提供するお店。
海鮮丼とサザエの壺焼きをセットで注文するのがお勧めです。
南伊豆を代表する超有名店。
サザエのつぼ焼きや伊勢海老など、港町らしい豪快な海鮮が魅力。
夏は水着にまま入店できて、観光客満足度が非常に高いです。
👉 南伊豆グルメランキングでも常に上位の定番店

川八
名物「かくれうなぎ」が圧倒的に人気
2段重ねのうなぎが特徴的な看板メニュー
ボリューム・見た目・味の三拍子そろった一品
一度食べるとリピートしたくなる名物料理
👉 南伊豆グルメの“目的地”になるレベルです
こだわり抜いたうなぎとタレ
厳選した国産うなぎを使用
丁寧な下処理で臭みが少なく、ふっくら仕上げ
秘伝のタレは甘すぎず上品な味
👉 「うなぎが苦手だった人でも食べられる」と評判

伊豆の味おか田(Okada)
郷土割烹料理店。伊豆半島最南端の港町で、地元の海や山の幸を生かした料理を提供することで知られる。創業以来約30年、観光客や地元客に親しまれている 。
地元の法事など会食で利用されているお店。
店の名物は、南伊豆産の金目鯛を使った「金目鯛煮付け」や「金目鯛塩焼き」、そして伊勢えびを用いた「いせえびわだつみ定食」。甘辛い味付けの金目鯛はご飯との相性が良く、地元漁港直送の新鮮な魚介を味わえると評判が高い。
約150席を備えた広い店内には個室座敷もあり、家族連れや団体利用にも対応。子ども用椅子やおむつ替えスペースも整備されており、親しみやすい雰囲気が特徴。


扇屋製菓
時は大正、当時メロン栽培はまだ珍しかった時代、
源泉数十本、噴出温度100度を超える豊富な湯量と温泉熱を持つ南伊豆下賀茂で、本格的な営利栽培を目指し、温室栽培が盛んに行われメロン栽培の礎の地となりました。
扇屋製菓ではこの温泉メロンをふんだんに使用した、メロンスィーツをたくさん取り揃えました。

