企業決算2025#1[丸紅]予想を超える好決算!
あなたは、丸紅の潜在力に気づいていますか?
このnoteを読めば、丸紅の未来がわかる!
2024年度純利益は過去2番目の高水準。
どのように業績を伸ばしたのか、その戦略と今後の展望を紐解いていきます。
決算概要
(1)2024年度実績
○2024年度の純利益は、前年度対比+316億円増益の5,030億円となりました。2022年度以来とな る5,000億円超の純利益の達成であり、過去2番目の高水準。
〇純利益から一過性要因を控除した実態純利益は、前年度対比160億円減益の4,510億円となりま した。内訳は、非資源分野が3,230億円、資源分野が1,300億円。
〇実態純利益についてはやや減益となりましたが、非資源分野については過去最高水準を記録し、 GC2024期間中に3年連続で3,000億円を超える実績を達成しました。純利益、実態純利益ともに、当社の底堅い収益基盤が確立されていることを示す結果であったと評価。
〇基礎営業キャッシュ・フローは、関連会社からの配当収入の増加等により、前年度対比586億円増加の6,066億円のプラス、初めて6,000億円を超え、過去最高水準の基礎営業キャッシュ・フローを 創出。

(2)2025年度見通し
純利益は5,100億円、実態純利益は4,600億円。
市況の下落により資源分野の実態純利 益は減益となりますが、非資源分野の実態純利益は3,360億円を見込む。丸紅の強みである非 資源分野の収益力を更に強化し、同分野での最高益更新を目指す。
〇円高を背景とした為替の影響や市況の悪化による影響を織り込みますが、既存事業の磨き込みやGC2024、GC2027期間における成⾧投資からの利益貢献により、利益成⾧を確りと達成を予定。
〇また、実態純利益に加えて、一過性損益が500億円のプラスとなる見通しであることから、純利益の見 通しは5,100億円。
〇なお、一過性損益の見通しには、資産入替による利益800億円、また、不透明な世界経済や事業環境を踏まえ、不測の損失等に備えたバッファを300億円含めています。
〇基礎営業キャッシュ・フローは5,500億円のプラスとなる見通しです。
〇2024年度の配当金は、2月に公表したとおり、一株あたり95円とします。 また、2025年度の配当金については、こちらも2月に公表したとおり、+5円増配の一株当たり100円と します。今年度より開始した中期経営戦略GC2027においても累進配当を継続。
〇加えて、今回、400億円を上限として自己株式の取得を実施することを決定しました。これは、総還元 性向目標を昨年度までの30~35%程度から、GC2027において40%程度に水準を引き上げたこと、ま た、足元の株価水準を考慮の上、決定したもの。

(3)実態純利益及び基礎営業キャッシュ・フローの推移
〇既存事業領域を強化する取り組みにより、年間4,500億円超の収益基盤を確立
〇基礎営業CFも順調に伸⾧し、GC2021開始以降のCAGRは8%の実績(2018-2024年度の基礎営業CFの実績値より算出

1. 非利益分野の成長
・実態純利益は4,600億円(前年度比+90億円)と増益を見込む
・戦略プラットフォーム型事業を中心とした非資源分野の利益成⾧が増益を牽引

2. 成長投資の利益貢献
為替・市況前提を足元の水準に見直し、2024年度実績対比で▲460億円の影響を見込む 一方で既存事業の磨き込み、成⾧投資の利益貢献により、+550億円の増益を見込む

3. 2025年度セグメント別純利益見通し
〇食料・アグリは、食品マーケティング・製造事業の増益等により、2024年度対比140億円増益の 850億円。
〇また、ライフスタイルについては、ベトナム段ボール事業の反動等により、60億円増益の320億円、次世 代事業開発ではヘルスケア事業の利益貢献などにより50億円増益の80億円。
〇一方、電力・インフラサービスは、海外発電事業や電力卸売・小売事業の事業環境の巡航化による減益を見込み、110億円減益。
〇また、金属では、商品市況の下落等を見込み、100億円減益の1,150億円。

4. 資本配分
〇資本配分は、GC2027においてキャッシュ・フロー経営の深化を掲げており、既存事業からの基礎営業キャッ シュ・フロー最大化と投資の回収促進により、キャッシュ創出力を強化する方針。
〇2025年度については、 基礎営業キャッシュ・フローと投資の回収により7,800億円のキャッシュインを見込んでいますが、創出した キャッシュより、5,700億円を新規投資及びCAPEXに配分する予定。

5.新規投資と回収
〇今年度は、新規投資とCAPEXを合わせて5,700億円のうち、4,200億円程度を戦略プラットフォーム 型事業に重点的に配分する方針。
〇投資の回収については、インフラ事業・ファイナンス事業や資本効率の低い案件を中心に、2,300億 円を見込む。
〇GC2027の定量目標として掲げるROE15%を維持・向上させながら、安定的な利益成⾧を実現する ため、成⾧投資と回収を戦略的に実施していく。

6.2030年度に向けたポートフォリオ強化のイメージ
今後のポートフォリオ強化について、既存事業の磨き込み・拡張を着実に進めながら、先ほどご説明したとおり、成⾧なき事業からの回収を促 進し、戦略プラットフォーム型事業に重点投資。
既存事業の磨き込みに加え、成⾧投資と回 収を戦略的に実行することで、資本効率を向上させ、2030年度に向けて非資源分野における ROIC10%の達成と2030年以降の中⾧期的な収益拡張性を目指す。

7.株主還元
GC2027では総還元性向を40%程度に引き上げ、1株当たり年間配当金100円を基点とする累進配当を実施。
現在実施中の300億円の自己株式取得に加え、400億円の追加自己株式取得を決定。

なお、株式投資はリスクを伴います。しっかり情報収集して、ご自身の判断でお願いします。

