【運動療法×機能解剖】大腿骨前捻角が股関節筋力トレーニングに与える影響~効果的なクラムシェルの角度と骨形態の関連~
クラムシェルという運動を患者さんに実施した事がある方は多いと思います。
今回、股関節の形態とクラムシェルに関する英論を要約したので共有したいと思います。
運動器の理学療法を行う上で、関節角度だけでなく、形態に関しても重要であるという事が分かる内容で非常に学びになりました。
興味がある方はぜひ一度お読みいただき、臨床でご活用下さい。
タイトルは
“Effects of differences in femoral anteversion and hip flexion angle on hip abductor muscles activity during clam exercise in females”
訳すと
「女性におけるクラムエクササイズ中の股関節外転筋の筋活動に対する、大腿骨前捻角の違いと股関節屈曲角度の影響」
となります。
興味のある方はページの最後にフルテキストで読めるPub Medのリンクがありますので、確認してみて下さい。
また、こちらの英論を完全翻訳しましたので、より深く学びたい方はこちらも是非ご覧下さい。
では要約です。
【研究目的】
クラムエクササイズ実施時の股関節外転筋の活動を、大腿骨前捻角の違い(過度群vs正常群)と股関節屈曲角度(60°/45°/30°)の観点から比較検討。
【対象と方法】
対象:健康な女性30名を2群に分類
過度の大腿骨前捻群
正常前捻角群
【主な結果】
群間の違い:
過度の前捻角群は正常群と比べて、殿筋対大腿筋膜張筋の活性化指数が有意に低値
股関節屈曲角度による違い:
60°>45°>30°の順で殿筋の活動が高値
特に60°と45°での屈曲位は、30°と比べて大殿筋上部の活動が有意に高値
【臨床的意義】
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