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【運動療法×機能解剖】大腿骨前捻角と関節可動域の関係について~スポーツやトレーニングで考慮すべきポイント~

今回は大腿骨前捻角についてまとめました。
日々の臨床の参考にしてみてください。

また、こちらは大腿骨前捻角とクラムエクササイズ(クラムシェル)の関連について学びになる英論を要約し紹介しています。
気になった方は是非ご覧ください。



1. 股関節の内旋・外旋可動域


前捻角が増大(過前捻)すると、股関節の内旋可動域が増加し、外旋可動域が減少する傾向があります。
• 逆に、前捻角が減少(後捻)すると、外旋可動域が増加し、内旋可動域が減少します。

2. 膝関節および下肢アライメントへの影響


• 過前捻では、股関節が内旋位になりやすく、それに伴い膝関節が内側に入り(knee valgus)、足部の回内(過剰なプロネーション)が生じることがあります。これにより、膝のストレス増加やランニング障害のリスクが高まる可能性があります。
• 後捻の場合、股関節の外旋位が強調され、O脚(knee varus)の傾向が強まり、膝や足関節の負担が増すことがあります。

3. スポーツパフォーマンスと怪我のリスク


• サッカーやバスケットボールなど、素早い方向転換を必要とするスポーツでは、適度な前捻角が重要であり、過前捻や後捻があると可動域のバランスが崩れ、怪我のリスクが高まる可能性があります。
• 例えば、前捻角が大きいと外旋動作が制限されるため、投球動作やキック動作に影響を与えることがあります。

4.リハビリやトレーニングの考慮点


• 股関節の内外旋ストレッチ・エクササイズ
• 過前捻の人には外旋可動域を広げるトレーニング(ヒップアブダクションや外旋エクササイズ)が有効です。
• 後捻の人には内旋可動域を強化するストレッチが推奨されます。
• 膝・足部のアライメント修正
• 適切なシューズやインソールの使用により、膝・足部への負担を軽減できます。

ー結論としてー


大腿骨前捻角は、関節可動域に大きな影響を与え、特に股関節の内旋・外旋のバランスを左右します。適切なリハビリやエクササイズを取り入れることで、機能的な動作を改善し、怪我のリスクを減らすことができます。

股関節疾患や膝の疾患がある場合、大腿骨前捻角についての知識を利用しながらリハビリを行う事も必要ですね!!

ー大腿骨前捻角関連について知りたい方はこちらー


ー股関節のトレーニングに関してはこちらー


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