SoFi 2025年、業績上振れ濃厚?―答えは「Yes」
SoFiは2025年第1四半期決算後、また2025年第2四半期決算後に、それぞれ業績を上方修正している。今後、さらなる業績上振れの可能性はあるか?
答えは「Yes」である。
以下にその根拠を示していく。
1. 業績進捗率と業績伸び率
2025年第2四半期終了時点で、SoFiが示す2025年予想に対する進捗率は、売上・Adjusted EBITDA、Adjusted Net Income、Adjusted EPSともに50%に近い数字である。よって、2025年上半期と同じ数字に若干の上乗せで目標は達成できる。

以下グラフは半期ごとの売上・Adjusted EBITDA、Adjusted Net Incomeの推移を示したものであるが、いずれも力強い成長を維持している。

2024年下半期から2025年上半期にかけての伸び率は、以下のとおりである。
・売上14.0%
・Adjusted EBITDA19.6%
・Adjusted Net Income38.3%
仮に2025年上半期から2025年下半期に同率の伸びを示せば、2025年通期見込みは以下赤枠内のとおりとなり、売上、Adjusted EBITDA、Adjusted Net Income、Adjusted EPS のすべてにおいて、会社ガイダンスを上回る。※あくまで一つのシミュレーションに過ぎない点はご了承ください。

なお、Adjusted EPS 0.33ドルは、2025年7月末に発表された増資による発行株式数の増加を考慮し、計算した数字である。(最大10,791,367株の普通株式を追加購入する30日間のオプションも行使されるという前提で計算している。)
2. 2025年第2四半期決算発表時における経営陣のコメント
・「2025年の会員数増加は、300万人以上の増加になる」と述べている(年初の見込みは280万人増)。2025年第2四半期終了時点で、2024年末比161.9万人増のため、330~350万人程度の増加になるように思うが、順調に増加基調で推移することに変わりはないだろう。
SoFiの場合、会員が増えると、ローン契約数あるいは金融サービス事業における銀行口座数などのアカウント数が増え、売上も増えるという関係性が鮮明のため、会員数の順調な増加は好材料だ。

・「金融サービス事業の現在の成長が2025年後半も続く」と予想している。足元では、金融サービス事業は前四半期比20%近くの継続した成長を見せている。会社売上の約4割を占める金融サービス事業の売上が毎四半期20%近く伸び続けるのであれば、インパクトは大きい。

・「2025年後半にかけて、ローンプラットフォームビジネスの勢いがさらに増していく見通し」を示している。ローンプラットフォームビジネスは「ゲームチェンジャー」とも言える存在であり、その先行きが明るいということは、こちらもプラス材料だ。
・「売上、EBITDA、純利益、EPS のすべてにおいて、2025年第4四半期は第3四半期以上に良くなる」と述べている。すなわち、今後、期を追うごとに数字が伸びていくことが示唆されている。
また、最近Adjusted EBITDA Margin(営業利益率に近い指標)が上昇傾向にある。営業レバレッジ(売上が増えると利益がより大きく増える効果)が働いている状態といえ、売上以上に利益が増加していくことが予想される。

以上を総合的に考えると、SoFiは会社ガイダンスを上回って着地する可能性が高いと読む。少なくとも下振れ要因は見当たらない。
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