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マオリと日本人はどこか似ているんだ…From ニュージーランド

先週、日本で開催されたラグビー交流戦、日本代表 vs マオリ・オールブラックス のゲームがありました。
ここまで読んでも、マリオ って何??
違いますよ〜 マオリ ね(笑)

ニュージーランドの先住民族であるマリオ、ちゃう、マオリの血を引いたプレーヤーのチーム。
ゲームの方は、前半日本が大量リードしながら、終わってみれば 31対38 で日本の敗戦。
オールブラックスでなくても、十分に強いNZラグビーの強さを見せていました。
ちゃんと日本の見せ場作ってるのも、よくわっかてるやん!?

先住民族だけでチーム??
イメージが追いつかないと思うので、少しマオリについて深掘りです。

イギリス人がニュージーランドに入植してから、まだ200年にもみたないんです。
日本の年表上では江戸後期、NZの歴史を勉強するのは楽そうだとよく思います。

それ以前からNZに住んでいたのが先住民族のマオリ人です。
200年前、イギリスから遥か彼方の島国まで、領土拡大に鉄砲かついで来た相手に、石や槍で戦ったマオリが勝てるわけもなく、その後はイギリス連邦として存在する現在です。
すっごい大雑把なNZの歴史語り(笑)

今でもNZ国民の15%はマオリ人、色々な問題はありつつもマオリ文化を守りつつ存在するのがNZです。
実際に私が20年暮らしてみて、これほど上手に原住民と融合する社会は世界でも珍しいのではと思います。

もちろん、収入格差や領地問題など、問題がないわけでもありません。
それでも移民である私の目には、良いよね、この国!
そんな感じでいます。

ニュージーランドの公用語は、英語マオリ語
テレビやラジオからはマオリ語を聴くことはありますが、日常生活においてマオリ語を耳にすることはあまりありません。

みなさんもよくご存知の、”Ki Ora" の挨拶は、Pakeha(パケハ、マオリ人以外の白人)との会話にも ”キオラ!” はありがとう、こんにちは的に日常で使います。
日本で旅行するKiwi (NZ人)を見つけて、キオラ!と声をかけて驚かせたり(笑)
そこから一緒にご飯したりも。
服装のどこかにオールブラックス、NZの象徴であるファーン(しだ)のマークがありがちなので、わかったりするんです。
私もそうよ。
急に分かりやすい英語を耳にしても、Kiwiかオージーね。

NZの地名も英語地名とマオリ地名の両方が存在します。
日本人としては、マオリ地名の方が発音しやすい。

マオリ語の母音は…

a e i o u
ア  エ  イ  オ  ウ

それはそれは、英語よりもずっと聴き取りやすく発音も楽なのは当たり前です。
意味はわかりませんが、勉強は簡単そうでしょう?
文法的にも語順まで日本語と一緒なんですから。
(マオリ語通訳では、残念ながら食べていけませんが…)

もともとマオリ語は、タヒチやクックなどのポリネシア発祥言語。
日本語とはまったく違う言語のはずなのに、英語よりもマオリ語の方が、親しみを感じてしまいます。

NZを観光中に公共トイレに行こうと思えば、どちらが男性?女性用?
その確認作業は絶対必要ですよね。
そしてよくよく、トイレの入口にマオリ語で表示されていたりします。

Tane
日本語では『男性

ねっ、『タネ』の意味が男性なんて、日本人なら分かりやすいでしょ!

ちなみに 『Wahine』(ワヒネ)が女性の意味になります。
ハワイ語でも同じはず、行ったことないけど~

『Ao』(アオ)の意味は、空。

そういえば、近くの村の名前は、『Otane』。
なんか日本っぽい…(笑)

NZで語学学校の一年を修了し、ポリテク(国立高等専門学校機構)のスポーツ専門課程に進んだ昔の話です。
もちろんクラスで日本人はひとり、それも英語力は、ほぼ幼稚園児。
当然のごとく、英語がまったくわからない日々。

そんな時、まず現地学生で助けてくれたのはマオリのクラスメートたちです。
色々とお世話になりました。
そのうち私がお世話することも多かったように思うけど(笑)
ちなみに Yoshi という名前は、マオリにも普通にあるらしいです。

そのため、語学学校を離れてから、身に着けた最初の生きた英語は、マオリ英語
マオリ英語は、日本人にとっては超難関英語かと。
初めて聞いたのなら、ほぼ理解不能英語。
今でもけっこうマオリ英語が聴き取りやすいのはマオリクラスメートたちのおかげです。

マオリと話していて、自分が日本人だと答えると、なんとなくお互いにホッとします。
波長もどこかで合うみたいですね。
きっとまったく知られてはいないことでしょうが、お互いのご先祖様が交流をしていたのかと、想像してしまいます。
もしかしたら、文化的に本当に似ているアイヌの文化ともお互いに影響してるかも?

NZといえばラグビー、そして代表チームのオールブラックス。
オールブラックスのゲームを現地スタジアムでも観戦をすると、ゲーム前にはまず国歌斉唱があります。
そしてNZの国歌の歌詞は、一番がマオリ語、二番が英語で同じ意味内容です。

私も元気よくマオリ語で国歌斉唱!
♪ エ イホア アトゥーア~ ♪
国歌を歌いながら、スタジアムの雰囲気に感動する自分。
しっかりマオリ語で歌いきる!

そして二番の国歌が英語で始まると、
♪ ゴッド オブ ネイションズ ふんふんふん…
ふんふん ふんふん…♪

20年もNZに暮らしているのに、さっぱり二番の英語歌詞が覚えらない…
一番のマオリ歌詞は忘れないのに…
英語歌詞も覚えないと!と反省を毎回するのですが、国歌に続くマオリ伝統の『Haka ハカ』に大感動をして、すっかり忘れてしまうのでした。

ハカを観て大感動、その後のゲームはオールブラックスが強すぎて面白くなかったり!?


日本のニュースでは、移民 といえばすっかりマイナスイメージ。
悪者? 日本語ができない厄介者? 迷惑?

NZは移民がいないと国の存続さえ難しい。
英語ができる国民は、自然豊かな田舎からマンハッタン目指して多くの国民が海を渡って出ていくから。
そのため、移民の受け入れ態勢も日本よりはずっとしっかりしています。

どの国でも同じでしょう、私のように優秀な移民が必要なわけでございます(笑)

パキハ、マオリ、そして移民がミックスして暮らす国より、日本人がお届けしました。


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