「大阪産」ってなんて読む?スーパーで見かけるあのマーク、実は地産地消のすごい味方だった!
「地産地消」という言葉、みなさんも一度は耳にしたことがありますよね。
地元で採れた野菜や果物を、その地域の人たちが美味しく消費する。どこか温かくて、地域を応援したくなる素敵な取り組みです。
はじめに
京都の「京野菜」や兵庫の「神戸牛」のように、名前を聞くだけで「おいしそう!」とイメージできる地域ブランドはたくさんあります。
しかし最近、私が地元のスーパーで「ハッ」と気づかされた、知る人ぞ知るブランドマークがあるんです。
きっかけは、大阪の定番ご当地パン「サンミー」をお土産に…と紹介しよう
とした際のときです。
パッケージをよく見ると、見慣れないロゴマークが袋の表面と裏面に入っていました。


そこには「大阪産」の文字。
これ、実は「大阪産(もん)」と読みます。
「おおさかさん」ではなく「もん」。みなさんはご存じでしたか?

「大阪産(もん)」ってどんな制度?
気になって調べてみると、これは大阪府が推進している地産地消のブランド表示でした。
大阪府内で生産された野菜・果物・肉・魚などの一次産品はもちろん、それらを原材料に使ったパンやお菓子などの加工食品、さらには大阪の伝統的な特産品までが対象です。
「大阪で生まれた、こだわりの美味しいものですよ」という大阪府のお墨付きマークなのですが…
実はこれ、だれでも自由に使えるわけではありません。
大阪府への申請と審査が必要で、「大阪らしさ」や「確かな品質」など、基準をクリアした商品だけがこのロゴを背負うことができるのです。
世の中には、農林水産省が登録する「GI(地理的表示保護制度)」のように、夕張メロンや神戸ビーフといった国が法律で厳格に守るブランドもあります。
それに対して「大阪産(もん)」は、もっと私たちの暮らしに身近な、地域密着型の応援システムと言えると思います。
宝の持ち腐れになっていませんか?
しかし、ここで一つの疑問が浮かび上がってきます。
「せっかく苦労して良い制度やロゴを作ったのに、地域の人に読み方すら知られていないのは、もったいなさすぎるのでは?」
これは大阪に限らず、全国の自治体ブランドでも同じような現象が起きているような気がしてなりません。
せっかくのブランドマークも、消費者に意味が伝わっていなければ、ただの「デザイン」で終わってしまいます。
主婦のお買い物目線で言えば、「大阪産(もん)=地元を応援できて、しかも大阪府が認めた安心でおいしいもの」だとひと目で分かれば、少しくらい高くても「こっちを買おう!」という手が伸びるはずです。
生産者と消費者をつなぐ「合言葉」へ
生産者や事業者の側からも、「ロゴを貼って終わり」にするのではなく、
「これは大阪産(もん)という、大阪府が認めた地元の特別な商品なんですよー」と、ポップやSNSでもっとアピールしていくチャンスがあるのでは?と思ってしまいます。
知られていないということは、言い方を変えれば、これからもっとファンを増やせる「伸びしろ」があるということにもなるともいえるのですが。
大阪人として、「大阪産(もん)」という愛らしい響きが、お買い物をもっと楽しくする合言葉になりますように祈っています。
また、他府県の人は、今度地元のスーパーに行ったら、ぜひ地元のパッケージのマークを探してみてくださいね。
また新たな発見があると思いますよ!
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