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【オトナになることのうた】w.o.d. その2●「STARS」に秘められた『星の王子さま』のこと

新年度が始まって、いろいろ変わりましたね。
チャリの青切符とか。電車やバスのダイヤも。その中には値上げがあったりね。あらゆる物価も(値下げされてるものはないのか)。もしや、信号の待ち時間も変わった?
なんて思いながら暮らしています。その中でも、トラブルなどは避けてほしいですね。
そうそう、原油の価格も。なんとか乗り切ってもらいたい。

昨日の土曜日は、こういった気鋭のアーティストたちを観ました。


新しい才能に触れると刺激を受けますね。


あと、ここのところ自分が書いたいくつかの原稿が、まだ公開されておらず。まあ、ゆくゆくアップされることでしょう。

今回はロックバンド、w.o.d.の2回目になります。

「STARS」のテーマのひとつは「子供から大人に成長すること」


2023年7月、w.o.d.は1枚のシングル曲をリリースする。「STARS」というロックナンバーである。とてもヘヴィで、聴きごたえが大きい歌だ。


この歌のテーマのひとつとして、子供が大人になっていくことがある。
そう、明らかに【 #オトナになることのうた 】なのである。

1コーラス目と2コーラス目では、それぞれ次のような言葉が飛び出す。

<大人になること=建前とブラフ?>

<こどもでいること=愚かな甘え?>

サイトウはこの曲について、さまざまなインタビューで語っている。というのも同曲は、2023年にOAされたテレビアニメ『BLEACH 千年決戦篇』のオープニングテーマだった。
つまり大型のタイアップなわけで、それに合わせるようにバンドにとって初のシングル盤のリリースにもなり、そして多くのメディアに露出したのだろう。


タイトルは「STARS」なんですけど、曇り空のイメージなんですよ。自分にとってホンマに大事なものって、子供の頃はわかっていたはずなのに、だんだんとわからなくなってしまう。たぶんそれって一生解決できないし、ずっと探していくものなんだろうなと。それを“雲で隠れてる夜空”に重ねて描きたかったんです。


俺が『BLEACH』を読んだり観たりして受けた印象は、“目に見えないもの”というのが大きくあります。死神もそうですし、虚(ホロウ)もそうやし、滅却師(クインシー)とか、そういう目に見えないものを大事にするのが印象として一つあるのと、あとは生き抜く物語やなと思うんですよね。いろいろ背負っているけど、なんとか壁を乗り越えて生活を続けるみたいなことやなって。とはいえ、物語に沿ってそれを言葉にするだけやと内容をなぞるだけになっちゃうと思ったし、自分の中でも踏みきらへんままになっちゃいそうだったので、自分の生活とか経験を重ね合わせながら書きましたね。だから、あんまり意識しすぎないようにはしていて。『BLEACH』をテーマに置きすぎるよりも、“目に見えないもの”と“生き抜くこと”と“子供から大人に成長する”ことをテーマに、自分に対して説得力がある言葉と内容で歌詞を作っていきました。

「“目に見えないもの”と“生き抜くこと”と“子供から大人に成長する”ことをテーマに」とまで語るサイトウ。それまでにあった自分の中の重要な感覚を、ここで形にしたような印象を受ける。

前回も書いたように、サイトウの書く歌には、かなり前から「子供から大人になること」という主題があったのは明らかだと思う。



初めてのアニメタイアップなのですが、まさか、子どもの頃からジャンプやTVアニメで観てきたBLEACHの主題歌をやれるとは思っていなかったので、嬉しいです。過去と向き合って、傷を背負いながらも道を切り拓いていく一護や雨竜たちと、自分を重ね合わせて作曲しました。そんな自分たちの曲がアニメーションPVと共に流れているのをみた時は、胸が震えました。


サン=テグジュペリの名作『星の王子さま』に内在する「本当に大切なものは目に見えない」というメッセージ


さらに、ほかの記事では、サイトウのそうした感覚をいっそう具体的に語ったものが出ている。

アニメ『BLEACH』公式の特設サイトでサイトウ自身が触れているのが、小説『星の王子さま』のこと。先ほどまでのインタビューの話の、より本質的なところを明かした内容である。


小さい頃から『BLEACH』を見て育ってきたので、僕のなかに『BLEACH』は当たり前のように存在してました。なので、楽曲を制作するときに曲のイメージはすっと思い浮かびましたね。個人的な解釈ですが、『BLEACH』は“目に見えないもの”をテーマにしていると思っていて。僕が大好きな『星の王子さま』に「本当に大切なものは目に見えない」というセリフがあるのですが、『BLEACH』にも通ずる言葉だなと思っています。“星”も似た部分があり、曇っている日の夜に空を見上げても星は見えないけれど、雲の向こうには必ず存在しています。そんな繋がりから『STARS』というタイトルをつけました。


『星の王子さま』は、小説家であり飛行士でもあるフランス人、サン=テグジュペリが書いた作品。
大人になっていく前の子供……というか、人間のイノセンスと言うべきか。純粋性や無垢さに関わる話である。
音楽やアニメ、文学だけでなく、映画、舞台など、あらゆる表現作品において、『星の王子さま』からの影響を見ることはしばしばあった。


『星の王子さま』の物語から受けた影響について、サイトウは以下の記事で詳しく話している。
元は2024年8月号に掲載された記事ということなので、「STARS」のリリースの翌年である。


ポイントは大人が書く少年性と純粋さ。子供の頃は無邪気だったのに、大人になって複雑 なことを考えたり、いろんなことに巻き込まれたりして、原点とか初期衝動みたいなとこ ろを忘れて、物事が形骸化していっちゃう。なんで日々過ごしてるのかもわからへんし、 今やってることがそもそも自分の本当にやりたいことやったのかどうかもわからなくなっ てしまうことがあって。サン=テグジュペリ自身も大人になってしまったけど、だから気 付けた人間や愛の本質を、王子様に投影して書いてるものかなと思うんですよ。そういう スタイルの哲学書ですよね、これは。


そして、やはり彼は、同書の「いちばんたいせつなものは、目に見えない」という言葉を挙げ、自分の指針にしていると述べている。

それだけの思い入れと、自分自身の根幹にあるものを込めて書き上げられた「STARS」。しかもこの曲は、アニメの主題歌という初めての大型タイアップ曲だった。
サイトウは、そしてw.o.d.は、ここで自分たちの重要な部分を表現する歌をリリースしたのだろう。

<w.o.d. その3 に続く>



浜松町のキッチン ハレヤにて
オムライス600円、ライス大盛無料。
このボリュームでこの価格なのでもちろん人気店
。とある取材時間が迫っていたので
これを7分で完食した自分をほめつつ、
何よりもサラッと食べられる味付けこそ
素晴らしいと感じた次第です

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