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「会社員」以外の選択をしても、明日は来るし家賃は払える

1年半前に書いた記事が、なぜか最近多く読んでもらえている。


1日8時間労働なんてできなくて、転職活動をしたくなくて、消去法で選んだのがフリーランスだった。憧れなんてなかったし、不安定な道を歩むことがこわかった。

「好きな時間に好きな場所でわたしらしく働く!」的なフリーランスの広告が流れてくるたびに「これはきっと罠だ」と思っていた。

だって現実世界で、周りにフリーランスとして働いている人はひとりもいない。誰も選んでいない道が、楽しいものであるわけがない。


すべてを疑ったまま1年半が過ぎた。わたしは今もフリーランスとして働いている。実際に会社員以外の働き方を体験してみて感じたのは、当時と変わらず「雇用形態が何であろうが労働は大変である」ということだ。

ただ、会社員という選択以外でも仕事を持つことができ、収入を得て、家賃や食費を払い生活ができるのだと人生をかけて証明できたことは、少しだけ自信になった。

自分の選択を、自分なりの形で正解にできた気がしている。


今のわたしには、仕事を複数持ちながらバランスを調整し、その余白で創作活動をするスタイルがあっている。飽き性で、思いつきで色々なことに手を出してみたい、そんな欲が満たされる働き方だ。

それを叶えるには、会社員よりもフリーランスでいる方がフットワークが軽く動けて都合がいい。天秤にかけた上で、フリーランス続行という選択をしている。


とはいえ今の選択が一生正解とも思っていなくて。もしかしたら今後、会社員に戻りたくなるときがくるかもしれない。

身近でもよく聞くが、フリーランスとして業務委託でご一緒している企業に、社員として雇用してもらうパターンがある。すでにお互いを知っている状態で正社員になるので、転職活動で出会うよりもズレがなくスムーズなのだ。

フルタイムではなく、時短社員×フリーランスとして働く人もいる。正直これが一番理想的かもしれない⋯!安定と挑戦、両方のいいところを楽しめるのではないか。


とにかく今思うのは「選択肢は多いほうがいい!」ということ。

やりたい仕事、理想のルーティン、一緒にいたい人、優先したいもの、変わり続けるそれらのことに合わせて、働きかたを選べる自分でありたいのだ。

だから「会社員であるべき」とか「フリーランスこそが最高」とか、固定概念を持たないように意識している。自分にとって何が最適なのかは、そのときの自分によって変わるから。


来年のわたしがどんな生き方をしているかはわからないけれど。その瞬間の自分が決めたことを正解にするために、地に足をつけて選んだ道を歩く。それだけ。

誰になにを言われても、その道がたったひとりでも、自分の選択をいつだって自分が一番信じてあげたいのだ。




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