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noteが教えてくれたこと、本は自分で出版してもいいのだ

5ヶ月前、去年の11月。

noteを読むと、下の方に「こちらもおすすめ」と別のnoteが表示されるじゃないですか。そこでたまたま目に止まったのが「文フリで本を爆買いしてきました!」と、購入した本の写真をサムネイルにしたイベントレポート的な記事。

文フリ=文学フリマで、各地域で定期的に開催している本の即売会のこと。存在は知っていたけれど、「小説を書く人のためのイベント」という認識でした。

コミックマーケット=マンガを書く人が行く場所で、デザインフェスタ=ものづくりをする人が行く場所で、文学フリマ=小説を書く人が行く場所。わたしの中ではそんなイメージ。

なので自分とは無縁の場所だなあと思っていたのですが、タイトルと写真に惹かれて気づけばnoteを読んでいました。このとき読んだ記事を引用したかったけれど、保存しておらず見つかりませんでした⋯くやしい。


その方が紹介した購入品の中に、エッセイ本があったんです。「文学フリマってエッセイも売ってるのか⋯!」と知り、とたんに興味がわいてしまって。どんな本が対象になるのか、公式サイトで見てみることに。

文学フリマは、作り手が「自らが〈文学〉と信じるもの」を自らの手で作品を販売する、文学作品展示即売会です。

小説・短歌・俳句・詩・評論・エッセイ・ZINEなど、さまざまなジャンルの文学が集まります。
同人誌・商業誌、プロ・アマチュア、営利・非営利を問わず、個人・団体・会社等も問わず、文芸サークル、短歌会、句会、同人なども出店しています。参加者の年代は10代〜90代まで様々です。

文学フリマ公式サイトより

この「自らが〈文学〉と信じるもの」という定義がものすごく刺さってしまって。そうか、エッセイも文学なのか。自分がそう信じたなら、それは文学なんだなあと。

文学フリマの開催スケジュールを確認してみる。ちょうど2週間後、東京でやるらしい。なんてジャストタイミングなんだ⋯!ということで、12月1日に開催した『文学フリマ東京39』の入場チケットを購入しました。今さら最遅の参加レポを書きます。



ということで人生ではじめての文学フリマに参加したのですが、もうね、本当に楽しかった!

わたしはnoteが好きで、なぜかというと、日常や感情を自由に好き勝手に書いた文章が読めるからなんですよ。日記とかエッセイとか個人が書いた文章が、制約もなく校正も入らず、ありのままの形で公開されているから。

だけどね、そんな文章が文学フリマにはたくさんありました。しかも紙で読めちゃう。出店者一人ひとりが好きなテーマで本をつくって、その作品を手に取りながらその場で購入できちゃう。


実際にわたしも、たくさんの本をお迎えしてきました。事前に公開されるWebカタログやSNSを見て目当ての本をいくつか決めていましたが、当日に立ち寄った見本コーナーで気になり購入した本もあります。

ものすごい人混みで疲れてしまい、すべてのブースをまわることはできず⋯フード系のエッセイやグルメ本で気になるブースがいくつもあったので、寄ってみたかったな。

入場時にトートバッグをもらえるので、大きなバッグを持っていかなくても大丈夫でした。「支払いは基本的に現金のみ」との事前情報があったので、近所のコンビニで一万円札をくずしておいてよかったです。

大きめサイズで助かる!入場特典バッグ

昼過ぎに会場へ到着し滞在時間は1時間ほどでしたが、無事にお目当ての本をお迎えできました!運良く最後の1冊を手に取れたものもあり、早めに入場しておくほうがよかったかもしれません。

購入品を振り返ると、同年代の方が書いた本とか、書く人に向けた本とか、エンタメをテーマにした本とか、自分の好みがわかりやすいなあと思ったり。あとはイラストの可愛さにも惹かれがち。

お迎えした素敵な作品たち!ようこそ我が家へ

愛や熱量が伝わってきたり、思考を重ねながら暮らす日々を綴っていたり、そういう作品が好きなんだと改めて実感したりもしました。

「これはわたしのための本だ⋯!」「この本に出会うために今日この場所にきたのかも⋯!」と本気で思うくらい、ずっとときめきが止まらなくって。エッセイジャンルで出店されている方も多くいて、ブースやサンプルを見てまわるだけでも本当に楽しくて最高の時間でした。



そこで思ったわけです。
もしかして、本って自分で作ってもいいのか⋯?」と。

こうしてnoteで文章を書いたり、ライターやブロガーとして文章で生活をしていく中で、「いつか自分の本を出版できたなら」と夢見たこと、正直に言うとあります。Webで発信し続けたら、どこかのタイミングで誰かから声をかけてもらえるんじゃないかって。

だけどそれを待たずとも、今から自力でもできるのでは?だってこうして実際に形にしている方がたくさんいるわけで。なによりわたしも、自分だけのブースに自分だけの本を並べてみたい!!

そのテンションのまま帰り道の電車で、次回の東京開催の文学フリマに出店申し込みをしました。



ということで、2025年5月11日(日) 東京ビッグサイトで開催される『文学フリマ東京40』に出店します!

メインビジュアルのイラストが毎回かわいい

本来であれば先週末に入稿を終えているはずで、「本が完成しました!」とnoteにも書きたかったのですが、現状は入稿どころか執筆や校正も終わっていません。この週末で残りのすべてを完成させる予定です。

12月に出店申し込みをしたものの、実際に本の制作を始めたのは3月に入ってからで、結局どんどん後ろ倒しになっています。どうしていつもギリギリの人生なんだろうか。

追い込まれているにも関わらず2冊の本を作ろうと思っています。内容は、「仕事」「会社」「無職」をテーマにしたエッセイ。これまでこのnoteでずっと書いてきたことだし、人生で一番悩んで向き合ってきたテーマでもあるので。

無事完成しますように

はじめて文学フリマに足を踏み入れたのはnoteがきっかけだし、本を作るにあたってテーマをすんなりと決められたのは、これまでnoteを書いてきたおかげだなあと思っていて。実際に本の制作を進める上でも役立っていることがいくつかあります。

そもそもエッセイを書く楽しさ、読む楽しさを教えてくれたのはnoteなわけで。すべてが繋がって今に至ります。まさか自分で本を作るだなんて、半年前は考えもしていませんでした。人生っておもしろいね。

入稿さえ終えれば落ち着くはずなので、初出店までのドタバタな日々もnoteに残していけたらと思います。そしてもし文学フリマにお越しになる方がいたら、ぜひ遊びにきてくださると嬉しいです⋯!


残り約2週間、できることを頑張るぞ〜!新たな挑戦を楽しんできます。またね。



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転職、退職、無職。仕事や働き方で迷走するアラサー女のエッセイです。怒り、欲望、悲しみ、嫉妬、ほんの少しの喜び、すべての感情を文字にして。バリキャリにはなれなかったし、いまだに朝は起きられないけれど、「書くこと」に救われました。どうか届きますように。

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