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🌏世界の授業アイデア72「Ladder of Feedback」ー“伝え方”を整理するフィードバック

授業の中で、「感想を言って」と伝えると、「すごかったです」「上手でした」だけで終わってしまうことはありませんか。

感想を伝えること自体は大切ですが、👉 「どう伝えるか」を整理するという方法もあります。

今回紹介するのは、
Ladder of Feedback
(ラダー・オブ・フィードバック)
という活動です。



👇解説動画はこちらをクリック!

■ Ladder of Feedbackとは


これは、

決まった順番に沿って、
段階的にフィードバックを行う活動


です。

昨日紹介した
Peer Feedback Protocol」が、

👉互いに学び合う仕組み

に特徴があったのに対して、

Ladder of Feedbackは、

👉 「安心して受け取りやすい伝え方」

に特徴があります。

基本の流れは

① 事実を確認する
② 良い点を伝える
③ 質問をする
④ 改善点を提案する

このようにして、

順番を意識しながら
丁寧にフィードバックしていきます。

つまり、

👉 “相手が受け取りやすい形で伝える”活動

です。


■ 面白いところ


この活動の面白いところは、

“伝え方が整理される”こと

にあります。

感想を自由に言うだけだと、

・否定的になりすぎる
・何を言えばよいか分からない
・強い言い方になる

ことがあります。

しかし、順番を決めることで、

👉 「まず理解しようとする」

流れが生まれます。

また、

👉 「良さ → 質問 → 提案」

という形になるため、

相手も受け取りやすくなります。

その結果、

👉 “改善のための対話”

が生まれやすくなります。


■ なぜ効果があるのか


この活動のポイントは、

👉 「安心感」が思考を深めること

にあります。

人は、いきなり否定されると、
防御的になりやすくなります。

しかし、

・まず良さを認める
・理解しようとする
・質問から入る

という流れがあることで、

👉 「話を聞いてみよう」

という状態になりやすくなります。

また、

👉 「質問を挟む」

ことも大きなポイントです。

すぐに改善点を言うのではなく、

「なぜそうしたの?」
「ここはどう考えたの?」

と確認することで、

相手の考えを理解しながら
対話しやすくなります。

ここに、

この活動の本質があります。


■ 日本の授業で考えてみる


この方法は、

・国語
・図工
・総合
・探究学習
・発表活動

などで使えます。

例えば国語。

作文や意見文を読み合い、

① 良かった表現を伝える
② 気になった部分を質問する
③ 「こうするともっと伝わるかも」と提案する

という形で進める。

図工なら、
作品鑑賞で活用することもできます。

また、日本の授業でも、

「友だちに感想を伝える」

活動はよくあります。

ただ、

Ladder of Feedbackは、

👉 「伝える順番を整理する」

点に特徴があります。

そのため、

単なる評価ではなく、

👉 “対話を続けるフィードバック”

になりやすいのです。

教師が一方的に評価するだけでなく、

👉 子ども同士が安心して改善し合える授業

にすると効果的です。


■ 明日やるなら(これだけ)


まず「良かった点」を1つ伝える

次に「質問」を1つする

最後に「もっと良くなる提案」を伝える

否定ではなく提案で終える

まずは「順番を決める」だけでも十分です


■ 小さなポイント


この活動では、

👉 「改善点を急ぎすぎない」

ことが大切です。

特に子ども同士だと、

すぐに

「ここダメ」
「こうした方がいい」

と言いたくなることがあります。

そのため、

👉 「まず理解する」

流れを丁寧に作ることが重要です。

また、

👉 教師が実際に見本を見せる

と、かなり進めやすくなります。


■ 注意したいところ


この活動は、

・形式だけになる
・質問が浅くなる

と、

ただの「型」になってしまいます。

そのため、

👉 「本当に相手を理解しようとしているか」

を大切にすることが重要です。

また、

👉 「優しく言えばOK」

ではないこともポイントです。

本当に大切なのは、

“相手が前向きに改善したくなる伝え方”

です。


■ 参考


このような活動は
海外の教育サイト
Edutopia
などでも紹介されています。

海外の授業を見ていると、

「なるほど」と思う
小さな工夫がたくさんあります。

これからも
少しずつ紹介していこうと思います。



次回は

Two Stars and a Wish

よかった点と願いを伝える
シンプルなフィードバック方法です。



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