見出し画像

🗺️世界の教室アイデア58「Star Student」ー1人ひとりが主役になれる”今週のスター”

教室で、

・子どもの良いところをもっと知りたい
・一人ひとりが大切にされていると感じられる学級をつくりたい
・友達同士の理解を深めたい

そんなことはありませんか?

海外の教室には、日本ではあまり見られない日常の小さな工夫があります。このシリーズでは、教室づくりや学級経営に関わるアイデアを少しずつ紹介していきます。

今回は Star Student(スター・スチューデント) です。


■ Star Studentとは


Star Studentは、一人の子どもを「今週の主役」として紹介する取り組みです。

学級の中で、全員が順番にStar Studentになります。

例えば、

・好きなことや趣味を紹介する
・家族の写真や思い出を持ってくる
・友達からメッセージをもらう
・自分の頑張ったことを紹介する

など、その子の魅力をみんなで知る時間をつくります。

海外では、一人ひとりの個性を認め合い、学級のつながりを深める活動として取り入れている学校もあります。

(👇実際のイメージ)

Create Your Balance with Literacyより引用
A Patchwork of Positive & Productive Pedagogyより引用

※「一番頑張った子」を選ぶのではなく、全員が順番に主役になることが特徴です。


■ こんな感じ


例えば、

① 今週のStar Studentを決める
② 自分の好きなことや思い出を紹介する
③ 友達が質問やメッセージを送る
④ 一週間、教室に紹介コーナーを掲示する

という流れです。

大切なのは、「評価すること」ではなく、「その子らしさ」を知ることです。


■ 日本ならこう使える


日本でも、朝の会や帰りの会で取り入れられます。例えば、

・「今週の〇〇さんコーナー」を作る
・友達から良いところカードを書いてもらう
・好きな本や宝物を紹介する時間を設ける

といった形でも実践できます。

新しい学年のスタートや学級開き、長期休暇明けにもぴったりの活動です。


■ ポイント


Star Studentは、人気投票ではありません。

大切なのは、一人ひとりが「自分は大切な存在なんだ」と感じられることです。

友達の新しい一面を知ることで、お互いを理解し合うきっかけにもなります。


■ 明日やるなら


朝の会で、

「今日は〇〇さんの好きなことを3つ教えてもらおう。」

そんな時間を5分だけ作ってみましょう。

友達のことを知る機会が増えることで、教室の雰囲気も少しずつ温かくなっていくかもしれません。



🌍 世界では…

海外ではStar Studentは、子どもの自己肯定感を育てるだけでなく、友達同士がお互いを知り、認め合う学級文化をつくる活動として広く親しまれています。

全員が順番に主役になることで、「みんなが大切な仲間」というメッセージを自然に伝えられることも、この取り組みの魅力です。



📚 関連記事

思いやりを育てる取り組みについては、
🗺️世界の教室アイデア㊿『Bucket Filling』

子どもの頑張りを見える形で認める工夫については、
🗺️世界の教室アイデア57『Brag Tags』

でも紹介しています。

合わせて読むことで、「一人ひとりを認める」「友達の良さに気付く」「温かい学級文化を育てる」という考え方が、よりイメージしやすくなるかもしれません。



次回は

🗺️世界の教室アイデア59「Morning Message」

一日のスタートが変わる”朝のメッセージ”の取り組みについて紹介します。

いいなと思ったら応援しよう!

世界の教室図書館|World Classroom Library チップは不要です。もし「いいな」と感じていただけたら、どなたかにそっと紹介していただけると嬉しいです。