🌏世界の授業アイデア73「Two Stars and a Wish」ー“伝えやすさ”を作るフィードバック
授業の中で、「感想を書いて」と伝えると、「すごかったです」「楽しかったです」だけで終わってしまうことはありませんか。
感想を書くこと自体は大切ですが、 「伝えやすい型を用意する」という方法もあります。
今回紹介するのは、
Two Stars and a Wish
(トゥー・スターズ・アンド・ア・ウィッシュ)という活動です。
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👇実際の授業場面の動画(英語版)はこちらをクリック!
■ Two Stars and a Wishとは
これは、
「よかった点」を2つ、
「次への願い」を1つ伝える活動
です。
昨日紹介した
「Ladder of Feedback」が、
👉 “段階的に丁寧に伝える”
ことに特徴があったのに対して、
Two Stars and a Wishは、
👉 「短く・分かりやすく伝える」
ことに特徴があります。
基本の流れは
① よかった点を2つ伝える
② 改善への願いを1つ伝える
この形で、
シンプルにフィードバックを行います。
つまり、
👉 “前向きに伝えやすい型を作る”活動
です。
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■ 面白いところ
この活動の面白いところは、
“誰でも参加しやすい”こと
にあります。
感想活動では、
・何を書けばいいか分からない
・否定的になりすぎる
・短く終わる
ことがあります。
しかし、
「2つ良さを書く」
「1つ願いを書く」
という型があることで、
👉 「とりあえず書いてみよう」
という状態を作りやすくなります。
また、
👉 「願い(Wish)」
という表現もポイントです。
「ダメだったところ」ではなく、
「もっとこうなると良さそう」
という形になるため、
相手も受け取りやすくなります。
その結果、
👉 “改善につながるやり取り”
が生まれやすくなります。
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■ なぜ効果があるのか
この活動のポイントは、
👉 「型」が思考を助けること
にあります。
自由に感想を書く活動は、
得意な子は書けます。
しかし、
苦手な子は、
・何を書けばいいか分からない
・短く終わる
・友だちと同じ内容になる
ことも少なくありません。
その点、
「良さを2つ」
「願いを1つ」
という形があることで、
👉 「考える入口」
が作りやすくなります。
また、
👉 「良さ」を先に伝える
ことで、
安心感も生まれやすくなります。
ここに、
この活動の本質があります。
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■ 日本の授業で考えてみる
この方法は、
・国語
・図工
・総合
・発表活動
・振り返り活動
などで使えます。
例えば国語。
作文を読み合い、
・表現の良さ
・内容の工夫
を2つ見つける。
その上で、
「もっとこうなると伝わりやすそう」
という願いを書く。
図工なら、
作品鑑賞にも活用できます。
また、
日本の授業でも、
「友だちの良いところを書く」
活動は比較的よくあります。
ただ、
Two Stars and a Wishは、
👉 「改善につながる一言」
まで含める点に特徴があります。
そのため、
ただ褒め合うだけではなく、
👉 “次につながるフィードバック”
になりやすいのです。
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■ 明日やるなら(これだけ)
良かった点を2つ見つける
「もっと〜すると良さそう」を1つ書く
短くてもOKにする
否定語ではなく願いの形にする
まずは「型を決める」だけでも十分です
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■ 小さなポイント
この活動では、
👉 「Wishを否定にしすぎない」
ことが大切です。
例えば、
「ここがダメ」
ではなく、
「もっと〇〇だと伝わりやすそう」
のように、
👉 “次につながる言い方”
を意識すると、
かなり雰囲気が変わります。
また、
👉 教師が実際に例を見せる
と、子どもたちも書きやすくなります。
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■ 注意したいところ
この活動は、
・褒めるだけになる
・Wishが曖昧になる
と、
深まりにくくなることがあります。
そのため、
👉 「なぜ良いと思ったのか」
まで書かせることが重要です。
また、
👉 「Wish=改善点」
だけではなく、
「次に期待すること」
として扱うと、
前向きな雰囲気を作りやすくなります。
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■ 参考
このような活動は
海外の教育サイト
Edutopia
などでも紹介されています。
海外の授業を見ていると、
「なるほど」と思う
小さな工夫がたくさんあります。
これからも
少しずつ紹介していこうと思います。
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次回は
Gallery Critique
作品を見て学び合う
評価活動です。
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