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🌏世界の授業アイデア75「Think-Puzzle-Explore」ー“問い”から始める学び

授業で新しい単元に入る時、先生が説明して、そのまま内容に入っていくことは多いですよね。

もちろん、それも大切な方法です。
ただ、「最初に“問い”を持つ」という入り方もあります。

今回紹介するのは、
Think-Puzzle-Explore
(シンク・パズル・エクスプロア)
という活動です。



👇実際の授業場面(英語版)はこちらをクリック!
(動画を見たら雰囲気だけでも分かると思います)

■ Think-Puzzle-Exploreとは


これは、

「知っていること」
「疑問に思うこと」
「もっと調べたいこと」

を整理しながら、
学びをスタートする活動
です。

以前紹介した
See-Think-Wonder」が、

👉見たものから考えを広げる

活動だったのに対して、

Think-Puzzle-Exploreは、

👉 「問いを起点に学習を動かす」

ことに特徴があります。

基本の流れは

① Think(知っていること)
② Puzzle(疑問・不思議)
③ Explore(調べたいこと)

を書き出すだけ。

つまり、

👉 “学ぶ前に考えを可視化する”活動

です。


■ 面白いところ


この活動の面白いところは、

“問い”が自然に生まれること

にあります。

授業では、

「先生が説明する」

「覚える」

流れになりやすいことがあります。

しかし、

Think-Puzzle-Exploreでは、

最初に、

・自分は何を知っているのか
・何が分からないのか
・何を知りたいのか


を考えます。

すると、

👉 「分からないから知りたい」

という状態が生まれやすくなります。

また、

👉 「疑問を持っていい」

空気を作りやすいのも特徴です。

学校では、

「正解を言う」

ことに意識が向きやすい。

でも本来、学びって、

👉 「なぜ?」から始まる

部分も大きいですよね。

その入口を作れるのが、
この活動の面白さです。


■ なぜ効果があるのか


この活動のポイントは、

👉 「既有知識」と 「疑問」をつなぐ

ことにあります。

人は、

まったく知らないことより、

「少し知っているけど分からない」

時の方が、
興味を持ちやすいと言われています。

Think-Puzzle-Exploreでは、

まず、

👉 「Think(知っていること)」

を書くことで、

頭の中にある知識を引き出します。

その上で、

👉 「Puzzle(疑問)」

を書くことで、

「分からない部分」が見えてくる。

すると自然に、

👉 「もっと知りたい」

という状態が作られます。

つまり、

受け身で説明を聞くのではなく、

👉 “自分の問いで学び始める”

形になりやすいのです。

ここに、
この活動の本質があります。


■ 日本の授業で考えてみる


この方法は、

・理科
・社会
・総合
・探究学習
・国語の導入

などで使えます。

例えば理科。

「電流」の学習前に、

・知っていること
・不思議なこと
・実験してみたいこと

を書く。

社会なら、

歴史人物や地域学習の導入にも使えます。

また、
総合学習との相性もかなり良いです。

最近は、

👉 「探究」

という言葉を聞く機会も増えました。

ただ、

「自由に調べてみよう」

だけだと、

何を調べればいいか分からない子もいます。

その点、

Think-Puzzle-Exploreは、

👉 「問いを作る入口」

になりやすい。

特に、

「疑問を言葉にする」

練習として使いやすい活動です。


■ 明日やるなら(これだけ)


新単元の前に3分だけ使う

「知っていること」を先に書く

「なぜ?」を1つ出す

付箋で共有する

正解より“疑問”を大事にする

まずは「疑問を書いてOK」にするだけでも十分です


■ 小さなポイント


この活動では、

👉 「疑問を否定しない」

ことがかなり大切です。

例えば、

「そんなの当たり前だよ」
「後で分かるよ」

と言われると、

子どもは疑問を出しにくくなります。

でも実際には、

👉 “良い問い”ほどシンプル

だったりします。

また、

👉 教師が一緒に疑問を出す

のも効果的です。

「先生もちょっと気になるな」
と言うだけでも、

かなり空気が変わります。


■ 注意したいところ


この活動は、

・疑問を書いて終わる
・Exploreまで進まない
・「正解探し」になる

と、深まりにくくなることがあります。

そのため、

👉 「問いを授業につなげる」

ことが重要です。

例えば、

「今日の授業で答えを探してみよう」

とつなげるだけでも、
学習への入り方が変わります。

また、

👉 「正しい疑問」

を求めすぎないことも大切です。

特に最初は、

「ちょっと気になる」

くらいから始める方が、
参加しやすくなります。


■ 参考


このような活動は
海外の教育サイト
Edutopia
などでも紹介されています。

海外の授業を見ていると、

「なるほど」と思う
小さな工夫がたくさんあります。

これからも
少しずつ紹介していこうと思います。



次回は

Connect-Extend-Challenge

学びをつなげて広げる
思考活動です。



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