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私は覚醒した 第3話 2023年4月②

何気に読んだ
ネット記事やコラムから
「図書館」という
キーワードが
よく目に入っていた



珍しく夫と子供が
二人で出掛けた日曜日


思わぬところで
ひとり時間ができ
ゆっくり休もう
と考えたが



自分のための日曜日



そんなパワーワードが
頭をよぎる

ただ休むのが
もったいなく感じ
気になっていた
「図書館」へ
行くことにした




不思議な現象に
慣れ始めていた私は
向かう車の中で
淡い気持ちを抱いていた





YouTubeで紹介された本を
読みたくて探したが
本屋もネットでも欠品

買えずにいたその本が
図書館にあるから
呼ばれたんだな





少し距離のある
図書館への道のりも
短く感じた











図書館へ着くと
驚いた

何もなかった

びっくりするほど
何もなかった

予想を裏切り
ピンとくる本さえない

何もない

このテンションで
何もないなんて
驚くしかなかった

あの本と
縁がないことを
教えてくれたのか?

なぜ行くことを
促されたのか

困惑する気持ちだけ残った








帰りの車中

小一時間使った
行き帰りの時間

図書館で本を探した時間が

自分のための
日曜日時間として

とてももったいなく感じた



これなら
読めてなかった
家の本を読めば良かった




家につき
一目散に読めてなかった本を
引っ張りだした






そして
私は悲鳴をあげた







あれだけ探した
読みたかった本が
手元にあったからだ







買ったことを
忘れていた

というより

先月
ネットで10冊くらい
悩みに悩み

悩みすぎて
何を買ったか覚えていない
3冊の中に
その本があったのだ
※プロローグ参照






縁がない本だったのか、、、
そう諦めたタイミングで
目の前に現れた本

そいういえば
「ない、ない」
を探すより
「目の前のある」
を見つけろと
教わったばかりだった





図書館に行ってなければ
読むのはまだ先だった




「図書館」
に引き寄せられたのは

今すぐ
今のあなたが
このタイミングで読むといいよ

そう伝えてくれたのだろう






読んでみると
最後の章に
今、欲しかった言葉達が
綴られていた


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