黙示録解説 第20章_学習用レジュメ
ヨハネの黙示録の学習用レジュメです。
聖書本文とご一緒にご覧ください。
第20章概略
六日目の最後にキリストが再臨し、獣らを火の池に投げ込んだ(第19章)後、七日目(安息日)が始まる。
✅七日目=安息日(キリストの千年王国)
✅千年後=七日目の最後
✅白い御座の裁き=死者への裁き
ここから本編
【ヨハネの黙示録 第20章】
六日目の最後にキリストが再臨し、獣らを火の池に投げ込んだ後、七日目(安息日)が始まる。
✅七日目=安息日(第七千年期=キリストの千年王国)
黙示録 第20章本文
1 またわたしが見ていると、ひとりの御使が、底知れぬ所のかぎと大きな鎖とを手に持って、天から降りてきた。
2 彼は、悪魔でありサタンである龍、すなわち、かの年を経たへびを捕えて千年の間つなぎおき、
3 そして、底知れぬ所に投げ込み、入口を閉じてその上に封印し、千年の期間が終るまで、諸国民を惑わすことがないようにしておいた。その後、しばらくの間だけ解放されることになっていた。
⚫︎1~3節 御使は竜(悪魔サタン)を千年間縛り、諸国の民を惑わさないように、底知れぬ所に投げ込んで鍵をかけ封印する。
悪魔=サタン=龍=年を経たへび
千年の間=第七千年期の間
諸国民=神の民以外の者で正しいとされた者=羊
👉千年王国において「惑わされる民」と想定されるのは、「諸国民」であり、「神の民」ではない。天地創造の6000年間が完成し、未曽有の大苦難を経た神の民(白衣の大群衆)は十分に鍛えられ、もはや惑わされない。よって、サタンが封じられるのは、「諸国民」が惑わされることのないためである。
👉悪魔は、第七千年期の最後に解き放たれ、諸国民を惑わすことになっている。
黙示録 第20章本文
4 また見ていると、かず多くの座があり、その上に人々がすわっていた。そして、彼らにさばきの権が与えられていた。また、イエスのあかしをし神の言を伝えたために首を切られた人々の霊がそこにおり、また、獣をもその像をも拝まず、その刻印を額や手に受けることをしなかった人々がいた。彼らは生きかえって、キリストと共に千年の間、支配した。
5 (それ以外の死人は、千年の期間が終るまで生きかえらなかった。)これが第一の復活である。
6 この第一の復活にあずかる者は、さいわいな者であり、また聖なる者である。この人たちに対しては、第二の死はなんの力もない。彼らは神とキリストとの祭司となり、キリストと共に千年の間、支配する。
⚫︎4~6節 聖徒
【千年王国時代を治め裁く聖徒】
多くの座があり、そこに座っている者たちには、裁きを行う権威が与えられた。
【二種類の聖徒】
イエスのあかしをし神の言を伝えたために首を切られた人々の霊
獣をもその像をも拝まず、その刻印を額や手に受けることをしなかった人々
✅千年後=七日目の最後
黙示録 第20章本文
7 千年の期間が終ると、サタンはその獄から解放される。
8 そして、出て行き、地の四方にいる諸国民、すなわちゴグ、マゴグを惑わし、彼らを戦いのために召集する。その数は、海の砂のように多い。
9 彼らは地上の広い所に上ってきて、聖徒たちの陣営と愛されていた都とを包囲した。すると、天から火が下ってきて、彼らを焼き尽した。
10 そして、彼らを惑わした悪魔は、火と硫黄との池に投げ込まれた。そこには、獣もにせ預言者もいて、彼らは世々限りなく日夜、苦しめられるのである。
⚫︎7~8節 千年後、サタンは牢から解き放たれ、諸国民(ゴグとマゴグ)を惑わすために出て行き、戦いのために彼ら(惑わされる諸国の民=ゴグとマゴグ)を召集する。彼らの数は海の砂のように多い。
⚫︎9節 彼ら(惑わされた諸国民=ゴグとマゴグ)は、聖徒たちの陣営と愛された都を包囲した。すると天から火が下り、彼らを焼き尽くした。
👉彼らは肉的な死を遂げ、裁きの座で裁きを受ける(後述)。
⚫︎10節 彼らを惑わした悪魔は、火と硫黄の池に投げ込まれた。そこには獣も偽預言者もいる。彼ら(悪魔・獣・偽預言者)は永遠に苦しむ。
👉獣と偽預言者は、キリスト再臨時にすでに火の池に投げ込まれている(黙19:20)。
✅白い御座の裁き=死者への裁き
黙示録 第20章本文
11 また見ていると、大きな白い御座があり、そこにいますかたがあった。天も地も御顔の前から逃げ去って、あとかたもなくなった。
12 また、死んでいた者が、大いなる者も小さき者も共に、御座の前に立っているのが見えた。かずかずの書物が開かれたが、もう一つの書物が開かれた。これはいのちの書であった。死人はそのしわざに応じ、この書物に書かれていることにしたがって、さばかれた。
13 海はその中にいる死人を出し、死も黄泉もその中にいる死人を出し、そして、おのおのそのしわざに応じて、さばきを受けた。
⚫︎11節 大きな白い御座と座っている方を見た。地と天は御前から逃げ去り、跡形もなくなった。
⚫︎12~13節 死者は復活し御座の前に立っていた。数々の書、命の書が開かれ、自分の行いに応じて裁かれる。
👉7000年間に及ぶ期間におけるすべての死者に裁きが与えられる。
すべての死者は、死後、霊的には眠っている状態であったが、ここで目を覚まし、裁きの座の前に立つ。彼らにとっては、死後に眠り、目を覚ませば御座の前に立っているわけなので、死んですぐに裁きの座の前に立たされた感覚であろう。
彼らは、生きていた間の自分の行いに応じて裁かれる。神を知らなかった者や信じなかった者は、「御座の前に立つ」ことによって、ここで御座に座っている方(神)を見る(存在を知る)ことになる。
神を知らずに死んだ者も、ここで神を知り、生きていた時の行いと合わせて裁かれるのでしょう。
👉つまり、神を信じずに死んでしまった者にも、神を知り、神を信じるチャンスが、この時に与えられる。
この裁きは、肉の死から復活した者が、新天新地の住民としてふさわしいかどうかの裁きであるので、生きていた時の行いが良く、ただ神を知らなかった、信じられなかったという者にも信じる機会が与えられる。
キリスト再臨時(6000年の終り)においても、地上に生存していた者に現れることによって、すべての目はキリストを見たわけである。
黙示録 第20章本文
14 それから、死も黄泉も火の池に投げ込まれた。この火の池が第二の死である。
⚫︎14節 死と黄泉は、火の池に投げ込まれた。
👉このとき、「死」がなくなった。第七千年期中は、死が存在しており、死ぬ者がいる(イザヤ65:20)。
黙示録 第20章本文
15 このいのちの書に名がしるされていない者はみな、火の池に投げ込まれた。
⚫︎15節 命の書に名がない者は火の池に投げ込まれた。
👉7000年間の死者は、神の民と神の民以外に選別される。
➡️ピックアップ
白い衣の大群衆はどうなったのか?
白い衣の大群衆(黙7:9-10、13-17参照)
【ヨハネの黙示録 7章15-17節】
15 それだから彼らは、神の御座の前におり、昼も夜もその聖所で神に仕えているのである。御座にいますかたは、彼らの上に幕屋を張って共に住まわれるであろう。
16 彼らは、もはや飢えることがなく、かわくこともない。太陽も炎暑も、彼らを侵すことはない。
17 御座の正面にいます小羊は彼らの牧者となって、いのちの水の泉に導いて下さるであろう。また神は、彼らの目から涙をことごとくぬぐいとって下さるであろう」。
【コリント人への第一の手紙 3章16節】
あなたがたは、自分が神の宮であり、神の御霊が自分のうちに住んでおられることを知らないのですか。
【コリント人への第二の手紙 6章16節】
私たちは生ける神の宮なのです。神がこう言われるとおりです。「わたしは彼らの間に住み、また歩む。わたしは彼らの神となり、彼らはわたしの民となる。
大群衆は、生ける神殿であり、神に仕える神の民として、第七千年期を、キリストに牧され暮らす。
最終回➡️ ヨハネの黙示録 第21章-第22章
【黙示録】概観図
聖書の中でも難解と言われる「ヨハネの黙示録」の全体構成を図表化しました。全体図を視覚的に俯瞰することができます。
