黙示録解説 第17章_学習用レジュメ
ヨハネの黙示録の学習用レジュメです。
聖書本文とご一緒にご覧ください。
第17章概略
獣と大淫婦(大バビロン)の正体が明かされる
✅緋色の獣に乗る女
✅緋色の獣の正体・・・獣の意味
✅獣に乗る女=大淫婦の正体・・・女の秘密
ここから本編
【ヨハネの黙示録 第17章】
獣と大淫婦(大バビロン)の正体が明かされる。
黙示録 第17章本文
1 それから、七つの鉢を持つ七人の御使のひとりがきて、わたしに語って言った、「さあ、きなさい。多くの水の上にすわっている大淫婦に対するさばきを、見せよう。
2 地の王たちはこの女と姦淫を行い、地に住む人々はこの女の姦淫のぶどう酒に酔いしれている」。
⚫︎1~2節
七つの鉢を持つ御使のひとりが、大淫婦について語る。
その女は、多くの水の上に座しており、地の王たちはこの女と不品行を行い、地に住む人々は、この女の淫行のぶどう酒に酔っている。
「地」とは、世の宗教や価値観のこと。
「地の王たち」とは、世の宗教や価値観の先導者。
「地に住む人々」とは、世の宗教や価値観の中で安住している人々。
※海と地の解釈は、黙示録第13章を参照ください。
世の人々は、大淫婦が主導する世の宗教や価値観の支配者によって酔わされ、判断力が麻痺してしまい、その価値観の中で安住している。
黙示録 第17章本文
3 御使は、わたしを御霊に感じたまま、荒野へ連れて行った。わたしは、そこでひとりの女が赤い獣に乗っているのを見た。その獣は神を汚すかずかずの名でおおわれ、また、それに七つの頭と十の角とがあった。
⚫︎3節
ひとりの女(大淫婦)は、赤い獣に乗っており、その獣には神を汚す数々の名があった。また、その獣には、七つの頭と十の角があった。
👉七つの頭と十の角の獣(七頭十角獣)とは、黙示録第13章に登場した「海の獣」と同一である。
✅緋色の獣に乗る女
黙示録 第17章本文
4 この女は紫と赤の衣をまとい、金と宝石と真珠とで身を飾り、憎むべきものと自分の姦淫の汚れとで満ちている金の杯を手に持ち、
⚫︎4節
女は紫と緋色の衣をまとい、金と宝石と真珠で身を飾り、憎むべきものと、自らの淫行の汚れで満ちた金の杯を持っていた。
👉非常に高貴な装いで地上の富に満ちており、その富は不法(背信)によって得たものである。
黙示録 第17章本文
5 その額には、一つの名がしるされていた。それは奥義であって、「大いなるバビロン、淫婦どもと地の憎むべきものらとの母」というのであった。
⚫︎5節
女の額には一つの名があり、「大バビロン、淫婦どもと地の憎むべきものらとの母」というものであった。
👉大淫婦=大バビロン=淫婦と地の憎むべき者の産みの親
💡「淫婦」とは、
淫らな女であり、神と民との結婚契約を破綻させ、偽の神々との不倫と不品行に満ち、地上の人々を堕落させた張本人で、あらゆる不法(背信)の象徴である。
黙示録 第17章本文
6 わたしは、この女が聖徒の血とイエスの証人の血に酔いしれているのを見た。この女を見た時、わたしは非常に驚きあやしんだ。
7 すると、御使はわたしに言った、「なぜそんなに驚くのか。この女の奥義と、女を乗せている七つの頭と十の角のある獣の奥義とを、話してあげよう。
⚫︎6節
この女は聖徒(神のしもべ)とイエスの証人(神の民)の血に酔って気持ちよくなっている。
👉淫行女にたぶらかされた不法の民によって、神の民は迫害を受け、多くの聖徒たちが殉教(1世紀~17世紀)した。この女は、その者らの死による血に酔いしれている。
⚫︎7節
使徒ヨハネは、この女を見て非常に怪しんだ(驚いた)。
御使は言った「なぜ、そんなに驚くのか。この女の秘密と七頭十角獣の意味を話そう」。
👉この女の正体を知ったヨハネは、非常に驚いた。なぜか。まさかの正体だったからである。
✅緋色の獣(昔いた獣)の正体・・・獣の意味
黙示録 第17章本文
8 あなたの見た獣は、昔はいたが、今はおらず、そして、やがて底知れぬ所から上ってきて、ついには滅びに至るものである。地に住む者のうち、世の初めからいのちの書に名をしるされていない者たちは、この獣が、昔はいたが今はおらず、やがて来るのを見て、驚きあやしむであろう。
⚫︎8節
獣は昔いたが今はいない。やがて来るが滅びる。
地に住む者のうち、命の書に名が無い者は、驚く。
👉「地に住む者」とは、世の宗教や価値観に安住する者。
黙示録 第17章本文
9 ここに、知恵のある心が必要である。七つの頭は、この女のすわっている七つの山であり、また、七人の王のことである。
10 そのうちの五人はすでに倒れ、ひとりは今おり、もうひとりは、まだきていない。それが来れば、しばらくの間だけおることになっている。
⚫︎9~10節 七つの頭=七つの山=七人の王
👉七頭十角獣は、海の獣であるので、政治権力である。
・すでに倒れた5人の王
① 古代エジプト
② アッシリア
③ バビロン(新バビロニア)
④ ペルシア
⑤ ギリシア(マケドニア)
・今いる1人の王(1世紀当時)
⑥ 古代ローマ帝国
・まだ来ていないもう1人の王(1世紀当時)
⑦ イスラム帝国(オスマン帝国)
👉これらの王は、地理的なエルサレム(約束の地)を支配した王である。
黙示録 第17章本文
11 昔はいたが今はいないという獣は、すなわち第八のものであるが、またそれは、かの七人の中のひとりであって、ついには滅びに至るものである。
⚫︎11節
昔はいたが今はいない獣は、第八の王であるが、七人の中の1人であって、やがて来るが滅びる。
👉「八番目の王は七人のうちの1人」とは、古代ローマ帝国である。
古代ローマ帝国は滅んだが(BC27~AD476年)、神聖ローマ帝国(AD800年~1806年)としてよみがえった。
💡神聖ローマ帝国
神聖ローマ帝国という名の国は、当時も今も存在しないが、それは欧州に散らばる300以上の王国の国家連合であって、その支配は現在も続いている。英・米・欧・日を中心とする先進国(G7+EU)を表看板にして、表に出てこない隠れ貴族(偽ユダヤ)によって受け継がれており、彼らは、約束の地に偽の神の国(現イスラエル国)を建国し、今なお支配している。
英国(王室貴族)、米国(財閥貴族)、欧州(王族貴族)、日本(皇室財閥貴族)。これらの貴族は、すべて繋がっておりお仲間である。それらの支配や不正は、表情報では決して報じられない。なぜなら、報じるメディアも彼らの所有物だからである。
日本の皇室は、英国王室と勲章を贈りあう仲であり、欧州の貴族と繋がっている。

黙示録 第17章本文
12 あなたの見た十の角は、十人の王のことであって、彼らはまだ国を受けてはいないが、獣と共に、一時だけ王としての権威を受ける。
⚫︎12節 十本の角=十人の王
まだ王権を受けていないが、獣(八番目の王)とともに、一時だけ王として権威を受ける。
👉「十人の王」とは、
ロシア・中国を中心とする新興諸国(BRICS)であろう。BRICSは、G7+EUとは別の連合諸国である。
世界的な政治勢力が二分しているように見えるが、これら世界の国々でさえ、所詮、表の看板に過ぎず、すべて隠れ貴族(偽ユダヤ)が裏で支配しており、対立するのも、同盟するのも、シナリオ通りに遂行される。

七頭十角獣=八番目の王=G7+EU+BRICS
=世界的政府=【反キリスト】
※これが「獣の意味」であろう。
黙示録 第17章本文
13 彼らは心をひとつにしている。そして、自分たちの力と権威とを獣に与える。
14 彼らは小羊に戦いをいどんでくるが、小羊は、主の主、王の王であるから、彼らにうち勝つ。また、小羊と共にいる召された、選ばれた、忠実な者たちも、勝利を得る」。
⚫︎13~14節
王たちは一致して権威を獣(世界的政府=反キリスト)に委ね、小羊(イエスキリスト=真キリスト)に戦いを挑むが、小羊は打ち勝つ。
👉世界的政府である【反キリスト】は、ハルマゲドンで【真キリスト】に戦いを挑む。この詳細は、黙示録第19章で描写されている。
✅獣に乗る女=大淫婦(大バビロン)の正体・・・女の秘密
黙示録 第17章本文
15 御使はまた、わたしに言った、「あなたの見た水、すなわち、淫婦のすわっている所は、あらゆる民族、群衆、国民、国語である。
⚫︎15節
淫婦が座している水は「あらゆる民族、群衆、国民、国語」である。
👉「水」とは、諸々の民族、群衆、国民、国語、つまり「世界中の人々=諸国民」である。
人々を獣(世界的政府=反キリスト)が踏みつけ、その獣の上に淫婦(世の宗教と価値観)が座している構図である。
黙示録 第17章本文
16 あなたの見た十の角と獣とは、この淫婦を憎み、みじめな者にし、裸にし、彼女の肉を食い、火で焼き尽すであろう。
17 神は、御言が成就する時まで、彼らの心の中に、御旨を行い、思いをひとつにし、彼らの支配権を獣に与える思いを持つようにされたからである。
⚫︎16~17節
七頭十角獣(世界的政治権力)は、淫婦を憎み、みじめな者にし(身ぐるみはぎ取って)裸にし、その肉を食らって火で焼き尽くす。
みじめな者=権威はく奪、資産没収?
裸=秘密の暴露?
肉を食らう=肉の死?
焼き尽くす=神の裁き?
👉淫婦は、世界的政治権力によって、その秘密が暴露され、権威をはく奪され貧しい者とされ、大炎上の末に壊滅せられる。この詳細は、黙示録第18章で描かれる。
黙示録 第17章本文
18 あなたの見たかの女は、地の王たちを支配する大いなる都のことである」。
⚫︎18節
大淫婦は、地の王たちを支配する大いなる都である。
「地」とは、世の宗教や価値観のこと。
「地の王」とは、世の宗教や価値観の先導者。
👉宗教(宗教的文化・価値観)を支配する大いなる都と言えば、、、やはり、ローマにあるバチカンである。

つまり大淫婦とは、「ローマ教皇(ローマ・カトリック教会)=教皇権」であろう。
大淫婦=ローマ教皇(ローマ・カトリック教会)=【偽キリスト】
※これが「大淫婦の秘密」であろう。
➡️ピックアップ
バチカン(Wikipedia)
バチカンはローマ教皇によって統治される国家であり、カトリック教会と東方カトリック教会の中心地、いわば「総本山」である。

➡️ピックアップ
カトリック教会(Wikipedia)
ローマ教皇を最高指導者として全世界に13億人以上の信徒を有する、キリスト教最大の教派。その中心をローマの司教座(聖座、ローマ教皇庁)に置くことから、ローマ教会、ローマ・カトリック教会とも呼ばれる。
➡️ピックアップ
エキュメニズム(Wikipedia)
分裂したキリスト教の諸教派を一致させようとする運動を指す。また、キリスト教相互のみならず、より幅広くキリスト教を含む諸宗教間の対話と協力を目指す運動のことを指すこともある。

アブダビ宣言・クリスラム(キリスト教とイスラム教の融合)→
宗教同士が仲良くなるのは良いことのように思えるが、すべての宗教(価値観)が統一され、その元締めが獣で、その後ろで悪魔が操っているとしたら……すでに全世界は、悪魔の価値観の奴隷となっている……。
次回➡️ ヨハネの黙示録 第18章
【黙示録】概観図
聖書の中でも難解と言われる「ヨハネの黙示録」の全体構成を図表化しました。全体図を視覚的に俯瞰することができます。
