【管理職編⑪】管理職に必要な3Kって?②見ているのに見えていなかった話
管理職として大切にしたい3Kとは何か。
=20の流儀(第11回)
これまでの経験から、私は「3つのK」に行き着きました。
多くの会社や組織の管理職研修・会議の場で、何度も伝えてきた、いわば「鉄板のキーワード」です。
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「観察」できない上司は、判断を誤る
管理職に必要な3つのK。
前回は①「関心」について書きました。
気にかける姿勢がなければ、マネジメントは始まらないという話です。
ただし、関心を持つだけでは足りません。
見ているのに、見えていない。
今回は②「観察」について書きます。
第1章:見ているつもりが、一番危ない
「ちゃんと見ていますよ」
多くの管理職はそう言います。
数字も、進捗も、会議での発言も把握している。
でも、それは本当に観察でしょうか。
数字を見ることと、人を見ることは違う。
発言を聞くことと、状態を読むことも違う。
観察とは、評価を挟まずに状態を見ること。
ここが抜け落ちると、判断は静かにズレ始めます。
第2章:なぜ観察は難しいのか
観察が難しい理由は、能力不足ではありません。
理由は単純です。
私たちは、結論を急ぐ生き物だから。
・原因は何か
・誰の責任か
・どう改善するか
答えを急ぐあまり、私たちは無意識にラベルを貼ります。
「あの人は主体性がない」
「あの人は慎重すぎる」
「このチームは温度が低い」
ラベルを貼った瞬間、観察は止まります。
見たつもりになるからです。
第3章:観察とは「変化」を見ること
観察の本質は、結果だけを見ることではありません。
変化を見ること。
・以前より発言が減った
・相談が減った
・目線が下がった
・表情が硬い
小さな変化は、大きな結果の前触れです。
関心がなければ、この変化は目に入りません。
そして観察が浅ければ、誤った関与をしてしまう。
であれば、私は数字の奥にある状態を見よう、と思いました。
第4章:観察と監視の違い
観察と監視は似ていますが、まったく違います。
監視は、ミスを探す行為。
観察は、状態を理解する行為。
監視されていると感じると、人は守ります。
観察されていると感じると、人は安心します。
違いは、意図です。
「評価するために見る」のか。
「理解するために見る」のか。
ここが分岐点になります。
第5章:判断を誤る管理職の共通点
判断を誤る管理職には共通点があります。
見たいものだけを見る。
成果を出している人は優秀。
静かな人は消極的。
強く主張する人は主体的。
単純化は楽です。
でも、観察を歪めます。
観察とは、立体的に見ること。
そのためには、自分の思い込みを疑う勇気が必要です。
まとめ:観察は「待つ力」
観察には、忍耐が必要です。
すぐに結論を出さない。
「まだわからない」と保留できる。
これは簡単ではありません。
上司がもう一歩踏み込んで観察してくれたら、
メンバーはもっと大胆に挑戦できるかもしれません。
次回は、管理職の3Kその③について書きます。
おまけ:実はこれ、営業でも日常生活でも同じ!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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①数字より怖いものは何か知っていますか?
②メンバーの多くが自分より年上だったらどうしますか?
③自分の成功体験は一度忘れろ!
④相談されない上司には理由がある
⑤「信・認・任」が人を育てる!
⑥言動一致が信頼をつくる!
⑦任せると丸投げは違う!
⑧「ちゃんとやっているつもり」が危ない!
⑨「何も言わない部下」は納得しているわけじゃない!
➉管理職に必要な3Kって? ①関心編
⑪管理職に必要な3Kって? ②観察編
改めて、投稿しているシリーズを紹介させていただきます。
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💡「社会人になった我が子に伝えたい10のこと」
💡神社やパン屋さんの寄り道シリーズ
💡20年以上続けてきた毎週のメッセージ
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