見出し画像

2022年12月 冬の伊豆周遊②【峰温泉~下田河内温泉】

前回

10年ぶりに東伊豆を訪問。1年ぶりの静岡でのゆるキャン△聖地巡礼を実施し、かねてからの憧憬の温泉に念願の沈没を果たした。自分の好きな要素が幾つも盛り込まれた充実の1日を振り返る。

12/18 静岡県三島市~静岡県下田市

朝起きて窓を開けた

洗面所で歯を洗っていたら雲が晴れて富士山が姿を現した。冬晴れの富士山を見るのは健康に良い

寝るためだけに世話になった宿だったが、従業員も親切でとてもよかった。三島はもともと常宿があるのだが、ここもその1つに加わった

R136を大仁まで南下し、県道19号で伊東に出た。
大学時代にサークルの連中と来て以来、10年ぶりに立ち寄った「道の駅 伊東マリンタウン」は、日曜日ということもあって朝から大量の人間でごった返していた。当時は道の駅スタンプブックなど全く所持していなかったので、今回初押印

ここからはゆるキャン△オタクムーブ。約4000年前の噴火によって堆積した溶岩しぶき(スコリア)によって形成された「大室山

国指定天然記念物の為、徒歩での登山は禁止。リフトで登りましょう。

この日は快晴ながら、直立も儘ならぬほどの強烈な爆風。リフトは宛ら遊園地のアトラクションのような揺れを呈していた。勿論運行は中止

伊豆高原の住宅地エリアに店を構える「広井酒店」へ

「ゆるキャン△SEASON2」にて登場した酒屋のモデルなっている。入口には2021年に様々な企画が展開された「ゆるキャン△×静岡県」の幟が設置されていた

場所以外の情報を何も仕入れずに訪問したので、店内の半分がゆるキャン△グッズで占められていて驚いた。作中に登場する酒屋の飼い犬「チョコちゃん」を模した犬の置物が有った

もはや酒屋というより伊豆高原のゆるキャン△アンテナショップといって差し支えない

店員の女性に話を伺ったところ、現状の客層は殆どがゆるキャン△オタクの連中らしい。
「酒が飲めないのに訪問してくれたオタクを手ぶらで返すのも申し訳ない」と、関連グッズを充実させたそう。

この界隈では関連グッズの品揃えは随一だと言っていた。山梨の方でグッズの新商品が出ると、オタク共が情報提供してくれるらしい

富士錦酒造が販売する日本酒「池」。作中に「池池」という名称で登場しているが、広井酒店が酒造会社に製造を委託し、作中ヴァージョンの池池ラベルが登場。抜かりなく購入。大人リンちゃんデザインの買い物かごは気がついたら購入していた

公式サイトより引用

海沿いのR135を暫し南下し、河津町の峰温泉へ。「花舞 竹の庄」にて立ち寄り入浴

公式サイトより引用

1時間1000円。荘厳で絢爛なロビーに入って声をかけると、物腰柔らかな宿のお婆さんが快く受け入れてくれた

公式サイトより引用
公式サイトより引用

1階の内風呂及び露天風呂。少しだけ中を覗かせていただいた

SWを操作し、入浴中であることを知らせる装置。基本的には貸切スタイルだが、男性入浴中の時は他の男性客は入れるようです

自分が訪問した目的は2階の大正檜風呂

お婆さんは階段を登るのがだいぶきつそうだった。客室数は多いのだが実際に使用する部屋は4部屋に絞っているとのこと

凝った精巧な意匠の窓枠、大正レトロ感満載のモザイクタイル、襤褸さと美しさが共存しているかのような檜の浴槽。何もかもが刺さる絶妙な鄙び具合。いつか入浴したいとずっと思っていた

硝子のはまっていない窓枠も多く、実質半露天状態。温浴効果が高いからか長時間浸かっていられず、何度か縁に腰掛けて休憩したが、爆風が良い塩梅で屋内に流入してきて心地良かった

築90年の数寄屋造り建築。お婆さん(女将さん)曰く「ガタが色々来てるので、直し直しやってます」とのこと。庭に面したロビーや廊下の窓枠が新しめのものだった

「天井は……ナントカ造り。何だったっけ、忘れちゃった」と茶目っ気な語り口の女将さん。一般的には格子造り的な感じなのだと思うが、詳しくないので知らん

成分表

固めのゆで卵が作れるほど湯温が高い

下田市「道の駅 開国下田みなと」へ立ち寄り。海沿いの限られたスペースに建てられた何とも独特な構造の道の駅で、駐車の難易度が高かった

下田港とその魚市場に隣接している

スタンプ置き場にてなでしこ及びリンちゃんとの邂逅

この道の駅を訪れた真の目的、ハンバーガーショップ「Ra-maru」。ゆるキャン△登場シーンの抜粋部分が掲示されており、関連グッズの販売スペースがコンパクトながら設けられていた。なぜか喰い物ばかり売ってた

作中では「金目鯛バーガー」

金目鯛のフライとカマンベールチーズが特徴的な「下田バーガー」。少し甘めのソースで味のついたキンメのフライはなかなかの喰い応え

「道の駅 下賀茂温泉」のスタンプを回収後、下田市中心部に戻り「フードストアーあおき 下田広岡店」で買い出し。この日は素泊まりなので惣菜や酒などを仕入れた。「他県のローカルスーパーであたかも地元の人間であるかのように利用客に紛れて買い物をすることに悦びを感じる」を実施

陽が落ちる前に投宿。伊豆下田河内温泉「千人風呂 金谷旅館」

本館帳場。立ち寄り入浴も歓迎しているようで(大人1000円)、自分がチェックインの手続きをしている間にも数人の立ち寄り客が入ってきた

今回泊まったのは別館。本館から数十m歩くと、とてもシンプルな洋館が現れる

別館ロビー。謎に広い虚無な空間。卓球台とか置けそう

完全に温泉目的なので格安で泊まれるだけでありがたいと思っていたが、想像の2倍くらい広い部屋だった。普通のビジネスホテルみたいな部屋を想像していた

こちらより引用

まずはひとっ風呂。立ち寄り入浴を21時まで受け付けていることもあり、広い浴室内は数多の入浴客で賑わっていた。
迫力の千人風呂はやはり流石。最も深いところは水深1mほど。このキャパで源泉かけ流し、生半可な湯量では成し得ない

素泊まり夕餉。昨晩の豪遊出費の帳尻合わせ

夕餉の後は貸切風呂「一銭湯」へ。
受付から「入浴中」の札を持っていき、本館隣の小屋へ。2つある浴室のどちらかを選び、札を扉に掛ける

明治末期に作られたという、この旅館で最も歴史ある風呂。湯口から遠いほど湯温も下がり、体調に合わせて好みの温度で楽しめるのがとてもよい

賑わいが落ち着いてきた頃合いで簡単に館内徘徊を実施

練習(ネコ…った などを含む)はご遠慮願います

帳場から館内へと進む廊下の側にある待合室とピアノ。立ち寄り入浴客が相方の湯上がりを待つのに利用したりしていた

2ハンドル混合水栓が備え付けられた洗面台。静岡県沼津市内浦の架空の女子高校を舞台にしたスクールアイドルグループの奮闘と成長を描くアニメについてはあまりよく知らない

立ち寄り客の受け入れが終了した21時過ぎ、再び千人風呂へ。夕方入浴した時は気づかなかったが、宿泊者専用の入口扉があった

騒がしい大学生くらいの連中が居たので一旦千人風呂から撤退し、休み処で他の御老人客2人組と30分くらいディープな温泉談義をしていた。騒々しさに耐えて入浴するよりも遥かに有意義な時間であった。一旦部屋に戻って睡眠をとり、夜中また入ることにした

続く

いいなと思ったら応援しよう!