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ゆるく乗っかって起業7年目

なんだかんだで気づいたら起業して7年になるらしい。

7年って聞くとそこそこ長い年月な気もするけど、振り返るとなんかあっという間だったなあ。

そういえば最初のころは、六畳一間の事故物件に住んでて、ベランダもあってないような狭い部屋だった。


洗濯物を干す場所がなくて、部屋の隅っこ同士を紐でつないで、そこにTシャツとかぶら下げてた。

湿気が部屋にこもって、夜寝るときに「洗濯物の匂いが布団に移りそうだ」っていうくらいの狭さ。住めと言われれば今でも住めるけど、たいがいの人はあまりの狭さと不便さで生活できないと思う。

でも今はお風呂場に乾燥機がついてる。ボタンひとつで洗濯物がカラッと仕上がる。たぶん昔の自分が見たら「実家みたいなとこ住んでるやん」って少しビックリするんじゃないかな。

自分自身も、いつのまにか便利な暮らしに慣れちゃってて、「あれ、そういえば昔ってどうしてたっけ…」みたいに忘れかけてるところがある。まあ、人間の適応力って恐ろしいくらい高い。

起業7年目にもなると、いろんなことに慣れてきて、数字とかもさらっと扱えるようになってきた気がする。

でも別にストイックに頑張ってきたわけでもなくて、タイミングを見て「次はこれに便乗したらうまくいきそう」くらいのノリで乗っかってた。

そしてたら、気づいたらここまで来れたという感じ。努力するよりも何にベットするかはかなり大切だ。

昔から「成長すると、今は見えてない未来がその先に見えてくる」みたいな話は聞いてたけど、実際に自分で体験してみると「ああ、こういうことか」って妙に納得する。

だって7年前は洗濯物をどう干すかで苦戦してたわけで、今みたいな暮らしなんて想像すらできなかったから。  

そうやって大きく環境が変わったのは、やっぱりコロナ禍がでかかったと思う。

あの時期にオンライン化が一気に進んで、それに「チャンス」とばかりに乗っかって週10時間くらいで回るビジネスモデルをつくったら、意外とイケた。

どうせ半年くらいで元の生活に戻ると思っていたから、これは良くも悪くも大きな誤算だった。

とはいえ、リアルじゃなきゃダメだよね、みたいな空気が一気に消えたのは本当にありがたかった。

引きこもって仕事しても文句言われないし、このままトレーナーから完全リモートワークに移ってもいいかもと思った。場所を選ばないなら、部屋でダラダラしながら仕事してもいいじゃん、ってなる。

さらに、ここ1~2年でAIがやたらと使えるようになってきたのも面白い変化。

最初は「へえ、AIとチャットできるんだ、すごいね」くらいに見てたのに、いつのまにか仕事の相棒になってる。

資料作りからスケジュール管理や資料のチェックまでやってもらってる。

相談に乗ってもらってると、「人間よりすごい」とふつうに思ってる。たぶんここまでスムーズにビジネスの相談できて24時間レスポンスも早い人間って存在しない。

人によっては、考えることをサボってると思うけどだろう。けど、波に乗れるうちに乗っといたほうが圧倒的にラクだし、効率もいい。

自分で全部やるより絶対早いから、これはサボってるわけじゃなくて立派なスキルだと思うことにしてる。  昔はググるのはダメだったけど、今や当たり前になったように、「常識」になるんだろうなとみている。

そんなわけで、これからもなるべく頑張らずに「いい波が来たらありがたく乗る」ぐらいのゆるい姿勢でやっていきたいなと思ってる。

そういうちょっとした変化の積み重ねで、お風呂の乾燥機みたいな“ちょっとラクで豊かな暮らし”がどんどん増えていくんじゃないかな。  

なんだかんだで、人間って流れに乗っかって生きるものだし、そのほうが気楽だ。

そんなことをぼんやり感じる、7年目の冬。


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