快適であるだけなら、努力なんてしなくていい。
成功や幸福を求めているわけじゃない。
— なぁさん|しょぼい起業家 (@nst_nakata) January 9, 2025
ただ、快適でありたいだけ。
それは努力の対極にある「仕組み」で実現できる。
なぜ「快適」であることが大事なのか
ぼくが「成功や幸福を求めているわけじゃない。ただ、快適でありたいだけ」と発信したのは、「成果」や「幸せ」という抽象的なゴールを追いかけるより、日常のストレスや不便を取り除き、心地よい状態をキープするほうが、ぼく自身にとってははるかに大切だと感じたからです。
「成功」や「幸福」を目指すと、いつの間にか大きな目標を設定し、それに向けて努力を積み重ねる必要が出てきます。もちろんそれが生きがいになる人もいますが、ぼくの場合、長期間モチベーションを持続できるタイプではありません。むしろ、がむしゃらな努力が続くうちに疲れてしまうことがよくありました。
だからこそ、目指したいのは大げさな挑戦や過剰な努力ではなく、「ぼくが快適だと感じること」をベースに仕組みを組み立てるほうが、長く続けられますし、ストレスも少なくて済みます。
「成功」や「幸福」というゴールの罠
世間一般では「努力して成功をつかもう」「自己成長こそが幸福への近道だ」といったメッセージがたくさんあります。それ自体は決して悪いことではありません。ただ、いつのまにか「成功しなきゃダメだ」というプレッシャーがかかり、少しでもうまくいかないと自分を責めたり、現状に満足できなくなったりする人をたくさん見てきました。
• 自分が何をしたいのか見失う
「世間で言われている成功基準」に合わせようとすると、いつしか自分が本当にやりたいことや、心から望んでいることが見えなくなってしまうケースがあります。
• 大きな目標に疲弊する
大きなゴールを達成するには、それなりの努力や時間が必要です。モチベーションが続けばいいのですが、燃え尽き症候群のように燃料切れを起こしてしまうこともあります。
• 幸福のハードルが上がり続ける
目標を達成するたびに、「もっと高みを目指さなきゃ」という思考が生まれ、自分自身の幸福の基準がどんどん上がってしまうのです。その結果、達成しても次の目標に追われて安らぎの時間が短くなる、という悪循環に陥ることもあります。
こうした罠に陥りたくない、というのがぼくの正直な気持ちです。だからこそ「成功」や「幸福」をガツガツと追いかけるよりは、毎日をちょっと楽しく、ほんのり快適に過ごす方法を整えておきたいのです。
努力の対極にある「仕組み」とは
「仕組み」とは、ぼくが一度作ってしまえばあとは自動的に、あるいは最小限の手間で物事が進むようにしておくことを指しています。
もともとぼくは「努力でなんとかする(=脳筋パワーゲーム)」というのが好きでしたが、ことビジネスに関しては無理に頑張っても続かないし、ストレスがたまるだけ。それなら「苦労や煩わしさを減らす方法」を先に考えてしまおう、というわけです。
仕組みの具体例
• 家事の外注化や自動化
掃除ロボットや食器洗い機といった家電を活用したり、週に一度家事代行を頼んだりして、家事に使う時間を劇的に減らす方法です。「お金がもったいない」と感じるかもしれませんが、浮いた時間で好きなことをしたり、仕事で稼ぐ仕組みを作ったりするほうが精神的にも経済的にもプラスになります。
• 仕事のルーチン化
いちいち考えなくても回るように、毎日のタスクを仕組み化しておく。たとえば「朝はメール返信の時間、昼はクライアントミーティング、夕方は自分の学習タイム」と時間帯を決め、それを自動的にスケジューリングアプリが教えてくれるように設定しておくのです。こうすると「何をしよう」と迷う時間が減ります。
• 情報のフィルタリング
SNSやニュースアプリなどの情報源を整理し、自分が本当に必要とする情報だけを効率よく手に入れられるようにする。通知を切って自分から見に行くスタイルにしたり、RSSリーダーやキュレーションサービスを活用したりすることで、情報過多によるストレスを減らすことができます。
こういった仕組みを積み重ねていくことで、「努力」ではなく「自動的に回る仕掛け」によって快適な環境が保たれるようになります。気がつけば、やりたくないことを無理に頑張らなくても、自然に理想的な状態がキープされるのです。
読者の課題を解決する「仕組み」のメリット
「努力は嫌いだけど、快適に過ごしたい」「何度もチャレンジするけど、結局三日坊主になってしまう」という人は少なくないと思います。そんな方にとって、仕組み化は非常に有効なアプローチです。いくつかメリットを挙げてみます。
1. 継続のハードルが下がる
毎日コツコツ努力を積み重ねるより、一度仕組みを作ったほうが長続きしやすい。なぜなら、必要なのは最初の設計と設定だけで、そのあとは自動化や外注が回してくれるからです。
2. ストレスが減る
「あれをしなくちゃ」「これもやらなくちゃ」というプレッシャーが少なくなります。苦手なことを自分で抱え込まず、テクノロジーや他人の力を借りられるなら、積極的に活用すべきだとぼくは考えています。
3. 自由な時間が増える
面倒な作業が減ることで、ぼくらが本当にやりたいこと、あるいは何もしない時間をつくることができます。その分、休息にあてたり、趣味に没頭したり、学びに充てたりする余裕が生まれます。
4. 失敗した時の軌道修正がしやすい
全部自分で抱える場合、トラブルが起こると一から対応を考えなければなりません。でも仕組みを作っておけば、トラブル発生時に「どこが原因か」を特定して、システムそのものをアップデートするだけで済むことが多いです。
具体的アクションプラン:仕組みを作るステップ
仕組み化を進めるうえで、ぼくがいつも意識している流れをまとめてみました。
1. 現状の棚卸し
どのタスクが一番ストレスを生んでいるのか、どの作業が時間を取られているのかを洗い出します。「家事」「仕事」「情報収集」など、ジャンルごとに書き出すと把握しやすいです。
2. 優先度の決定
「自分が苦手または嫌いな作業」「時間がかかる作業」「誰でもできる繰り返し作業」の優先度を高め、これらを外注や自動化で潰せないかを検討します。たとえば、苦手な経理業務なら税理士やクラウド経理サービスを導入するなど。
3. 具体的な仕組みの導入
• 掃除ロボットや食洗機など家電の活用
• 定期的な家事代行サービスの契約
• スケジューリングアプリやタスク管理ツールで仕事のルーチンを可視化
• クラウドソーシングを活用して繰り返し作業を委託
4. フィードバックと改善
実際に仕組みを使い始めたら、定期的に振り返ってみます。「このサービスは本当に役に立っているのか」「使いにくいところはないか」などを確認し、必要に応じて変更やアップデートを行いましょう。
ぼく自身の体験談:疲弊から解放されたきっかけ
ぼくが仕組み化に目覚めたきっかけは、体調を崩した経験でした。ある時期、頑張りすぎて連日のように夜遅くまで仕事をしていたら、とうとうダウンしてしまったのです。しばらくまともに働けない時期が続き、同時に「これ以上頑張りを重ねるのは無理だな」と痛感しました。
そのとき初めて、どうすれば少ないエネルギーで日常を回せるかを真剣に考えました。そこで、できるだけ自炊せずに外食で済ませて買い物・調理・食器洗いの時間をなくしたり、洗濯物はコインランドリーで3~4日に1回まとめる。仕事はリモートツールを活用してできる限り外注に回したら、自分がやらなくていい作業がどんどん減っていきました。
最初は「こんなことにお金を使うのはもったいないんじゃないか」と思ったけれど、実際にはむしろ成果が上がったんです。なぜなら、ぼくが本当にやるべきことや、ぼくにしかできない仕事に集中できるようになったから。さらに余った時間でしっかり休めるようになったし、気分も安定しました。結果的に、以前よりも豊かに感じられる毎日を送れるようになりました。
まとめ
大きな成功や圧倒的な幸福を目指すのではなく、ただ快適であることを追求する――それがぼくのスタイルです。なぜなら、ゴールを大きく設定してしまうと、結果を出すために常に努力を続けないといけませんし、少しでもズレると自分を責めがちになってしまうからです。
• 快適であるためには、仕組み化が最強の味方になる
• 努力ではなく、一度組み上げれば自動的に動くシステムを作る
• 外注化やテクノロジーの力を借りることでストレスを減らし、自由な時間を増やす
こうして余裕が生まれると、結果的に幸福感も高まるし、小さな成功が積み重なっていくことに気づきました。ぼくらは「頑張らなくてはならない」わけではありません。むしろ「どうやったら頑張らずに快適にいられるか」を考えたほうが、長い目で見て豊かな人生を送れるように思います。
ぼく自身、まだまだ仕組み化を進めたい領域はたくさんあります。でも、その過程こそが毎日を快適にしてくれる原動力だと感じています。もし同じように「努力に疲れた」「目標達成に追われるのはしんどい」と思っているなら、ぜひ仕組みづくりを検討してみてください。一度作ってしまえば、あとは“ずっと快適”な状態をキープできるはずですよ。
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